鐘鬼

昔書いた『弱鬼』という小説の続編。

井伊直孝の嫡男直滋は、有能な人物として将来を期待されていたが、直孝は直滋には家督を譲ることがなかった。
そこには、井伊家だからかそ曲げてはならないモノもあったのだった。
父よりも伯父に憧れた、繊細な井伊直滋の物語です。

書いたのはもう7年前になりますが、今読み直すと内容に隆慶一郎さんの作品に影響されすぎた部分があり、反省しています。

もし記憶に始まりがあるならば、それは幼き身にとって余程の衝撃なのだろう。
靭負の記憶は、三歳の寒い日に伯父の膝の上に乗せられたところから始まっている。
 下から見上げている靭負に対し、伯父の井伊直継は目尻を下げながら語りかけた。
「そちの父上は、先の大坂での戦で大活躍であった」
 直継は、徳川家康の譜代家臣の...

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作品更新日 :
2018-09-16
文字数 :
16,732
閲覧数 :
164

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