雪が伝えた人形浄瑠璃

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あらすじ

滋賀県長浜市富田に伝わる人形浄瑠璃は天保6年西暦1835年に「阿波の国の旅回りの人形浄瑠璃一座」が大雪の為、この地に足止めされたと伝わっており。
その富田に伝わる、話を参考にしたものである。

決して裕福では無い村人と一座の心の交流、孫娘の幸せだけを願い、人形を操る祖父の人形使い、一座の娘は生まれて間もなく母親を亡くした、母親の顔も姿も知らない娘の事を不憫に思い、母親そっくりな人形を父親が彫った、その父親も娘が幼い時に亡くなり、娘にとってその人形は母であり、父親の娘を思う形見である、別れの時、若者の元に娘にとっては、大切な母を映した人形を置いて行く、若者は娘、恋しさ一心でその人形で娘の仕草を真似した。
もう一度あの娘に会えるのだろうか、人形は娘の身代わりだろうか。

作品更新日 :
2019-02-15
文字数 :
17,606
閲覧数 :
1,196

目次

元野 敏

元野 敏

プロフィール

みんなの感想 1件のレビュー

  • 古橋 童子

    旧びわ町富田の、富田人形は、とても有名でいつか観たいと思っているものです。あまりに近いのでいつでもと思ってしまい、今まで観に行けていません。
    その起源のお話とは、とても興味深く読ませて頂けました。臨場感があり、その場の情景が容易に想像できます。人形浄瑠璃を観たことさえあれば、もっと想像に...色が付いただろうと思うと、自分の無知さに歯がゆい限りです。
    若干の文章の粗さが気になったので星は控えさせて頂きますが、物語の骨格に対してこちらにて。
    ☆☆☆☆☆

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