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あらすじ
長浜市出身の主人公・久保遙は、同級生の松木眸、宮本彩香とドラゴン事業所に就職した。伸び悩みが指摘される長浜観光の活性化を期し、65歳のドラゴン・横田龍一を代表とするのがドラゴン事業所である。風変わりな入社式の中で、ドラゴンはユニークなデザインと味付けを施したお好み焼・【ながはま焼】を商品開発し、行列が出来るほどの大人気作になったが、隣接他県の魅力ゆえに、長浜への来訪者が伸びなくなった。危機感を抱いたドラゴン事業所は、敦賀と西濃エリアに視察に行く。遙は西濃エリアに行き、そこで観光地をスポットどうしの平面的なつなぎ合わせではなく、立体的な構図の中で活かされていることに目を見張った。遙とドラゴンの思いが一致した事業所は、「聖(せい)供之地(くのち)」と呼ばれる富永荘をパワースポットとして売り出し、多くの人を引き寄せることに成功した。今後、長浜市は、益々の集客力が見込めると遙とドラゴンは確信した。
- 作品更新日 :
- 2018-09-25
- 文字数 :
- 19,803
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