部屋の中には、轟音が鳴り響いていた。
 壁を叩き、畳を踏み鳴らし、襖を破り、照明が点滅する。室内で起こりうるあらゆる騒音は、何十人もの人間が馬鹿騒ぎに耽っているようだった。酒に狂った宴では稀に見られる事態だが、隣近所からクレームの一つも入っていておかしくない状況である。
 だがこの室内にはたった一人の男しかいない。
 それも静かに中央に座したまま、苦い笑みで虚空を見上げているばかりだった。
 男の髪は白く長く、明らかに脱色した様子でバサバサと乱れている。時に家財道具すら空を飛び交うその場所で、男――渋谷はただ頷いていた。
「まぁ急なことですし、こういう事態になるとはなかなか考えないですもんねぇ。どちらに非があるってもんでもないですから、できるだけ落ち着いて話し合いを……」
 その声を聞く人間は誰もいない。
 しかし務めて穏やかに語られた言葉に反応するように、室内のテーブルがガタガタと派手な音を立てた。
 直後、部屋全体が大きく軋み始める。
 さらに床間に飾られていた壺が盛大な音を立てて粉砕されると、渋谷はあちゃあと呟いて頭を掻いた。
「こりゃ俺じゃダメだな……」
 治まらない異常を見回し、ちょっと失礼しますと断ってから部屋を出る。誰もいない室内からは派手な音が聞こえ続けていた。
 襖を閉めて一度大きく息をついた渋谷を、待ち構えていた若い女性が不安げな表情で出迎える。
「中から凄い音がしているのですが、一体……」
 事態を把握できない人間からすれば、無人の室内で音がするだけで充分不気味である。
 それを理解した上で、渋谷はへらりと眉尻を下げて見せた。
「すんません、心配ですよね。中の物、かなり壊れたりなんだりしてるんですが……大丈夫ですか?」
「えぇ、こちらの部屋の物で破損して困るような物はなにも……」
「そりゃ良かった。なんとか仲裁しようと思ったんですが、俺一人じゃどうにもならなさそうなんですよ」
「仲裁?」
「はい。中の様子ご覧に入れますんで、ちょっとだけ俺の手、握ってもらえますか」
 手を差し出すと、恐る恐ると白い指先が触れる。
 態度や口調など極力穏やかにしているつもりだが、髪を白く脱色しているというだけで周囲からどう評価されているか、渋谷は理解していた。
 同世代や年下からは威圧的に見られ、年上からも煙たがられる容姿である事を分かった上で、自分から動くことはせず、じっと待つ。
 やがてそれが遠慮げに握られたのを確認すると、渋谷は静かに襖を開いた。
「――っ!」
 思わず声を上げそうになり、女性はそれを飲み込む。
 室内では、体の透けた初老男女が激しい口論を繰り広げていた。
「お父さん、お母さん……!!」
「そうです。一ヶ月前に事故で亡くなられた、ご両親です」
 涙声になった女性を気遣い、平静を装って応える。
 渋谷は大阪に事務所を構える神仏心霊専門の相談業者「カタヅケ屋本舗」の一員だ。
 昔から霊感が強く、自分が霊を見、聞き、触れるばかりでなく、他人に触れることでその感覚を一時的に貸与することができる。
 滋賀県長浜市に居を構えるこの家は、聞けば江戸中期から続く旧家らしい。先々代までは地元の大地主としても名を知られており、政界にも関わった名家と聞いた。
 そこに二週間ほど前から急に、派手なポルターガイスト現象が頻発するようになったということで相談を受け、原因究明のため渋谷が来訪したわけだ。
 女性は、まさか葬式も済ませた両親を目の当たりにするとは思ってもいなかったらしい。手を握る指先が震えているのを知り、さてここからの説明が大変だと、渋谷が息を吸い込んだ時だった。
 ひときわ大きな音を立てて、畳が裂けた。
――さっき言ってらっしゃったでしょう、どちらのせいでもないって! なのにあなたはいつもいつも、私にばかり責任を押しつけて……!!
――お前がしっかりしとればこんなことにはならんかったと言ってるんだ!
――ご自分はどうなんですか! 死んでまで私を追い詰めて!
 怒声が衝撃波となって、室内をけたたましく踊らせ続ける。
 その惨状に我に返ったのか、それとも再会の感動すら途端に消し飛んでしまったのか。女性はしばし愕然とした後、苦悩の声を漏らした。
 その呻きに、気分を害しただろうかと渋谷は慌てて背を支える。
「すんません、ちょっと刺激が強すぎましたか」
「いいえ、こちらこそごめんなさい。呆れて物も言えなくなっちゃって……」
 言葉通り、女性は眉間を押さえたまましばらく黙り込んでしまう。
 その後ゆっくりと顔を上げたかと思うと、真剣な眼差しが渋谷を見返した。
「簡潔にお答えいただけるとありがたいのですが、……家の中の怪奇現象はつまり、両親の口論が原因というわけでしょうか」
 女性の声には、押し込められた怒りが滲み出ている。
 もちろんそれが自分に向けられた物ではないと分かってはいたが、それでも標的が己であるかのような居心地の悪さに、渋谷の返答が濁った。
「あー……そうです。不慮の事故で亡くなったとはいえ、遺言書を作っていなかった点を後悔なさっているご様子で。その非を巡って口論している結果、余ったエネルギーがポルターガイストを引き起こしている、という形……ですね」
「本当に、お恥ずかしい限りです」
 深々とした礼が返る。
 表情は見えずとも、彼女が今どんなに唇を噛みしめているのか目に浮かぶ声色に、渋谷は自分が帰路についた後の状況を思い、目を泳がせた。
 普通の人間には霊は見えず、聞こえず、触れない。しかし霊の立場からすれば、特殊な条件が揃わない限り触れられはしないが、見聞きすることができる。
 自分達の存在をまるで気付いていなかった娘に存在を知覚されることは、夫婦にとって喜ばしいことのはずだ。だがその途端、激昂を買うことになってしまった事実に関しては、僅かながら同情せずにはいられなかった。
 夕暮れの長浜は、薄茜に染まってなんともノスタルジックな表情を魅せる。
 夕焼けは人を振り返らせると言っていたのは、確か幼馴染みが見ていたアニメ映画のキャラクターだ。サブカルチャーに明るくない渋谷でも、一緒に泣いてしまった記憶が蘇る。
 夕陽が美しく描写された映画だったと思い返しながら、ただでさえ郷愁誘う町家の並んだ長浜をぼんやりと眺める。
 木造家屋、かつての日本の香り。朱色が差し込むこの光景は、確かに人を振り返らせる効果があるのだろうと恍惚とさせた。
「このたびは遠いところをご足労いただき、本当にありがとうございました」
 門前に見送りに出てからも、女性は再度深く腰を折っていた。
 怪異の原因が判明した感謝をしつつ、両親の愚挙を恥じているらしい女性は未だ悩ましげに眉根を寄せる。
「頻発する怪奇現象に困り果て、噂に聞いたそちら様にご相談させていただいたのですが、まさかあんな些事で両親が争っていたなんて思いもよらず……。よそ様に恥ずかしいところをお見せしてしまい、本当に申し訳ないです」
「いや、よくあることです。人は魂だけだと胸の内を隠せなくなるようで……亡くなられた方が大人しいお人柄だったならなおさら、お身内の仕業だとは思われない場合が大半です。気に病まれないでください」
「そう言っていただけると救われます」
 また一つため息を落とす女性に、苦く笑う。
「とにかくお二人には、今は少しでも離れて落ち着かれるようお願いしました。再度申し上げますが、ご両親からはこちらの言動がすべて見えてます。異論なく相続も済んでいるとのことでしたし、四十九日までに相続人の皆さんで集まられて、現状に不服はないことを伝えてあげてください。納得なさるはずです」
「はい、早急に。――あの、渋谷さん」
「はい?」
「散々ご迷惑をおかけした後で恐縮なんですが、もう日も暮れます。わざわざ大阪からお越し頂きましたし、よろしければ今日は当家にお泊まりに……」
「ありがとうございます、嬉しいです」
 申し出に、にこやかに頭を下げる。
「でもすんません、今日中に木之本へ行く用事があるんですよ。先方が旅館をやってらっしゃるんで、今晩はそちらでご厄介になる予定です。甘えたいのは山々なんですが、またの機会に是非お邪魔させてください」
 どうやら女性は、渋谷が考えている以上に恥じ入っているらしい。特に身内の痴話げんかが騒動の原因だった場合、少しでも好印象を残そうと宿泊を勧められるケースは少なくなかった。
 必要以上に恐縮した様子の申し出を、失礼にならないようにと言葉を選びつつ辞退する。
 この場合、できるだけ辞退するのが「カタヅケ屋本舗」のルールだった。
 実際この後、木之本のとある宿まで行くことは決定しているため嘘ではない。
「またなにかあればいつでもご連絡ください、大阪から長浜ですし、二時間もあれば駆けつけます」
 へにゃりと表情を崩し、引き止められる前にと一歩後退する。
「神仏心霊、およそヒトの仕業と思えない案件は、いつでもカタヅケ屋本舗にご相談ください」
 言い置き、頭を下げて踵を返す。
 次の電車までおよそ三十分。
 夕焼けに染まる街並みを楽しみながら、渋谷は駅前スーパー内のカフェでの休憩を楽しみに、鼻歌交じりに足先を跳ねさせた。

  □  ■  □

 ガタンガタンと規則的に揺れる電車は、疲れた人間にとって揺りかごでしかない。
 車窓の向こうを釣瓶落としの早さで沈んでいく夕陽を眺めながら、渋谷は這い寄る睡魔を追い払おうと奮闘していた。
 目的の宿がある木之本へは長浜駅から四駅。乗り過ごしを防ごうとする緊張を緩めてしまう、絶妙な距離だった。
「んー……他人の怒鳴り声とか怒りの感情って、向けられた本人以外もこんなに疲れんのなんでなんだろな……」
 一つあくびをし、重くなるばかりのまぶたをまばたかせる。
 出庫したばかりなのか、車両内の暖房もほぼ感じない。陽が落ちるにつれ足下から忍び寄る寒さが、なおさら睡魔を手強いものにしていた。
「ここで寝たら絶対寝過ごす……起きろーおれー……」
 小さく自分を叱責してみせるが、その効果は一向に現れない。
 やがて意識は現実と夢想の行き来をはじめ、気付いた頃には前日の昼、単独出張が決まった際のやりとりが頭の中で繰り返されるようになっていた。
――今回は長浜からの相談か。良い所じゃよ、四季折々に表情を変え、そのすべてが美しい。難しい案件でもあるまい? 今回は渋やん一人で行っておいで。
 事務所の代表である禿頭の好々爺は微笑んだ後、思い出したように机の引き出しを漁り始めた。
――申し訳ないがな、ついでに少々足を伸ばして、木之本のとある宿まで使いを頼まれてくれんか。これをな、交換してきて欲しいんじゃ。なに、駅から送迎を頼んでおくから心配はいらん。宿泊の手配もしておこう。
 しわがれた指先が差し出したのは、片目を瞑ったカエルの置物だった。手に平に収まるサイズでなんとも愛嬌がある。
 交換ということは不良品かなにかなのか。
 渋の字だけズルいと叫んだ同僚兼幼馴染みに無視を決め込み、カエルを手に取った瞬間だった。
 それはぐぐと頭だけが大きくなり、渋谷の眼前で巨大な口を開いてみせる。
 突然眼前に開けた深淵に、驚きも過ぎて声を上げる余裕もない。その間にも視界は暗い腔内に侵食されていき、やがて闇しか見えなくなっていた。
 あぁ、これはまずい。
 まさかこのまま飲まれるかと思った瞬間、電車のアナウンスが鼓膜を揺らした。
「ご乗車、ありがとうございます。次はー、木之本。木之本です」
「……ッ!」
 思わず飛び起き、周囲を確認する。
 幸いボックスタイプの座席では、悪夢に飛び起きた姿をほかの客に見られた様子もない。
 二重の意味で胸をなで下ろしつつも、渋谷は寝起きで痛むこめかみを押さえ、よろよろとホームへ降りた。
「ビビったわー、さっきの夢……」
 夢を見て飛び起きるなんて何年ぶりだと独り言を漏らし、改札を出る。
 陽は完全に沈み、夜の帳が空を覆う。古くからの宿場町のはずだが、どうやら駅前には店屋が乏しいらしく、目につくのは民家ばかりだ。
 せめてもう少し早くカタヅケが済めば、噂に聞くサラダパンの店まで散策もできたはずなのにと肩を落とす。
 そこで、じっと渋谷を見る視線に気づき、表情をゆるりと引き締めた。
 明らかに人間ではなさそうだが、その気配は人間に近い。
 静かに振り向けば、愛想のいい笑顔を浮かべた俥夫が立っていた。
「カタヅケ屋の渋谷さんって、お客さんっすか?」
 ニコニコというよりも、ニヤニヤといった方が正しい笑顔だった。
 しかしそれは決して心情に裏があるわけではなく、純粋な顔立ちからくるものらしい。細く吊り上がった目とにんまりとした口元は、イタチかキツネを思わせる。
 それを理解した上で、渋谷は胡散臭そうに顔を顰めて見せた。
「そうだけど――お兄さんが送迎の人?」
「ですです! あーよかったぁ。しらがのヒトって聞いてたんで、どんなじーちゃんが来るのかと思ってたんですよぉ!」
 ケタケタと笑い飛ばす俥夫に、どうやら悪いモノではないらしいと目を丸める。
 ただ言葉の中にあった『しらが』という表現にはぴしりと身を固め、渋谷の眉間に渓谷が刻まれた。
「……しらがっつったの、若い男の声だった?」
「え、そっすね! めっちゃガラ悪そーに見えるしらがの人って教えてもらいました!」
「そっか、ありがとう。戻ったらそいつは一発殴ることにする」
「んん!? なんか俺、言っちゃダメなこと言いました!?」
「強いて言うなら、若い客にはハゲとかしらがとかあんまり言わねー方がいいと思う」
「ちっす、覚えときます!」
「あとめっちゃガラ悪そうって、ガチでガラ悪い人に言ったらぶん殴られると思うからやめとけ」
「ちぃっす!!」
 敬礼して了解を示してみせるその頬に、ピンピンと跳ねるものが見える。
 それから極力目を逸らしつつ唇を尖らせた渋谷に、俥夫はまたニヤニヤと笑みを見せた。
「ささ、そんなこたさておき俥にどうぞ。御用の宿までぁ、これに乗りゃあピュンです」
 案内されたのは、駅舎の傍に駐められていた人力車だった。
 駅前は、およそ閑静な住宅地。木之本が由緒ある宿場町と言ったところで、現在人力車を使用するなら、長浜駅付近のほうがよほど似合うというものだ。
 明らかに場違いとしか言いようのないそれに、渋谷は苦笑して見せる。
「この辺りでこれは目立ちすぎるだろ」
「あ、やっぱそう思います? 前から言われちゃいるんですが、車を使おうにも、俺ぁ機械にゃ弱いんですよ。なんせこちとら、カワウソの妖怪なもんで」
 照れくさそうに笑う俥夫の小鼻横から、今度は遠慮なく髭が生える。
 一目見たときから化生の類いだろうと気付いてはいたが、こうまで簡単にバラしてもいいものだろうかと逡巡した。
「カワウソなんて、もうそうそういないだろ。お兄さん何年生きてんの」
「年ッスか! 数えてないんで忘れましたけど、長浜の偽人力車って結構有名だったんすよー。知りません? タバコの煙でカワウソに戻っちまうって話」
「……や、聞いたことねーけど、マジで大丈夫? そんな簡単に人に弱点教えていいもんなの? 秘密じゃねぇの?」
「あ、ですねー! でも大丈夫ですよ! お客さん、カタヅケ屋の人でしょ?」
 再度笑い飛ばしてみせる男の側頭部には、すでに丸い耳までが生えている。
 楽観的と言うべきか脳天気と言うべきか、自分がカタヅケ屋だというだけであけすけに正体を晒す男に、渋谷はいささかの不安を覚えた。
 上司である本田がわざわざ使いを頼むからには、普通の宿ではないだろうと思っていた。しかし送迎担当がすでに妖怪である事、さらにほぼ危機感がなさそうなところから、なんとなくハラハラしたものを感じてしまう。
 ただ、考えているばかりでは用事を終わらせることもできない。
 渋谷が仕方なく俥に乗り込むと、男は膝上に赤いブランケットを掛けた。こうなると存外に乗り心地のいいそれに悪い気もせず、宵闇迫る木之本宿の風を受ける。
 長浜での晩秋の気候は、他地方の冬と変わらない。
 寝起きということもあるのか不意に駆け上がった震えに、せめて目的地が暖かである事を願わずにはいられなかった。

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