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新着小説作品

リリエが行く!長浜ふしぎトリップ

羽矢 りりい
作者
羽矢 りりい

いつでも興味深々、食欲旺盛な変わり者の柳リリエは一人で長浜市へとやってきた。それは父親の出身地であることと、たまに目撃される不思議な現象が噂となっているからだった。パンのいい香りに誘われてまず向かったのは「黒壁商店街」。市民と観光客で賑わうこの街で、彼女は気になる情報を入手する。そう、一度は亡くなっている「歴史人」が今もここで生活しているというのだ。その中にはとんでもない有名人もいると聞いて、リリエはじっとしていられない。すると商店街で同い年の妊婦、アリサと出会う。アリサに頼み事をされた彼女の旅は、思いがけず歴史人との出会いに繋がることになる。更には父の存在も少しずつ明らかになってゆき・・・。美しい琵琶湖も舞台となっている、ちょっぴり感動なファンタジー。

されど空の深さを知る

在原正太朗
作者
在原正太朗

 これは藍色の日々の話。高校三年生の鹿西燕はまだ暑さの残る九月のある日、日本家屋の離れの欄干に座る国友樹を見つける。初めは危ないと思い使用人である伊部五郎に文句を言う。しかし、樹が長浜から出られないため、「井の中の蛙」と呼ばれているのを知り、興味を持つ。それから、燕は樹に元に通うようになり、樹から星のことについて教えてもらうようになると、二人は次第に恋に落ちる。しかし、高校三年生の燕は進学を控えており、進路について樹に言及されたことから夏風邪をこじらす。見舞いに来た五郎と話したことで、燕は悩みから解放され樹と自分の進路について、答えを出す。樹は燕の答えを尊重し、最後のデートとして天体観測に誘う。星を見たことで長浜にいつか帰って来たいと燕は願うと、樹は北斗七星のように、旅人の目印になって燕が戻ってくるのを待つと決める。そして、二人の紅葉は重なるのだった。

鏡湖

68000
作者
68000

天正11年。江北の地で賤ヶ岳の合戦が起きようとしていた。余呉湖の北に陣を構えた柴田勝家は羽柴秀吉の軍と向かい合い、睨み合ったまま数ヶ月が過ぎようとしている。 そんな中、柴田軍の陣中に呼び寄せられた地元の民の中に、五助という中年男の姿があった。五助は、長浜城を作る時の人柱に、自分の双子の娘のうち一人を差し出したことを後悔していた。双子のうち、もう一人も間もなく亡くしてしまった五助は、勝家が長浜城を落とした暁には、娘の供養のため、小さな祠を城中に作らせて欲しいと願う。 負け戦になるであろうことを感じ取っている老いた勝家は、お市の方の連れ子である浅井家の三人の娘と、五助の娘を心中で重ね合わせてそれを許す。それは五助も同じであり、身の丈に合わぬ申し出をしてしまうのであった。

アイドル・ひでよしのマネージャーのみつなりです

かしわぎ
作者
かしわぎ

 滋賀県長浜市に住む大石文。彼女は、男子よりも高い身長。鋭い目つき、低い声を幼い頃からからかわれいつも一人ぼっちだった。そんなある日。有名なアイドル・ひでよし(椎名葵)を鳥の群れから助ける事になる。それが縁で彼女に友達になろうと言われ、みつなりとあだ名を付けられてしまう。そして、葵は文の事を慕いどんな時でも一緒に行動を共にするようになっていく。しかし、文は葵に嫌われるのを恐れ一定の距離を維持していた。そんな時、文は葵とダンス大会に出場する事になってしまう。葵の足手まといにはなりたくなかった文は、出場を辞退しようとする。が、葵の熱意に負け大会に向け練習を重ねていく。  しかし、大会当日。文は心ない観客の言葉で笑いものになり傷ついてしまう。だが、それを救ったのは葵だった。葵の行動に文は救われ、彼女のマネージャーになり一生彼女の側で尽くそうと誓うのである。

森本商店 通称シマヤ

枕豆
作者
枕豆

高月駅東口をでて住宅街をしばらくいったところに一軒の駄菓子屋がある。森本商店、通称シマヤ。その駄菓子屋の通路の奥にある扉を開けるとそこは現実とは少し違う、不思議な「シマ」と呼ばれる空間が広がっていた。滋賀県立虎姫高校に通う男子高校生リュウは、未知の広い世界に踏み込んで人生を進めていく動機を見いだせずにいたのだが、「シマ」という場所で、県外からやってきてシマの店番をす大学生のカスミと交流しながらその動機と勇気を得ていく。長浜の穴場スポットである高時川沿いの桜並木の風景を織り込みながら紡がれる、ちょっとだけ変わった世界の青春ストーリーです。

湖岸夕景

海音寺ジョー
作者
海音寺ジョー

古墳時代。長浜の湖岸で暮らす少年が経験する、一日の出来事。

夢の中

鯖みそ
作者
鯖みそ

とある文芸部の部員たちは顧問のきまぐれにより、長浜で合宿を行うことになった。しかし、スランプ中の里は、夜、パソコンに向かいながら眠ってしまう――。

ある夏休みの休日

仲川祐樹
作者
仲川祐樹

「私」は長浜の琵琶湖のほとりにある大学に今年から通い始めた。充実した毎日を過ごしているが、感じるのは変化に対する不安と焦燥感。夏休みのある日友人に誘われて赴いた黒壁スクエアで幼き頃何度もこの地に通っていたことを思い出す。変わるもの変わらないもの。人と街。私は「変わる」ということについて考えていく。

湖国防衛ヒキヤマイザー

井之上みこと
作者
井之上みこと

ヒキヤマに選ばれた少年たちよ、いざ湖国の守人となれ。 長浜に住む小学6年生の少年・石井光成は、友人である小林金吾と豊公園でチャンバラに興じている最中、スマートフォンの災害アラームを受け取る。そこに映し出されていたのは、尾上温泉沖に巨大ロボットが出現したという信じられない一報だった。 さらにその直後、黒壁ガラス館の地下へと呼び出すメールを受け取り、混乱しながらも金吾と共にその場所を訪れた光成は、そこでヒキヤマイザーシリーズと呼ばれる十三体の巨大ロボットを目の当たりにする。 そこには、光成と犬猿の仲である佐嶋清興までもが呼び出されていた。 長浜八幡宮の祭神・ホンダワケノミコトに選ばれた戦士としてトキワ、カスガ、セイカイへの搭乗を迫られた3人は戸惑いながらも、琵琶湖底のさらに奥に住む亜人・ニホウミトとの戦いに身を投じていく。

鉄の華(くろがねのはな)――一貫斎羆始末記
残酷な表現含む

宇瑠栖
作者
宇瑠栖

 江戸後期、国友村に生まれた国友藤一は幼少より鉄砲鍛冶の現場に入っていた。ある日、父の鉄砲作成の手順に疑問を呈す。それを機に父は修行の後、鉄砲鍛冶の役職「藤兵衛」の名を息子に譲ることを決意した。8年後の襲名の夜、藤兵衛を山人が訪ねてきた。近くの山でヒグマが住民に被害を与えているという。しかも鉄砲の使えない雨を狙って出るため、耐水性のある鉄砲の作成を依頼。藤兵衛は頼みを受ける。父はその鉄砲を持って山人とヒグマに挑み、弾を命中させるものの手負いの熊に重傷を負わされ、そのケガがもとで亡くなる。  20年後、北陸と江戸で修業を終えた藤兵衛は、再度山人からヒグマを倒すことのできる武具の制作を依頼される。苦心の末、連発ができる空気銃と鉄製の弩弓をつくり、幼馴染、佐平治と山人と山に分け入り復讐を遂げる。新たな武具の制作過程で、望遠鏡の制作を思い立ち、新たな国友の産業にすべく星に誓う。

野村橋 再生

くくるん
作者
くくるん

滋賀の美しい自然の中で暮らす佐和子は、三十年以上ぶりに中学時代の同窓会に参加することになる。 初恋の遼太との再会を楽しみに大阪に向かう。 何年かは町と田舎の両方の良いところを味わう佐和子だがやがて体調を崩し突然遼太の死に遭遇して 人生後半のしんどさに向き合うことになる。

ゆりスナ! 〜引きこもり少女はスナイパーを目指します!〜
残酷な表現含む

ミカサ
作者
ミカサ

幼げな一人の少女、大羽由莉(おおば ゆり)。そんな容姿とは裏腹にネットの中では70万人のプレイヤーの頂点に君臨する最強の呼び声が高い狙撃銃使いのプレイヤー『Yuri』として知らぬ間に名を馳せていた。けど……リアルでは引きこもり!? いつものようにゲーム内で愛銃を手に敵を次々にキルしまくっていたある日、由莉の元に一通のメールが届く。 『スナイパーになりませんか?』 この一言が由莉の運命を変える引き金になった。 類稀なる由莉の狙撃の才能はみるみるうちに開花していく。だが、そんな由莉に待っていたのは……絶望だった。それでも前に進もうとする由莉の一つの願いとは___ 『わたし……本当は殺したい人がいるんです。自分の手で』 何度も何度も立ち上がる、そんな一人の少女の苦しみと幸せを描いた今までにない成長物語、ここに始まる!

薄明

いなほかえる
作者
いなほかえる

椎名マリエは旅に出た。 受け入れがたい現実と向き合うために、あてのない旅をしていた。 そんなとき、旅路で出会った写真家から一枚の風景写真をもらった。 その写真に写る景色は美しく、マリエはその場所を旅の終着地にすることに決めた。 ―滋賀県長浜市。 そこに写真の場所はあるという。 マリエはバイクを走らせ、一路長浜を目指す。 全てを終わらせるために・・・。

長浜へ嫁に来ました

矢崎奈緒
作者
矢崎奈緒

長浜に嫁いできた奈緒が、長浜独特の言葉や文化に悪戦苦闘します。

シャミセン☆ロック

狗狛瑞嶺/いぬぶくろ
作者
狗狛瑞嶺/いぬぶくろ

「三味線は座布団に座り、雅にペンペンと鳴らすものだ」  そう考えていた睦月は、商店街の福引きで三味線弦のハツネ糸を当てたことで、その考えを大きく変える。  三味線の講師をお願いした隣のクラスの吉川浩介と一緒に、文化祭に出演することになったが、そこで演奏するのが今まで聞いたことの無い激しい三味線音楽――ロック三味線だった。

長浜のおいしいお米の話

きゆう
作者
きゆう

東京都内で喫茶店の雇われ店長をしている川上啓吾は、おいしいものが大好きな食道楽である。イケメンすぎるためか「食べたものが売れる」という謎ジンクスがあり、毎日、お店で気ままに食事をすることが彼の大事なお仕事だ。 喫茶店では15時以降に販売されるおにぎりが人気だ。おにぎりに使われているお米は長浜市で作られているお米をおにぎり用にブレンドした「湖北米」で、啓吾が長浜に赴いて田植えをして稲刈りもしている。 東京に秋の香りがし始めたある日、今年の新米が取れたと生産者の横山祥子がサンプルを持ってやってきた。 「今年も無事に収穫できました」 ツヤツヤの新米に舌鼓を打った啓吾は、収穫期の終わりかけに収穫を手伝うために長浜に向かう。 真っ平らの広い大地に沈む夕日、風にそよぐ黄金色の稲穂。 「おいしいは思い出」だ。 このお米には啓吾の思い出が詰まっていた。

龍雲、はるかに

神倉万利子
作者
神倉万利子

  雅楽の龍笛奏者である橘音弥は、長浜市の最北端に位置する、余呉の町に向かっていた。   そこは他界した母の故郷であり、余呉湖のほとりには、優しい祖父母が暮らしている。  ある朝湖に散歩に出た音弥は、湖畔に注連縄で囲まれた、奇妙な石があるのを発見する。  石碑に刻まれた文から、その場所が湖に昔から伝わる、菊石姫伝説の悲しい物語の舞台である事を知る。 その切ない物語に胸を打たれた音弥は、彼女を偲んで即興で龍笛を演奏する。  その後毎日のようにその場所に足を運び、笛を吹く様になった音弥は、帰京が迫ったある美しい満月の夜、 驚くべき体験をするのだった・・・  美しく幻想的な余呉湖を舞台に、伝説の物語をもとにした心温まる高次元ファンタジー。

掃滅の亡霊と氷の姫君
残酷な表現含む+

夜行性の人
作者
夜行性の人

――貴女は何も世間を分かってはいない。 謎の男から告げられていくセシルの罪と国の変容。 災厄の魔女と恐れられるセシルと、歴史の裏に潜む影が織りなす、革命の序章である。 これは、幸福を求める者の物語だ。

チームIKAの活動を報告します!

ひらめ志津
作者
ひらめ志津

長浜にはたくさんの観音様がいらっしゃってあまりにも有名です。 たくさんのガイドブックもあって、それぞれの地域でみんなの祈りを受けておられますが、 あまり知られていない観音様が小さな在所に大きなお姿で立っています。 観音様の見つめる方角は南東です。貴女の見つめる先は何処ですか? 本当の貴女は今どこにおられるのですか・・・・ を書こうとしている「チームIKA」貴子の話。 (チームYOGOの活動を報告します! 続編) http://45hirame.blog77.fc2.com/blog-entry-564.html

颯爽の城

中村文平
作者
中村文平

 天正3年、今浜から長浜と名を変えた地に、秀吉によって新しい城が築かれた。  長浜城である。  今、一人の青年武将が、長浜の城へ入って行く。  名を田中久兵衛吉政。26才。  後に関白秀次の筆頭家老となって、近江八幡の城と町を造った男。  家康関東移封の後、家康先祖伝来の三河岡崎と西尾を治めた男。  関ヶ原で戦い、古橋村で三成を捕らえた男。  最後は、三十二万五千石の初代筑後国主となった男。  秀吉の家臣となってまだ間もない、若き日の田中吉政の目を通して物語は進む。  吉政は厩で、一人の中年の女性と出会う。秀吉の母なかである。  後に大政所となる秀吉の母その人だった。  十三才の市松(後の福島正則)や十二才の虎之助(後の加藤清正)悪童たちが放り出した、なかの畑作りを手伝うことになる。   なかの陽だまりのような人柄に心を開き、吉政の心は満たされていく。  二年前の姉川の戦の後、信長は比叡山焼き討ちを断行する。同じ年、秀吉は湖北の小土豪を調略する。  中心となる宮部継潤を落とすため、秀吉は当時三歳だった冶兵衛(後の関白秀次)孫七郎を、継潤の養子として差し出していた。  秀次の傅役に選ばれたのが、田中吉政だった。  だが、浅井、朝倉が滅び、湖北は秀吉の所領となった。  孫七郎を秀吉に返す日が来たのだ。  五歳になった孫七郎を自分の馬に乗せ、吉政は長浜城へ向かって進む。

石田三子の謀反

中川瞬希
作者
中川瞬希

 石田みつなり子(仮)というのは、長浜市の宣伝事業である長浜ものがたり大賞のキャンペーンガールで、おそらく石田三成を参考にして造られた架空のキャラクターで、髭と冠が特徴的な女学生だという、誰にでもわかるようなことしかわたしは知らない。  わたしが世間と比べて優位に知っていることがあるとすれば、それは石田みつなり子(仮)がわたしであり、おじさんの造った石田みつなり子(仮)のフィギュアがわたしの身体であるということくらいだ。

雁の来る百選の池

おさみ
作者
おさみ

小谷山の麓にある西池は平成二十二年に日本溜池百選に認定された。毎年秋になると北から様々な渡り鳥が渡って来る。中でも大ヒシクイという雁は有名である。真治がカメラを構え雁の初飛来を狙っていると横から見知らぬ男が声をかける。それは六十五年も昔の戦時中、大阪から学童疎開で来ていて真治と友達になった雅彦である。子どもの頃、可愛いかった雅彦は面影もないほど大きな男になっていたが、懐かしさが込み上げ二人は近くの料亭に行き昔を偲び語り合う。当時、地元の人は疎開してきた児童にとても優しくしていた。とくに真治は雅彦と気が合い、よく遊び話し合ったが、都会の子と田舎の子では考え方も大きく違うこともあった。昔を懐かしく語り合い、明くる朝また西池に来ると多くの雁が初飛来した。雅彦は感動して帰って行った。ふた月程して一通の手紙が届き物語は意外な方向へと展開してゆく。

恋人の聖地 つづら尾崎

学芸員
作者
学芸員

大井淳仁と尾崎ナセリは恋人同士、伊豆の恋人岬で出会った長浜市の弓削夫妻から奥琵琶湖に恋人の聖地があり、夫妻もゴールインしたと聞き興味をひく。  二人で訪れた菅浦には淳仁天皇の保良宮と陵墓、恋しさゆえの這い坂や君連峠の逸話があり、恋人の聖地のモニュメントに紅いリボンを結ぶ、と白い霧がながれ一瞬の間に邯鄲の夢のような不思議な体験をする。 それは奈良時代の淳仁天皇が藤原仲麻呂の乱に連座して保良宮に幽閉され、護送の途中の余呉湖で水浴する奈是理と出会い。やっと結ばれたが逃れる途中に命を落とし、死にのぞみ来世こそは二人で仲睦まじく過ごしたいと願った事を知る。  大井はいまナセリと出会ったのは、輪廻転生による巡り合いだったと悟り、プロポーズすると待っていたナセリは嬉しそう。菅浦はやはり恋人の聖地で、前世からの縁がある者や新たな出会いのある恋愛成就の場と気づいた。

カタヅケ屋霊異記-木之本・かえるのお宿-

井之上みこと
作者
井之上みこと

「遠いところをおおきに、よぉきゃーりました。どうぞごゆっくりしとくない」 神仏心霊関係専門の相談業者「カタヅケ屋本舗」の社員・渋谷大は、上司の本田に頼まれ、長浜への出張ついでに木之本のとある宿まで使いを頼まれる。疲れ切った体で電車に乗り込んだ渋谷はついウトウトと睡魔に誘われてしまうが、その最中、左目を瞑ったカエルに飲み込まれる悪夢を見て飛び起きてしまう。どうにか木之本へ辿り着いた渋谷だったが、そこで待っていたのは口の軽いカワウソの俥夫と、カエルが営む不思議な宿だった――。 Pixivチャットストーリーで非公式連載中作品「カタヅケ屋霊異記」(https://chatstory.pixiv.net/stories/8KROHR2)の外伝。

黒い指のチカ

カバかもん
作者
カバかもん

 仕事を辞め都会から故郷の長浜へと帰って来た野川絢子は、卒業した美大で仲の良かったチカと再会する。チカは長浜仏壇の工房で漆塗り職人の見習いとして働いている。  チカは業界の先細りを考え、自ら漆塗りの小物を作り、販売しようとしていた。チカの成長と心意気に感心した絢子は、アートイン長浜に出店するチカの手伝いを申し出る。  その最中、チカは町おこしの市民団体のメンバーを絢子に紹介する。しかし絢子はその場から一目散に逃げだしてしまう。絢子には不登校だった過去があり、同級生と顔を合わすことを極端に嫌がっていた。  長浜には嫌な思い出しかないと言い切る絢子と、長浜を好いて移り住んだチカは反発し合う。しかしチカが起こした事件がきっかけで、二人の寄りが戻ることとなる。その後、絢子は長浜の為に頑張るチカを後押しするという目標を見つけ、長浜で生きていく事を心に決める。 ※作中の団体等はフィクションです

お前たちに『映画』をゆる~く語ろう

因幡雄介
作者
因幡雄介

 メインパーソナリティである門平善照と美雪雪音が映画を【ゆる~く語る】エッセイです。  コメディふうのチャットノベル形式でやってますので、くわしい情報を知りたい方は【小説制作所ブログ】で予告動画、記事を紹介しております。 *ネタバレはしていません。 *ブログの記事をそのまま引用しています。(ポスター画像、予告動画あり) *ツイッターでは映画の予告動画を流しています。

喫茶『まど』

hirorin
作者
hirorin

 大手門通りは長浜観光の中心ストリートだ。ここのアーケードを抜けた角を曲がると、喫茶「まど』がある。  店主の林和雄と妻の洋子、結婚して近くに住む娘の優子が店を切り盛りしている。学生の純やその母みち子もアルバイトで手伝っている。  常連客はもちろん、観光客にもコーヒやランチの評判が良く、店は繁盛している。しかし最近和雄の手が震え、パーキンソン病であることが判った。周りの人達は何とか和雄を支えようと協力する。  そんな時、常連客から優子の一人息子健太を曳山祭の子ども歌舞伎に出すよう勧められる。健太を曳山の舞台に出すことを決意した和雄は、自分は引退し、優子の夫宏を祭に参加させることにする。  健太を陰で見守ってきた和雄は、祭の当日、妻と娘に両脇を支えられ、孫の雄姿を見るために懸命に歩み出す。

雪が伝えた人形浄瑠璃

元野 敏
作者
元野 敏

滋賀県長浜市富田に伝わる人形浄瑠璃は天保6年西暦1835年に「阿波の国の旅回りの人形浄瑠璃一座」が大雪の為、この地に足止めされたと伝わっており。 その富田に伝わる、話を参考にしたものである。 決して裕福では無い村人と一座の心の交流、孫娘の幸せだけを願い、人形を操る祖父の人形使い、一座の娘は生まれて間もなく母親を亡くした、母親の顔も姿も知らない娘の事を不憫に思い、母親そっくりな人形を父親が彫った、その父親も娘が幼い時に亡くなり、娘にとってその人形は母であり、父親の娘を思う形見である、別れの時、若者の元に娘にとっては、大切な母を映した人形を置いて行く、若者は娘、恋しさ一心でその人形で娘の仕草を真似した。 もう一度あの娘に会えるのだろうか、人形は娘の身代わりだろうか。

長浜戦国まつり 〜冴えない女子高生が火縄銃で賞金30万円を狙ってみた〜

やのゆい
作者
やのゆい

友山アカネは長浜市に住む女子高生だ。 顔面偏差値はギリギリ50。知力体力は平凡。どこにでもいる冴えない女子高生である。 そんなアカネが祖父から勧められて「長浜市」で行われる「姫武将コンテスト」に出場することになる。 目標は優勝賞金30万円のゲット! しかし、美少女コンテストだと思っていた「姫武将コンテスト」は、技と力を競う戦国バトルだった。 戸惑うアカネだが、ビーム火縄銃を手にとって戦う。 アカネは優勝賞金30万円を手に入れられるのだろうか? ちょっと未来の長浜を舞台にした女子高生の戦いが今、はじまる!

五十年先の長浜観光ガイド‘浜さん‘

横山義淳
作者
横山義淳

本書は滋賀県の男性の平均寿命が、現在日本一であることにヒントを得て、書いたものである。  長寿の要因が近江特産の「鮒ずし」にあることを特定して、空想を展開したもので、その舞台を五十年先の長浜市とした。 現在の平均寿命は百三十歳で、人口は百五十万人。主人公の長浜市観光ボランティアガイドは、御年八十八歳、今なお元気に活躍している。  長浜市に転入を希望している四名のゲストを、市内一日見学に案内する。 JRリニア長浜駅に集合したゲストを、びわ湖岸の新開地から、黒壁のある旧市内の方へ、さらにエアーカーで戦国の館や余呉湖、観音の里へと案内する。そうして最後は歓迎パーティーが開かれ、その席上で思わぬサプライズが起こって会場が盛り上がる。 この物語には二つのテーマがあり、一つはフナーズ菌による身体の健康長寿と、もう一つは観音様の心の利益である。つまり心と体を混ぜ合わせた喜劇小説である。