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あらすじ

小谷山の麓にある西池は平成二十二年に日本溜池百選に認定された。毎年秋になると北から様々な渡り鳥が渡って来る。中でも大ヒシクイという雁は有名である。真治がカメラを構え雁の初飛来を狙っていると横から見知らぬ男が声をかける。それは六十五年も昔の戦時中、大阪から学童疎開で来ていて真治と友達になった雅彦である。子どもの頃、可愛いかった雅彦は面影もないほど大きな男になっていたが、懐かしさが込み上げ二人は近くの料亭に行き昔を偲び語り合う。当時、地元の人は疎開してきた児童にとても優しくしていた。とくに真治は雅彦と気が合い、よく遊び話し合ったが、都会の子と田舎の子では考え方も大きく違うこともあった。昔を懐かしく語り合い、明くる朝また西池に来ると多くの雁が初飛来した。雅彦は感動して帰って行った。ふた月程して一通の手紙が届き物語は意外な方向へと展開してゆく。

作品更新日 :
2018-11-22
文字数 :
18,227
閲覧数 :
160

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おさみ

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みんなの感想 1件のレビュー

  • 古橋 童子

    5.0

    この時代を体験されているか、よほどよく調べられた方でなければ書けない作品です。
    昔を語っていた祖母の面影と声を思い出しながら読ませて頂きました。

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