Novel
SF
懐いてしまった
- 作者
- 津嶋朋靖
地球を巨大隕石から守るという目的でМDS(隕石(メテオ)防御(ディフェンス)システム)が作られた未来世界。ある日、哨戒衛星が地球衝突コースに乗った小惑星を発見。ラグランジュ第二ポイントに設置されたレーザー衛星の要員に迎撃命令が下った。レーザー攻撃により小惑星の軌道は衝突コースから逸れて、地球は救われたかに見えた。 だが……
究極防御兵器
- 作者
- 津嶋朋靖
核兵器を無効化する装置が開発され、日本中に配備された。 核の恐怖から解放されたと思われた日本に核ミサイルが発射される。 早速、装置を稼働させてみたが思わぬ事態が……
プラスチックイーター
- 作者
- 津嶋朋靖
親の家を相続した男は相続税を払うために土地を物納することになった。 そのためには家を壊して更地にしなければならないのだが、単結晶炭素繊維強化プラスチックで作られた家は簡単に壊せない。
電波拾い
- 作者
- 津嶋朋靖
ワームホールによる宇宙旅行が実現し、恒星間文明圏を形成しつつある未来世界。 零細ワームホール業者の黒丸時空株式会社はもう何年も赤字が続いていた。開くワームホールがクズ穴ばかりなのだ。そんなある日、井上という老人が会社を訪れ、ワームホールを借りたいと申し出る。 いったい井上氏はなんの目的でワームホールを借りるのか?
ライフ・オブ・シャード残酷な表現含む+
- 作者
- 音無 陽音
西暦が2034年で終わった世界。 幾度となく繰り返された大戦によって世界は砕け 人類は衰退と繁栄を繰り返しながらこの地球で生きていた。 虐殺、破壊、略奪……混沌とした時代が続いたが、誰かが言い出した。 『自分たちが希望を持たなければ、いつか世界は閉ざされてしまう』 それから数十年後。 EU(ヨーロッパ連合)を母体としたエイシア連邦政府主権のもと 世界に光という名の秩序がもたらされた。 そして地球連合が樹立され、人々は再出発を誓い年号を「再編歴」とする。 これは国家や思想、宗教・人種を越えて紡がれる 少年少女たちの試練に満ちた、それでもどこか優しい物語。
天つ乙女と毛獣(SS No.2)
- 作者
- awa_sirius
Spring Story.0002 旅立ちし乙女 オオグラの池にて 場所は変わり、宇宙に広がる無限のパラレルワールドの一つ。 そこには、人間のいる銀河系と対をなす世界、そして太陽系と同じ、かつ人間に瓜二つの知的生命体の存在する惑星が存在した。 惑星は、そこに住む知的生命の人間から、天つ神と八百万の神が住まうという意味の「アマツホシ」とよばれ、広くてターコイズブルーの宝石のような大海原、そしてアキツカミシマ・アキツノシマ・エヒメノシマ・ツクシノシマの四つの列島を中心として周辺に数多の群島が存在し、七つの国に分かれていた。 そのうちのひとつ、アキツシモジマの中部付近に、タキリの拉致および地球侵攻をたくらむヨモツ国があった。 ここの国の支配者は、ミタマとよばれる国王、そして館山にてタキリの目の前に姿を表した王妃のクイーンの二人であるが、これは表向きのもの。 実際には、その下に仕えるハイドが国王・王妃に代わり、ものごとなどを決める傀儡国家そのものである。 また、他国との同盟などの連携を嫌い、そのうえ、無理難題を突き付けるがゆえ、周辺国から経済的制裁を課され、つねに物資が不足していた。 そのため、積極的に戦争という喧嘩をふっかけ、技術やものを強奪する人の道からはずれたあくどい国家でもあった。 さて、まばゆいばかりの太陽がりんごあめのごとく赤くなって沈み、紺色の夜空にきらきら
アンリミテッド・サテライト -五条橋の戦い-
- 作者
- 暗黒艦隊
突如世界中に出現した超能力者達。能力の暴走により、世界は世紀末と化しつつあった。 そんな中、一人の少年が立ち上がった。彼の名は川窪昭好。 少年は思う、世界に平和を取り戻すためには、誰かが支配しなければならないと。 だがそれは少年一人でできる事ではない。 優秀な部下が必要だ。 だから今日も、少年は能力者の噂を聞きつけては、スカウトに向かう。 「小説家になろう」でも掲載中!
金魚鉢
- 作者
- かんほくと
短編小説。助けられた金魚の行方は・・・
cat in the box
- 作者
- 大塩杭夢
「高槻日向に告白すれば、お前の恋は割と簡単に成就する。が、あの子だけは止めておくべきだ。あの子と一緒になれば必ず後悔し、猫の姿になって過去の自分を説得するハメになる」と、目の前に現れた猫が語る。俺はこの猫を信じるべきなのか、それとも……?
希の肖像
- 作者
- ちまだり
とある地方都市の高校で美術部員として活動する浩(ひろし)は、東京から転校してきたクラスメイトの希(のぞみ)に関心を抱き、美術展に出展するため構想していた人物画のモデルに勧誘する。快く引き受ける希だが、彼女は人には言えない重大な「秘密」を抱えていた……。
おくゆかしい男
- 作者
- ちまだり
大学時代の親友「K」がノーベル医学生理学賞を受賞した。 早速お祝いに駆けつける俺だが、Kの身は病に冒され余命いくばくもない。そして、彼はなぜか自らの受賞を不本意に感じていた……。 ノーベル賞に輝いたとある天才医学者が抱える「苦悩」とは? 1分で読めるショート・ショート作品です!
少年たちと閉じた世界残酷な表現含む
- 作者
- まふらー
ティルにとって、世界は半径五百メートルにすぎなかった。 ここは閉じられた世界。二人の少年、活発なティルと機械をいじることが好きなシアンは、日々を退屈だと思いながら過ごしていた。ある日、二人は岩をも貫通するレーザー銃を手に入れる。「――外の世界を見てみたい」二人は、世界を隔離している『門』を開こうと決意する。
天つ乙女と毛獣(SS No.1)
- 作者
- awa_sirius
『感想募集中です』 ■全体のあらすじ 千葉県館山、海と森などの自然に恵まれた街に広瀬百合子という女の子が住んでいた。 彼女は14歳で、君津にある私立中学校に通う""ごくふつうの中学生""だった。 しかし、ある時、学校から帰ろうと館山銀座商店街を歩いていた時、ゴリラのような獣の襲われ、迷子となっていた少女とともに拉致されそうになる。 百合子は、絶望の淵にさらされる中、突然発生した炎に包まれて茜色の衣を纏う天女タキリとなる。 それとともに、色違いで真紅色の衣を纏い、従妹と名乗る天女のトヨタマと協力し、獣やそれらを操る首謀者を館山の街から退ける。 このことをきっかけとし、彼女は天女として獣と闘いながら仲間との絆の大切さに気づいてゆく和風SFファンタジー小説です。
鋼殻牙龍ドラグリヲ
- 作者
- 南蛮蜥蜴
引き裂かれた世界で人々は必死に生きていた。 あらゆる物理法則が通用しない樹木に蹂躙され“害獣”と呼ばれる生ける災厄に脅かされながらも 何時か来た時代がまた訪れると夢想し、果て無き闘争を続ける黄昏の時代。 世界がドス黒い絶望に覆われる中、それを晴らすかの様に奔る一筋の眩い閃光があった。 これは異形の機械竜を駆り、抗い続けた一人の若者の物語。
蛍光灯
- 作者
- かんほくと
偶然に関する感動について
チキン
- 作者
- かんほくと
自己肯定感について考えてみた短編
蕎麦屋
- 作者
- かんほくと
現実世界ってほんとうに現実なのかな 仮想と現実のあやうさを表現した短編
家
- 作者
- かんほくと
家って何だろう 感覚的に書いた短編
短編「ミナモノシズク」
- 作者
- みそっかす
崩野研究所にて開発されたタイムマシンの初試運転。 崩野息吹は自分の娘が17歳になる9年後へ行くのだが……。
AI少女、恋愛症状
- 作者
- 大和時雨
既刊:短編ライトノベルの試し読み版です。(プロローグのみ) 評価など頂けると、作者はとても喜びます。よろしくお願いします。 ※現在、2巻を鋭意執筆中です。
短編「未来のワタシへ」
- 作者
- みそっかす
「未来のワタシへ」 同窓会に集まった海野麻耶ら五人。 高校卒業の時に埋めたタイムカプセルを掘り起こすと、不思議な出来事が。
--ハルかカナタ--
- 作者
- みそっかす
ある日、街のど真ん中でバスに轢かれそうになってしまう主人公、那覇軒(なはのき)沙美。 その瞬間、沙美は雲の上へ。 そこには喪服に身を包んだ天使がいた。 「お前はこのままでは死んでしまう。助かりたければ僕の言う条件をクリアする事だ」その条件とは一体……。電源の切れた携帯、鏡の割れた三面鏡、母の卒業アルバムの一言コメント、過去から届いた手紙、沙美も知らない叔母の存在。そして友人と母の言う“沙美も覚えていない、沙美の昨日の行動”とは……。全てが重なる時、沙美は命の扉を開ける事が出来るのか。
真白な黒 -神々の忘れた記憶-
- 作者
- 黒沢 有貴
これは、黒峰 灯夜と神に行き会った少女達の物語。 神と行き会い、共に生き合う物語。 色と夜を失った世界の物語。 色として現世に再び現れた八百万の神々。その神々に身体を奪われた人々の、忘れた記憶を巡る物語。 真白なのに真黒い、真黒なのに真白い、そんな色の物語。 「灯夜? ここ何処?」 「おい美月!! ここはあらすじ紹介のコーナーだ!!」 「ほほー ちょっと狭いね」 「ほほーじゃあない!! まだお前は出てくるな!!」
いま
- 作者
- かんほくと
刹那は永遠ということを考えてみた
ある憶測
- 作者
- かんほくと
どのように世界は展開しているのか 考えてみたこと
琥珀
- 作者
- かんほくと
夢で出会った人物に恋するということについて
とんぼ
- 作者
- かんほくと
宇宙というものと、恋というものについて
注文の多いお隣さん
- 作者
- リネセス
朝の目覚まし音がなる。スマートフォンで設定していたアラームだった。 Fはおもむろに枕の真横をガサガサと探していた。 「あった‥。」 画面を見るとそこには、出社時間ギリギリの7時45分と表示されていた。 「うわ、もうスヌーズ全然気付かなかった。」 Fは几帳面な性格をしていたので、何回もスヌーズをかけていた。 昨日の上司からの宿題をこなすべく一人会社で遅くまで残業していたツケが回ってしまったのだった。 Fの身体は深い眠りでスマートフォンの小さなアラーム音には反応しなかったようだ。 「急いで準備しないと。」
蟹
- 作者
- かんほくと
蟹だけど・・・それはあなたかもしれない
昔々あるところに
- 作者
- リネセス
山奥の小屋におじいさんとおばあさんが住んでいました。 おじいさんは齢にして70をゆうに超えていて、おばあさんは60をゆうに超えていました。 おじいさんは毎朝、日の出とともに起きると川へ洗濯をしに行き、おばあさんは山へ木を切りに行きました。