Novel
歴史
桜に紡ぐ物語
- 作者
- 江中佑翠
久保田藩の藩主・佐竹曙山は生来病弱だが芸術の才能がある。 ある晴れた日、絵師であり家臣の武助(小野田直武)とともに、桜の写生に出かけたところ、吉次郎(司馬江漢)からある頼まれ事をすることに。 その頼まれ事とは、若くして逝った天才小説家の小説の挿絵を描くこと! しかし、その挿絵の依頼、ただの依頼ではなかった…… 陰謀渦巻く中、果たして曙山は己の芸術を貫くことが出来るのか! 江戸が最も困窮していた時代、それでも希望を捨てなかった熱くて儚い男たちの物語。 ☆たかつきみほ先生の「この命桜より儚い」のファンアート・二次創作です。 「この命桜より儚い」☞https://daysneo.com/works/b0548f663708904e1b5031992504189f.html ※R6.05.10 あらすじと文章を一部修正しました
治部と刑部と蠢く車
- 作者
- 江中佑翠
長浜、長崎の事件を無事に解決し、名護屋へ戻ってきた治部(石田三成)と刑部(大谷吉継)。 だが一息つく間もなく、城内を壊して回る怪しい犯人の事件が新たに二人を待ち受けていた。 そんな中、刑部が倒れてしまい治部は窮地に陥る…!? 「豊臣の獅子と牡丹」治部と刑部が悪罪裁く、娯楽時代小説第三弾。 ・一作目「治部と刑部と眠れる城」はこちら https://mira-crea.com/novels/front/nov153990067418845 ・二作目「治部と刑部と囚われの船」はこちら https://mira-crea.com/novels/front/nov15733539546608 ・毎週月曜日23:00に更新しています。更新のお知らせはtwitterでも行っています。 ☞@SRmatsutakeyama
治部と刑部と囚われの船
- 作者
- 江中佑翠
半年前、長浜で起こった事件は解決していなかった。 “真の黒幕”を追うため治部(石田三成)と刑部(大谷吉継)が向かったのは長崎。 しかし長崎の街では奇妙な噂が流れており二人は新たな事件の謎も追うことに…… 「豊臣の獅子牡丹」治部と刑部が悪罪裁く、娯楽時代小説第二弾。 ・前作「治部と刑部と眠れる城」はこちら https://mira-crea.com/novels/front/nov153990067418845 ・不定期更新していきます。更新のお知らせはtwitterで行っています⇒@SRmatsutakeyama ※2023/02/13 次作「治部と刑部と蠢く車」のリンクを追加しました https://mira-crea.com/novels/front/nov166782893040354
残薫
- 作者
- 古楽
井伊谷 期待される虎松には、多くの死がのしかかっていた。
梅花橘実
- 作者
- 古楽
井伊直勝と共に生母唐梅院も彦根から去った、 彦根城に見送られながら唐梅院は呟いた。 「どこで変わってしまったのだろう?」と…
コノシロ
- 作者
- 古楽
大坂の陣の前、井伊直孝は一人で十一夜の月を眺めながら酒を飲んでいた。 酒は直孝に童の頃の別れを思い出させたねである。
惜政
- 作者
- 古楽
慶長七年二月朔日。 井伊直政が死んだ… 直政の近くで、その無謀を見てきた家老はひとつの覚悟を秘めていた。 直政公の命日に合わせて書いてみた資料も根拠もない超短編です。
ある軍師の追憶
- 作者
- 古尾谷志歩
時は戦国、天正六年。降り続いた雪が止んだある日、一人の男が長浜城を訪れていた。羽柴秀吉の軍師として名高い竹中半兵衛である。この地を「我が子のように見守ってきた」という彼が、長浜にまつわる自身の過去を回想する。姉川の戦い、小谷城攻め、長浜築城……この地で起きた様々な出来事の中で半兵衛は、己の全てを懸けてでも実現させたいと思うある志を見出だしていた。しかしある日、自分が病に冒されていることに気付き……。自分の志を遂げるために、半兵衛がとった行動とは? そして長浜という地は、半兵衛にとってどのようなものであったのか?
リリエが行く!長浜ふしぎトリップ
- 作者
- 羽矢 りりい
いつでも興味深々、食欲旺盛な変わり者の柳リリエは一人で長浜市へとやってきた。それは父親の出身地であることと、たまに目撃される不思議な現象が噂となっているからだった。パンのいい香りに誘われてまず向かったのは「黒壁商店街」。市民と観光客で賑わうこの街で、彼女は気になる情報を入手する。そう、一度は亡くなっている「歴史人」が今もここで生活しているというのだ。その中にはとんでもない有名人もいると聞いて、リリエはじっとしていられない。すると商店街で同い年の妊婦、アリサと出会う。アリサに頼み事をされた彼女の旅は、思いがけず歴史人との出会いに繋がることになる。更には父の存在も少しずつ明らかになってゆき・・・。美しい琵琶湖も舞台となっている、ちょっぴり感動なファンタジー。
鏡湖
- 作者
- 68000
天正11年。江北の地で賤ヶ岳の合戦が起きようとしていた。余呉湖の北に陣を構えた柴田勝家は羽柴秀吉の軍と向かい合い、睨み合ったまま数ヶ月が過ぎようとしている。 そんな中、柴田軍の陣中に呼び寄せられた地元の民の中に、五助という中年男の姿があった。五助は、長浜城を作る時の人柱に、自分の双子の娘のうち一人を差し出したことを後悔していた。双子のうち、もう一人も間もなく亡くしてしまった五助は、勝家が長浜城を落とした暁には、娘の供養のため、小さな祠を城中に作らせて欲しいと願う。 負け戦になるであろうことを感じ取っている老いた勝家は、お市の方の連れ子である浅井家の三人の娘と、五助の娘を心中で重ね合わせてそれを許す。それは五助も同じであり、身の丈に合わぬ申し出をしてしまうのであった。
アイドル・ひでよしのマネージャーのみつなりです
- 作者
- かしわぎ
滋賀県長浜市に住む大石文。彼女は、男子よりも高い身長。鋭い目つき、低い声を幼い頃からからかわれいつも一人ぼっちだった。そんなある日。有名なアイドル・ひでよし(椎名葵)を鳥の群れから助ける事になる。それが縁で彼女に友達になろうと言われ、みつなりとあだ名を付けられてしまう。そして、葵は文の事を慕いどんな時でも一緒に行動を共にするようになっていく。しかし、文は葵に嫌われるのを恐れ一定の距離を維持していた。そんな時、文は葵とダンス大会に出場する事になってしまう。葵の足手まといにはなりたくなかった文は、出場を辞退しようとする。が、葵の熱意に負け大会に向け練習を重ねていく。 しかし、大会当日。文は心ない観客の言葉で笑いものになり傷ついてしまう。だが、それを救ったのは葵だった。葵の行動に文は救われ、彼女のマネージャーになり一生彼女の側で尽くそうと誓うのである。
湖岸夕景
- 作者
- 海音寺ジョー
古墳時代。長浜の湖岸で暮らす少年が経験する、一日の出来事。
鉄の華(くろがねのはな)――一貫斎羆始末記残酷な表現含む
- 作者
- 宇瑠栖
江戸後期、国友村に生まれた国友藤一は幼少より鉄砲鍛冶の現場に入っていた。ある日、父の鉄砲作成の手順に疑問を呈す。それを機に父は修行の後、鉄砲鍛冶の役職「藤兵衛」の名を息子に譲ることを決意した。8年後の襲名の夜、藤兵衛を山人が訪ねてきた。近くの山でヒグマが住民に被害を与えているという。しかも鉄砲の使えない雨を狙って出るため、耐水性のある鉄砲の作成を依頼。藤兵衛は頼みを受ける。父はその鉄砲を持って山人とヒグマに挑み、弾を命中させるものの手負いの熊に重傷を負わされ、そのケガがもとで亡くなる。 20年後、北陸と江戸で修業を終えた藤兵衛は、再度山人からヒグマを倒すことのできる武具の制作を依頼される。苦心の末、連発ができる空気銃と鉄製の弩弓をつくり、幼馴染、佐平治と山人と山に分け入り復讐を遂げる。新たな武具の制作過程で、望遠鏡の制作を思い立ち、新たな国友の産業にすべく星に誓う。
龍雲、はるかに
- 作者
- 神倉万利子
雅楽の龍笛奏者である橘音弥は、長浜市の最北端に位置する、余呉の町に向かっていた。 そこは他界した母の故郷であり、余呉湖のほとりには、優しい祖父母が暮らしている。 ある朝湖に散歩に出た音弥は、湖畔に注連縄で囲まれた、奇妙な石があるのを発見する。 石碑に刻まれた文から、その場所が湖に昔から伝わる、菊石姫伝説の悲しい物語の舞台である事を知る。 その切ない物語に胸を打たれた音弥は、彼女を偲んで即興で龍笛を演奏する。 その後毎日のようにその場所に足を運び、笛を吹く様になった音弥は、帰京が迫ったある美しい満月の夜、 驚くべき体験をするのだった・・・ 美しく幻想的な余呉湖を舞台に、伝説の物語をもとにした心温まる高次元ファンタジー。
チームIKAの活動を報告します!
- 作者
- ひらめ志津
長浜にはたくさんの観音様がいらっしゃってあまりにも有名です。 たくさんのガイドブックもあって、それぞれの地域でみんなの祈りを受けておられますが、 あまり知られていない観音様が小さな在所に大きなお姿で立っています。 観音様の見つめる方角は南東です。貴女の見つめる先は何処ですか? 本当の貴女は今どこにおられるのですか・・・・ を書こうとしている「チームIKA」貴子の話。 (チームYOGOの活動を報告します! 続編) http://45hirame.blog77.fc2.com/blog-entry-564.html
颯爽の城
- 作者
- 中村文平
天正3年、今浜から長浜と名を変えた地に、秀吉によって新しい城が築かれた。 長浜城である。 今、一人の青年武将が、長浜の城へ入って行く。 名を田中久兵衛吉政。26才。 後に関白秀次の筆頭家老となって、近江八幡の城と町を造った男。 家康関東移封の後、家康先祖伝来の三河岡崎と西尾を治めた男。 関ヶ原で戦い、古橋村で三成を捕らえた男。 最後は、三十二万五千石の初代筑後国主となった男。 秀吉の家臣となってまだ間もない、若き日の田中吉政の目を通して物語は進む。 吉政は厩で、一人の中年の女性と出会う。秀吉の母なかである。 後に大政所となる秀吉の母その人だった。 十三才の市松(後の福島正則)や十二才の虎之助(後の加藤清正)悪童たちが放り出した、なかの畑作りを手伝うことになる。 なかの陽だまりのような人柄に心を開き、吉政の心は満たされていく。 二年前の姉川の戦の後、信長は比叡山焼き討ちを断行する。同じ年、秀吉は湖北の小土豪を調略する。 中心となる宮部継潤を落とすため、秀吉は当時三歳だった冶兵衛(後の関白秀次)孫七郎を、継潤の養子として差し出していた。 秀次の傅役に選ばれたのが、田中吉政だった。 だが、浅井、朝倉が滅び、湖北は秀吉の所領となった。 孫七郎を秀吉に返す日が来たのだ。 五歳になった孫七郎を自分の馬に乗せ、吉政は長浜城へ向かって進む。
恋人の聖地 つづら尾崎
- 作者
- 学芸員
大井淳仁と尾崎ナセリは恋人同士、伊豆の恋人岬で出会った長浜市の弓削夫妻から奥琵琶湖に恋人の聖地があり、夫妻もゴールインしたと聞き興味をひく。 二人で訪れた菅浦には淳仁天皇の保良宮と陵墓、恋しさゆえの這い坂や君連峠の逸話があり、恋人の聖地のモニュメントに紅いリボンを結ぶ、と白い霧がながれ一瞬の間に邯鄲の夢のような不思議な体験をする。 それは奈良時代の淳仁天皇が藤原仲麻呂の乱に連座して保良宮に幽閉され、護送の途中の余呉湖で水浴する奈是理と出会い。やっと結ばれたが逃れる途中に命を落とし、死にのぞみ来世こそは二人で仲睦まじく過ごしたいと願った事を知る。 大井はいまナセリと出会ったのは、輪廻転生による巡り合いだったと悟り、プロポーズすると待っていたナセリは嬉しそう。菅浦はやはり恋人の聖地で、前世からの縁がある者や新たな出会いのある恋愛成就の場と気づいた。
交隣
- 作者
- 中川法夫
1719年(享保四)第九次の朝鮮通信使が来日し、雨森芳洲(あめのもりほうしゅう)がその護行役として対馬と江戸を往復する、との知らせが長浜の医師橘良房(たちばなよしふさ)のもとに入った。良房は雨森村へそのことを伝え、人々は近江の番場宿(ばんばしゅく)で待つことにした。 芳洲と通信使の申維翰(シンユハン)は、対馬では藩主への儀礼をめぐって対立したが、長い旅中の間に親交を深める。 二人は琵琶湖が一望できる摺針峠(すりはりとうげ)で両国の交わりの要諦について語り合う。芳洲は互いの国の違いを理解し尊重することを基本にした『誠信の交わり』こそ大切だと説く。申維翰は感銘を受け二人は堅い友情を結ぶ。 帰国した申維翰は国王の粛宗(しゅくそう)に「芳洲がいるかぎり、そして日本に彼を生み育てる土壌があるかぎり、両国の交隣と平和は続く」と復命し、それを聞いた粛宗は玉座から日東の方を眺めやるのだった。
転生したら三献茶直前の佐吉だった件
- 作者
- 古楽
定年して史跡巡りを楽しむ最初として、故郷の長浜を訪れた俺。 観音寺山門で意識を失い、気が付いたら秀吉に茶を出す直前の佐吉(石田三成)に転生していた。 長浜駅前で見た出会いの像のように三杯の茶を出そうとするが失敗して市松(福島正則)に殺されてしまう。 しかし、また転生し… 俺の知ってる三献茶はなんだったの?
曳山見送幕物語
- 作者
- 豊島 昭彦
長浜・魚屋町山組世話役の糸屋惣右衛門は、古くなった曳山まつり・鳳凰山(ほうおうざん)の見送幕に代えて、他町の町衆が羨むような見事な見送幕を新調したいと思い悩む。そこへ、数奇な運命を辿って200年前に遥々ベルギーから日本に渡ってきたタペストリー購入の話が持ち上がる。そのタペストリーは、ベルギーの職人ニケイズ・アエルツが制作し、仙台藩士支倉常長がスペインから持ち帰った5枚組のうちの1枚で、仙台藩主伊達政宗から徳川2代将軍秀忠に献上されたものであった。 京都の巻物問屋壺屋七郎兵衛との間での様々な売買交渉を経て、ようやく売りに出された2枚の見送幕のうちの1枚を購入することに成功した惣右衛門は、鳳凰山の後ろを飾るに相応しい見送幕を手に入れて天にも昇る思いだった。 今、私たちが曳山まつりでこの貴重な見送幕を見ることができるのも、糸屋惣右衛門らの苦労と活躍とがあったからである。
繋ぐ者
- 作者
- 古楽
平成になり発見された長浜曳山祭の番付瓦版。 発行者として役者以外で唯一名前が記された鍛冶屋甚八郎とはいかなる人物だったのか? 長浜に生まれ、曳山を通じて部類の芝居好きになった甚八郎には、身分を超えた友がいた。 しかし、大きな事件に巻き込まれ、甚八郎は友を失う。 それでも二人で語った夢を叶えるために曳山祭に一つの演出を加えたのだった。 歴史の中に埋もれ、名を残すまでもなかったが、命を賭けて祭に向き合った男が番付瓦版に込めた願いを、寄贈者が読み解きます。
イケメン・長野さんと小人になった石田三成との長浜お祓い旅
- 作者
- 美愛
佐野真由美は長浜駅で彼氏と待ち合わせをしていたが遅刻をした事で振られてしまう。 その時、偶然知りあった長野さんに声をかけられた。 長野さんの肩に乗っている小人に興味を持った真由美は、彼氏と行くはずだった黒壁スクエアに長野さんと行くことになる。 長野さんの肩に乗っているのは石田三成の霊で、長野さんと真由美にしか見えないらしい。 長野さんとみっちゃん(石田三成の霊)は長浜を守るために悪霊を祓っていると聞いて、真由美は長野さんとみっちゃんを癒したいと思うようになった。 長野さんとみっちゃんと仲良くなった真由美は、みっちゃんの長浜をもっと知りたいという願いを叶えるために、長野さんとみっちゃんと一緒に長浜巡りをするようになる。
Blue and Black
- 作者
- 坂田火魯志
諸天めしあが青薔薇と黒百合というそれぞれ変わった花を愛する理由は何故かというと。
治部と刑部と眠れる城
- 作者
- 江中佑翠
休暇のため、青春の地・長浜を訪れた石田治部(石田三成)と大谷刑部(大谷吉継)。しかし、華やかで活気に満ちている長浜だが、裏ではある奸計に蝕まれていた。二人は姿の見えない敵を追い詰めるため、謎を解き、地を駆け、雅に暴れる! 果たして二人は長浜に平穏を取り戻すことができるのか? 秀吉公が長浜を離れた“その後の長浜”が舞台の娯楽時代小説。 ※2019 4/5 誤字等を修正しました ※2019 11/13 続編「治部と刑部と囚われの船」はこちら https://mira-crea.com/novels/front/nov15733539546608
長浜むかしばなし
- 作者
- ケンタロー。
桃から生まれたモジャ太郎、犬のイチ、ゴリラのサル、カイツブリのキジの1人と3匹の冒険活劇。 舞台は昔々の長浜。 桃太郎?金太郎?浦島太郎?いや、モジャ太郎です。 カイツブリの恩返し、ゴリラ蟹合戦、余呉湖羽衣伝説などの昔話も盛りだくさん! オコナイさん、姫塚古墳、西野水道、ヤンマー、十一面観音、木之本地蔵、余呉湖、小谷城、石田三成、長浜タワー、日本一の万華鏡、曳山祭り、長浜城、竹生島、長浜グルメの暫にサラダパンなど、物語のところどころに散りばめられた長浜のピース達。 これを読めば、きっとあなたも長浜に来たくなる!長浜良い所、みんなもおいで! 長浜むかしばなしの始まり始まり〜!
姫と私のカプリッチオ 千田玉姫ものがたり
- 作者
- 古橋 童子
長浜市木之本町千田に、石作玉作神社があります。この神社は、古墳時代からの古い千田の歴史をひっそりと抱いて静かに集落を守っています。 この千田という集落には史実に基づいた伝承物語があります。そして、物語のキーポイントとなる伝説の石が石作玉作神社には祀られています。 「玉姫物語」 木之本の昔話に残るこのお話は、少し悲しい結末を迎えるのですが、このお話をもとに現代版ファンタジーとして思い描くままストーリーにしてみました。今回、最後は希望の光が見えるようなお話に仕上げることを目標にしています。 そして、皆様に木之本町千田のことを知って頂きたい。 日常に疲れた人々に、疑問に気付くひらめきと行動する楽しさと、そういうものを考えて頂けるような冒険物語に仕上げたいと思います。
ロンドン忍者
- 作者
- 坂田火魯志
パティのいるサーカス団がロンドンで公演することになった、パティはそのロンドンで義母と忍者を観てそれから。
左近の教え
- 作者
- 坂田火魯志
サッカー日本チームの監督はワールドカップ前の日本チームの調整場所に長浜市を選んだ、そしてそこで選手達を徹底的に鍛える理由は何故かというと。コンテスト応募用の作品です、石田三成よりも彼の軍師島左近に重点を置いて書かせてもらいました。
隠士の闇
- 作者
- 古楽
主人公は彦根藩の足軽(と思われる)畑権助という人物です。 文久三年(1863)に75歳との記録がありますので、生まれは寛政元年(1789)になります。彦根藩では10代藩主井伊直幸が亡くなった年で世界史的にはフランス革命が起こった年でもありました。 彦根藩足軽として歴史の中に名前を残すこともなかった権助がどういった経緯で僕に書かれることとなったのか? それは、権助71歳の3月に突然起こったのです。 彦根藩最大の事件現場にいた老人の苦悩の短編です。
恋鬼
- 作者
- 古楽
井伊直弼には忘れらえない兄とその想い人がいた。 幼い時、直弼を可愛がってくれた長兄は彦根藩にとっては荷物のようになっていた。 自らも世捨て人であることを自覚していた井伊直清。 しかし、そのすべてを賭ける恋に落ちる。 井伊家の御曹司であったがゆえに迎えなければならなかった悲劇とは… 幼い井伊直弼が見た物語です。