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あらすじ

椎名マリエは旅に出た。
受け入れがたい現実と向き合うために、あてのない旅をしていた。
そんなとき、旅路で出会った写真家から一枚の風景写真をもらった。
その写真に写る景色は美しく、マリエはその場所を旅の終着地にすることに決めた。
―滋賀県長浜市。
そこに写真の場所はあるという。
マリエはバイクを走らせ、一路長浜を目指す。
全てを終わらせるために・・・。

作品更新日 :
2018-11-29
文字数 :
15,542
閲覧数 :
53

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いなほかえる

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みんなの感想 2件のレビュー

  • カバかもん

    4.0

    なぜSFを織り交ぜてしまったのでしょうか。

    細やかに心情を描き続け、どうしようもない現実にぶち当たり、それでも生きていく主人公の苦悩を、超展開で解決するのは本当にもったいない。
    それが『長浜だから起きた出来事』だったり、事前に伏線が張っていれば良かったのですが……

    例えば芸能の神様・...弁財天が登場してきたので、同じく竹生島に祀られている『観音さま』を、姉妹として登場させるというのはいかがでしょうか?
    観音様は『病気平癒』のご利益があり、古典浄瑠璃『壺阪霊験記』において盲目の男の目を神通力で治しています。
    また竹生島は西国三十三観音の内の三十番目の札所です。
    湖畔で歌うマリエの美しい声に惹かれて弁天が観音を連れて聴きに行き、観音が竹生島の祈りの歌、御詠歌を歌うと、マリエもそれに合わせて三者のセッションが始まる。
    歌い終わると神々は満足し、美しい歌と祈りのお礼にとまじないをかけ、マリエの喉が奇跡的に治っていく。
    という展開だと、より長浜らしさを演出できたように思います。

    僕も竹生島の弁財天が、アーティストとしての道を諦めようとしている男を手助けする、という話を書こうとしていましたが、このコンクールの間には間には間に合わないと思い、別の作品を描きました。
    ですからこの作品を読んで、
    「うわーっ、先を越されてしまった!」と
    悔しく思いました……一本取られた感じです。

    読む人を別世界に誘ってくれる、竹生島の魅力をより引き立ててくれる、また挫折し、立ち直れないぐらいに傷ついた人に寄り添ってくれるような素敵な作品だと思いました。

    長文失礼しました。

  • 髙木 大地

    4.0

    次々流れていく風景と、自分の命を燃やし尽くさんとするマリエの儚さがリンクして、静かな気持ちで感動に浸ることができました。
    声を失ったシーンで終わっている方が私の好みでしたが、これは単に好みでしょうし、より幸せな結末を確認できるこのエンディングも楽しめました。

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