雪の季節

 神無月春永は娘とスキーをするために雪山を登ったが、コースを外れ遭難してしまう。見つけた山小屋で死にかけたとき、餌として食らいにきた雪女に助けられた。誰にも言わないという約束をして。
 2年後、春永は雪江という女性と再婚し、幸せな毎日を送っていた。

*以前投稿したものを改稿しました。

 真っ白な雪が降る山を、雪女は登っていた。
 服装は白地の着物だ。薄い紫の帯を胴部に巻きつけ、白足袋に草履で、柔らかな雪の道をシャナリシャナリと歩く。目指しているのは山小屋だ。
「ん?」
 丸太で建てられた濃茶色の小屋が見えてきたとき、なかに気配を感じた。
 いる。獲物が。
 ペロリと唇をなめる。ごちそうに、喉が鳴る。...

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作品更新日 :
2017-02-26
閲覧数 :
289

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因幡雄介

因幡雄介

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