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あらすじ

長浜・魚屋町山組世話役の糸屋惣右衛門は、古くなった曳山まつり・鳳凰山(ほうおうざん)の見送幕に代えて、他町の町衆が羨むような見事な見送幕を新調したいと思い悩む。そこへ、数奇な運命を辿って200年前に遥々ベルギーから日本に渡ってきたタペストリー購入の話が持ち上がる。そのタペストリーは、ベルギーの職人ニケイズ・アエルツが制作し、仙台藩士支倉常長がスペインから持ち帰った5枚組のうちの1枚で、仙台藩主伊達政宗から徳川2代将軍秀忠に献上されたものであった。
京都の巻物問屋壺屋七郎兵衛との間での様々な売買交渉を経て、ようやく売りに出された2枚の見送幕のうちの1枚を購入することに成功した惣右衛門は、鳳凰山の後ろを飾るに相応しい見送幕を手に入れて天にも昇る思いだった。
今、私たちが曳山まつりでこの貴重な見送幕を見ることができるのも、糸屋惣右衛門らの苦労と活躍とがあったからである。

作品更新日 :
2018-11-27
文字数 :
19,988
閲覧数 :
926

目次

豊島 昭彦

豊島 昭彦

プロフィール

みんなの感想 1件のレビュー

  • 古橋 童子

    5.0

    読み応えタップリの曳山の歴史。毎年の見物人の多さからちゃんと観たことがないので、このお話を読んで、もちろん子ども歌舞伎はちゃんと観るべきだけれど山も細部まで眺めたくなりました。
    歴史的財産はいろんな人々の技と努力の結集なのですね。

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