Novel
完結

閻魔様の吐いた嘘 道標

本埜 さとし
作者
本埜 さとし

閻魔様の前にお爺さんがやって来た。 閻魔様は。閻魔の鏡を見て、優しい顔に成った。 そして、三年後。 お婆さんがやって来た。 閻魔の鏡を見ていた、閻魔様の顔が、恐ろしい顔に変わった。 お爺さんはそして、お婆さんは。天国に行ったのか、それとも地獄へ行ったのか。

江州(現滋賀県)の腐り寿司

本埜 さとし
作者
本埜 さとし

江州(現滋賀県)の郷土料理の一つに、鮒ずしが有る。 食通で有名な、魯山人はこの地を訪れるといつも、「鮒ずし」を肴に、地酒「七本槍」を飲んだ。と云われている。 だが、発酵食品である「鮒ずし」は「江州の腐りずし」と呼ばれている通り。強烈な匂いと独特の味がする為。 万人が好むと云う訳では無い。 この「江州の腐りずし」信長と明智光秀と徳川家康の運命に関わる事に成った。 安土城跡の「信長の館」には。家康を接待したと言われる。料理が再現されていたが。その中に「江州の腐りずし」も紹介されている。(展示内容は随時変わる)

渡しそびれた手紙

本埜 さとし
作者
本埜 さとし

はじめて、おばあさんがおじいさんから貰った手紙は。おじいさんが、若い時に書いて渡しぞびれていた手紙。 おじいさんが亡くなったその日に、やっとおばあさんに届いた。

桜に紡ぐ物語

江中佑翠
作者
江中佑翠

 久保田藩の藩主・佐竹曙山は生来病弱だが芸術の才能がある。  ある晴れた日、絵師であり家臣の武助(小野田直武)とともに、桜の写生に出かけたところ、吉次郎(司馬江漢)からある頼まれ事をすることに。  その頼まれ事とは、若くして逝った天才小説家の小説の挿絵を描くこと! しかし、その挿絵の依頼、ただの依頼ではなかった……  陰謀渦巻く中、果たして曙山は己の芸術を貫くことが出来るのか!  江戸が最も困窮していた時代、それでも希望を捨てなかった熱くて儚い男たちの物語。 ☆たかつきみほ先生の「この命桜より儚い」のファンアート・二次創作です。 「この命桜より儚い」☞https://daysneo.com/works/b0548f663708904e1b5031992504189f.html ※R6.05.10 あらすじと文章を一部修正しました

マイクロプレートシステムの世界市場2023年。産業、サイズ、シェア、需要、成長、機会、トレンド分析、2033年までの予測

hina miyazu
作者
hina miyazu

"マイクロプレートシステムの世界市場はCAGR4.0%で成長すると予測される" マイクロプレートシステムの世界市場は、2023年の8億2030万米ドルから2033年には9億9690万米ドルに達し、CAGR4.0%で成長すると予測されています。この市場は、製薬業界における研究開発費の増加、小型化への注目の高まり、技術の進歩、病気の蔓延の増加などにより、大きな成長を遂げています。 "マイクロプレートリーダーは予測期間中、最も高いCAGRで成長すると予想される" 市場は製品・サービス別に、マイクロプレートリーダー、マイクロプレート分注システム・ディスペンサー、マイクロプレート洗浄機、その他の製品に区分されます。マイクロプレートリーダーセグメントは、2023年に市場で最大のシェアを占め、予測期間中に最も高いCAGRを記録すると予測されています。研究活動の増加によるこれらのシステムに対する高い需要が、このセグメントの成長を促進する主な要因です。

治部と刑部と蠢く車

江中佑翠
作者
江中佑翠

長浜、長崎の事件を無事に解決し、名護屋へ戻ってきた治部(石田三成)と刑部(大谷吉継)。 だが一息つく間もなく、城内を壊して回る怪しい犯人の事件が新たに二人を待ち受けていた。 そんな中、刑部が倒れてしまい治部は窮地に陥る…!? 「豊臣の獅子と牡丹」治部と刑部が悪罪裁く、娯楽時代小説第三弾。 ・一作目「治部と刑部と眠れる城」はこちら https://mira-crea.com/novels/front/nov153990067418845 ・二作目「治部と刑部と囚われの船」はこちら https://mira-crea.com/novels/front/nov15733539546608 ・毎週月曜日23:00に更新しています。更新のお知らせはtwitterでも行っています。 ☞@SRmatsutakeyama

プロット

paper
作者
paper

物語の序盤で親がいなくて不自由しているシーンを書く。 途中でハンバーグが好きだという描写。 テレビでアイドルを見て、面白そうだと思って応募。 受かったけど、高校生だとバレて落ちそうになる。 諦めて他人に譲ろうとするも、 ハンバーグを食べるオーディションで見事な笑顔を見せて合格。 調子に乗って「オレはこれからビッグになるぜ」とか言い出してオチ。

むかしばなし その二 伊香時雨(いかしぐれ)

本埜 さとし
作者
本埜 さとし

 一話 伊香時雨 不思議な事に、この里以外、何処にも雨など降っていないのに。 晴れの日に雨が降る事を、” 狐の嫁入り ” と呼ぶが、この里では「伊香時雨」と呼んでいる。  二話 琵琶湖の小鮎 琵琶湖に住む鮎は、 ” 小鮎 ” と呼ばれるが。 稚鮎と言う意味では無く、4~5センチの小さな鮎でも、立派に産卵する事の出来る成魚である。 川を逆上ると、20センチ前後まで大きく成る。 何故、琵琶湖に居ると小さなままなのか・・・・それには理由が有った。

クリスマス用 箱の中の世界で

夜行性の人
作者
夜行性の人

クリスマス用の短編

追憶のドライブ

OSAMU
作者
OSAMU

片一方の会話劇。 妙齢の女性は、長年連れ添っているであろう男性と 仄暗い雨中にドライブへ。 街中を進行する中で、助手席に座る女性は感慨深く 二人に纏わる過去の想い出を振り返り語り尽くそうとするが、 相手は延々と沈黙を守り気怠く物悲しいドライブは続く……。 分量としては1~2ページ程度のショートショートなので 気軽に読めるのではないかと思います。

その声は僕の心臓を鳴らす

より
作者
より

ネット恋愛の話です。

残薫

古楽
作者
古楽

井伊谷 期待される虎松には、多くの死がのしかかっていた。

梅花橘実

古楽
作者
古楽

井伊直勝と共に生母唐梅院も彦根から去った、 彦根城に見送られながら唐梅院は呟いた。 「どこで変わってしまったのだろう?」と…

コノシロ

古楽
作者
古楽

大坂の陣の前、井伊直孝は一人で十一夜の月を眺めながら酒を飲んでいた。 酒は直孝に童の頃の別れを思い出させたねである。

むかしばなし

本埜 さとし
作者
本埜 さとし

むかしばなし 一話 母子狸と嘘つき権太 母子狸の為にした約束は。 全て、破った。 母子狸が、権太のためにした、最後の約束は。 守る事が、出来るのだろうか。 二話 貧乏神の娘と打ち出の小槌 福の神の娘と貧乏神の娘が、村にやって来た。 長者さまが、家に入れたのは、福の神の娘だった。 村の貧乏な若者、与太郎が家に、連れ帰ったのは、 貧乏神の娘だったが。 欲張りの長者さまはどうなるのか・・・?。 貧乏な上に、貧乏神の娘を家に入れた、与太郎は、どう成るのか。 だが、人間の欲の目が、大きな過ちをしていた。

惜政

古楽
作者
古楽

慶長七年二月朔日。 井伊直政が死んだ… 直政の近くで、その無謀を見てきた家老はひとつの覚悟を秘めていた。 直政公の命日に合わせて書いてみた資料も根拠もない超短編です。

海無県J(じょし)と、アリウミケンジ

  服部 勇
作者
服部 勇

桜は奈良県在住の、ゲームキャラのコスプレが好きな女子高生。 夏休みが終わる頃、母親に脅されて、長浜市に酒蒸しようかんを買いに行くことになった桜は、とある場所で、行き倒れている小学生・健司を助けることに。 ひと夏のプチ冒険のはじまりはじまり。

テント店だより ー ようこそ鶏足寺へ

古橋 童子
作者
古橋 童子

三度の大型台風に直撃を受けた2018年の鶏足寺の紅葉も、倒木などの被害がありつつ地元の人々の奉仕作業によって整備され、無事、多くの観光客をお迎えすることができた。 もうすぐ紅葉シーズンも終わる。 あきみは今年初めて鶏足寺の近くでテント販売に繰り出した。 そこで見たのは、ただ紅葉を観に来て慌てて帰って行く観光客の姿だった。 もちろんそんな人たちばかりではない。でも、あきみはこの地の素晴らしさが他にもたくさんあることを知っている。 どうすれば観光客の方々に多くの思い出や満足を持って帰って頂けるのだろう。 一生懸命考え悩むあきみなのだった。

れあでんぶじー

山口 海人
作者
山口 海人

 滋賀県長浜市に住む女子高生羽賀愛菜はイケメンの先輩にフラれて、琵琶湖に飛び込んでしまう。そこで助けてくれたのは琵琶湖の妖精と語る自分にそっくりな少女だった。主人公、愛菜と妖精、そして長浜市を巡る壮大な現代ファンタジーが今、始まる。

無風の柳

井沢純
作者
井沢純

 東京から、引っ越してきた、高校を卒業したばかりの少年、中野幾太(なかのいくた)は引っ越しの道中で、余呉湖の湖畔に佇んでいた、女の子を見かける。  東京とのギャップに戸惑いながらも、この街でどうにか生きていこうと、奮闘する中で、飯田葉(いいだひらり)と出会い恋に落ちる。  そんな二人を取り囲む、木村直樹(きむらなおき)と、上内梓(うえうちあずさ)に翻翻弄されながらも、初めて本当の友情というものも知っていく。  成長の中で、葉への想いを隠せなくなった幾太は、思い切って、葉に告白を試みるが、失敗に終わるがしかしそこには、葉が天女の子孫であるが故の誰にも言えない秘密があった。  本当の気持ちを伝える為、本当の気持ちを知る為に、1人の何のとりえもない少年が大人になっていく。

ある軍師の追憶

古尾谷志歩
作者
古尾谷志歩

 時は戦国、天正六年。降り続いた雪が止んだある日、一人の男が長浜城を訪れていた。羽柴秀吉の軍師として名高い竹中半兵衛である。この地を「我が子のように見守ってきた」という彼が、長浜にまつわる自身の過去を回想する。姉川の戦い、小谷城攻め、長浜築城……この地で起きた様々な出来事の中で半兵衛は、己の全てを懸けてでも実現させたいと思うある志を見出だしていた。しかしある日、自分が病に冒されていることに気付き……。自分の志を遂げるために、半兵衛がとった行動とは? そして長浜という地は、半兵衛にとってどのようなものであったのか?

ながこい

薄氷雪
作者
薄氷雪

妊娠中最後に遊んだ長浜が、わたしにとっては忘れられない大切な思い出となりました。 長浜の方言も街も大好き。 小説の中でも、わたしが歩いてきた足跡を、キャラクター達がちょっぴり辿ってくれています。 この物語は、SNSで知り合った若い男女「とよさと」と「ユリナ」が、長浜を堪能しながら気持ちを育んでいきます。 一泊二日で行けるところは限られてくるけれども、また来たい、何度も訪れたい、もっと長く滞在したいと思えるような作品になるよう心がけました。 こっ恥ずかしくて読み返すのが困難なのですが、彼らのデートを覗いてみてください。

リリエが行く!長浜ふしぎトリップ

羽矢 りりい
作者
羽矢 りりい

いつでも興味深々、食欲旺盛な変わり者の柳リリエは一人で長浜市へとやってきた。それは父親の出身地であることと、たまに目撃される不思議な現象が噂となっているからだった。パンのいい香りに誘われてまず向かったのは「黒壁商店街」。市民と観光客で賑わうこの街で、彼女は気になる情報を入手する。そう、一度は亡くなっている「歴史人」が今もここで生活しているというのだ。その中にはとんでもない有名人もいると聞いて、リリエはじっとしていられない。すると商店街で同い年の妊婦、アリサと出会う。アリサに頼み事をされた彼女の旅は、思いがけず歴史人との出会いに繋がることになる。更には父の存在も少しずつ明らかになってゆき・・・。美しい琵琶湖も舞台となっている、ちょっぴり感動なファンタジー。

されど空の深さを知る

在原正太朗
作者
在原正太朗

 これは藍色の日々の話。高校三年生の鹿西燕はまだ暑さの残る九月のある日、日本家屋の離れの欄干に座る国友樹を見つける。初めは危ないと思い使用人である伊部五郎に文句を言う。しかし、樹が長浜から出られないため、「井の中の蛙」と呼ばれているのを知り、興味を持つ。それから、燕は樹に元に通うようになり、樹から星のことについて教えてもらうようになると、二人は次第に恋に落ちる。しかし、高校三年生の燕は進学を控えており、進路について樹に言及されたことから夏風邪をこじらす。見舞いに来た五郎と話したことで、燕は悩みから解放され樹と自分の進路について、答えを出す。樹は燕の答えを尊重し、最後のデートとして天体観測に誘う。星を見たことで長浜にいつか帰って来たいと燕は願うと、樹は北斗七星のように、旅人の目印になって燕が戻ってくるのを待つと決める。そして、二人の紅葉は重なるのだった。

鏡湖

68000
作者
68000

天正11年。江北の地で賤ヶ岳の合戦が起きようとしていた。余呉湖の北に陣を構えた柴田勝家は羽柴秀吉の軍と向かい合い、睨み合ったまま数ヶ月が過ぎようとしている。 そんな中、柴田軍の陣中に呼び寄せられた地元の民の中に、五助という中年男の姿があった。五助は、長浜城を作る時の人柱に、自分の双子の娘のうち一人を差し出したことを後悔していた。双子のうち、もう一人も間もなく亡くしてしまった五助は、勝家が長浜城を落とした暁には、娘の供養のため、小さな祠を城中に作らせて欲しいと願う。 負け戦になるであろうことを感じ取っている老いた勝家は、お市の方の連れ子である浅井家の三人の娘と、五助の娘を心中で重ね合わせてそれを許す。それは五助も同じであり、身の丈に合わぬ申し出をしてしまうのであった。

アイドル・ひでよしのマネージャーのみつなりです

かしわぎ
作者
かしわぎ

 滋賀県長浜市に住む大石文。彼女は、男子よりも高い身長。鋭い目つき、低い声を幼い頃からからかわれいつも一人ぼっちだった。そんなある日。有名なアイドル・ひでよし(椎名葵)を鳥の群れから助ける事になる。それが縁で彼女に友達になろうと言われ、みつなりとあだ名を付けられてしまう。そして、葵は文の事を慕いどんな時でも一緒に行動を共にするようになっていく。しかし、文は葵に嫌われるのを恐れ一定の距離を維持していた。そんな時、文は葵とダンス大会に出場する事になってしまう。葵の足手まといにはなりたくなかった文は、出場を辞退しようとする。が、葵の熱意に負け大会に向け練習を重ねていく。  しかし、大会当日。文は心ない観客の言葉で笑いものになり傷ついてしまう。だが、それを救ったのは葵だった。葵の行動に文は救われ、彼女のマネージャーになり一生彼女の側で尽くそうと誓うのである。

湖岸夕景

海音寺ジョー
作者
海音寺ジョー

古墳時代。長浜の湖岸で暮らす少年が経験する、一日の出来事。

夢の中

鯖みそ
作者
鯖みそ

とある文芸部の部員たちは顧問のきまぐれにより、長浜で合宿を行うことになった。しかし、スランプ中の里は、夜、パソコンに向かいながら眠ってしまう――。

ある夏休みの休日

仲川祐樹
作者
仲川祐樹

「私」は長浜の琵琶湖のほとりにある大学に今年から通い始めた。充実した毎日を過ごしているが、感じるのは変化に対する不安と焦燥感。夏休みのある日友人に誘われて赴いた黒壁スクエアで幼き頃何度もこの地に通っていたことを思い出す。変わるもの変わらないもの。人と街。私は「変わる」ということについて考えていく。

湖国防衛ヒキヤマイザー

井之上みこと
作者
井之上みこと

ヒキヤマに選ばれた少年たちよ、いざ湖国の守人となれ。 長浜に住む小学6年生の少年・石井光成は、友人である小林金吾と豊公園でチャンバラに興じている最中、スマートフォンの災害アラームを受け取る。そこに映し出されていたのは、尾上温泉沖に巨大ロボットが出現したという信じられない一報だった。 さらにその直後、黒壁ガラス館の地下へと呼び出すメールを受け取り、混乱しながらも金吾と共にその場所を訪れた光成は、そこでヒキヤマイザーシリーズと呼ばれる十三体の巨大ロボットを目の当たりにする。 そこには、光成と犬猿の仲である佐嶋清興までもが呼び出されていた。 長浜八幡宮の祭神・ホンダワケノミコトに選ばれた戦士としてトキワ、カスガ、セイカイへの搭乗を迫られた3人は戸惑いながらも、琵琶湖底のさらに奥に住む亜人・ニホウミトとの戦いに身を投じていく。