重い扉の向こうでは、灰色の空が静かに泣いていた。
 涙に濡れながら、屋上へ足を踏み出す。
 容赦なく吹きつける雨が薄い病院衣を濡らしていく。
「ねえ、どこにいるの?」
 灰色に塗り上げられた世界で、私は立ちつくした。

     *  

 痛みは無かった。あるのは嫌悪感だけ。
 黒くべとつくタールコールが傷口から溢れ出す。
 やっぱり。
 それを見て納得する。
 私は人間じゃないんだ。
 ポタリと垂れた滴が水たまりの中に落ちて、透明な赤がじわりと広がった。そこで初めて気が付く。
 あ、血だ……。
 ポタポタと落ちては鮮やかな水玉模様を描いていく血をぼんやりと眺める。
 虚無が心を支配して、やがて穿っていく。
 覆い尽くされた嫌悪感がその穴の中に次々と落ちていって、私はようやく平静を取り戻した。
 後に残ったのは、白い皮膚の上を走る傷だけ。
 血は止まることなく滲み出ている。
 けれど、やっぱり痛みは無い。
 ――また切っちゃった。
 不意に、悪びれもしない声が聞こえたような気がして思わずぞっとする。
 わざと目立つところに〈傷〉を付けて、見せつけるように肌を晒していたあの子と私は、所詮は同類。
 それを自覚して再び嫌悪感が心を覆い尽くしていく。
 二の腕の内側にもう一度カッターの刃を当てる。
 ここなら見咎められることもない。
〈傷〉を目にした人がどんな気分になるか、私はちゃんと知っているから。
 だからこれはほんの少しの配慮。
「ねえ、それ痛くないの?」
 突然声が降ってきて、私は体を強張らせた。
 後ろ暗い行為を見られたことへの罪悪感。
 耳の奥で鼓動が飛び跳ねた。
 恐る恐る振り返ると、見知らぬ男が仕切りから身を乗り出していた。
 ぎょっとした。
「なにしてるの! ここ女子トイレ!」
 渦巻いていた嫌悪感は急速に萎える。それでも、飛び出した声の明るさに自分で驚いた。
 トイレでリストカットをするのは個人の勝手だが、男が女子トイレを覗くのは間違いなく犯罪だ。
 カッターを素早くポケットに滑り込ませて個室から出ようとすると、男は仕切りを乗り越えて来た。
「狭いね、ここ」言いながらにこにこと笑う男に背筋が粟立つ。
 いくつもの不快な事件が脳裏をかすめていく。
 手が震えて鍵が開けられない。
 なんで私が。
 そう思ったとき、腕を這う手の感触を覚えて凍り付いた。
 指先が血の気を無くして真っ白になるほど手を握りしめる。
 得体の知れない震えを押し隠すように体をドアに押しつけた。
 己に感じていた嫌悪とは別のものがこみ上げてきて、目眩がする。
 抵抗すればいいとか、助けを求めればいいとか、思っていてもいざという時、そんな思考は働かない。
 恐怖に怯えるのが精一杯。
 それでもまだ、背を向けて男の顔を見ていないだけはましだ。
 噛んだ唇からわずかに鉄の味が口内に広がる。
 なんで私が……。
 諦めようとしたとき、男が話しかけてきた。
「まだ血が出てる。痛いでしょ?」
 そう言って強く腕を引かれた。
 暴かれた二の腕。制服の袖口から血の滲む真っ直ぐな傷が覗いている。
 男がそれを悲しそうに見つめているのが分かって、顔に血が昇った。
 同情してるとでも言うの? あんたみたいな奴が?
 私は力任せに腕を払った。
「だったら何? 可哀相? 別に痛くないわよ、これくらい」
 怒りが沸いた。腹の底から沸々と。
 同情が欲しい訳じゃない。慰めて欲しい訳じゃない。労って欲しい訳じゃない。
「あんたなんかに、私の何が分かるのよ!」
 怒りをぶつけるように叫んだ。傷口に爪を立てて力一杯腕を握った。抉られた傷から新たな血が溢れて滴った。
 男は困ったように眉根を寄せて、小さく首を傾げる。
「『分かるよ』って言ったら、僕を受け入れてくれる?」
「そんなこと……!」
 叩きつけるように言うと、男が言葉を引き継いだ。
「ある訳無いよね。やっぱり」
 そう言いながら、私の腕を強引に掴んで引き寄せると、トイレットペーパーで丁寧に血を拭き取った。抵抗しようにも、男の有無を言わせない態度に私はされるがまま。唇を噛んでただそれを見つめた。
「そんな顔しないでよ。僕は別に君を傷つけたい訳じゃないんだ」
 男はそれ以上何かをしてくる素振りを見せなかった。
 だからといって油断は出来ない。
「……慈善事業だとでも言いたい訳?」
「そんなつもりも無いんだけどね」
 困ったように小さく笑っている。
「きれいになったよ。さあ、ドアを開けて。君の居場所に戻らないと」
 その言葉に、私は思わず吹き出す。
「居場所? 居場所なんてある訳無いじゃない。嫌味?」
 トイレで自傷行為にふける人間に、穏当な居場所なんてあるわけがない。そんなものがあれば、そもそもこんなことはしないのだから。
「嫌味でも皮肉でもない」
 男は優しく微笑んで、手を差し出した。
「例えば、僕が君に居場所をあげるって言ったらどうする? 僕が君を灰色の居場所から救い出してあげるよ」
 そんなのはただの甘言でしかない。その先にあるのは破滅だ。
 でも……。
 私は男の言葉に惹かれていた。
 このまま此処に居たとしても、待っているのは同じ破滅かもしれない。それなら、自ら飛び込んだとしても結果は何も変わらない。

 私は彼の手を取った。

     *

 手を引かれて、私は路地を走った。
 冷たく吹きつける雨が私たちを容赦なく濡らしていく。制服は雨を吸ってずしりと重くなった。まるで枷のように。脱ぎ捨てることが出来たらどんなに良いだろう。
 身動きが出来ないほどに縛り付けられて、もがくように呼吸をする。
「服、変えようか。それじゃ目立つからね」
 ぎくりとした。
 彼は血のついた袖口を指さして言った。見ると、雨に濡れて赤が滲んで広がっている。
 良かった。
 胸を撫で下ろした。私の心が見透かされたのかと思ったから。

 手近なショップに入ると、私は迷わず黒い服を掴んだ。喪服のような黒。これなら多少汚れても問題ない。
 すると、彼が奥の方でにこにこと笑いながら私を手招いた。
 持っているのはコーラルピンクのワンピース。
「やだ」
 開口一番言い放つ。けれど彼はそんなことでは引き下がらなかった。
「君はこういう色の方が似合うと思うよ。明るい肌色をしているし」
「やだ。こんな色着たこと無い」
「絶対似合うから! 合わせるだけでも」
「やだ」
 押し問答しているうちに店員が寄ってきた。

「とても良くお似合いですよ」
 店員の強い勧めもあって、私は渋々試着した。
 飛び出る常套句にうんざりするも、鏡の中に映った自分に驚いていた。
 いつも暗い色を好んで隠れるように俯いていた私は、その中では背筋を伸ばしている。白い肌はコーラルピンクに映えて血色が良く見える。
(ほらね)
 少し離れて様子を窺っていた彼に視線を向けると、得意げな笑みを浮かべている。
(買っちゃえ)
 こういう場合、男が支払いするんじゃないの?
 そう思いながら、自腹を切った。
 まあいいか。最後だと思えば。

「どこか行きたいところある?」
 彼は優しい笑みで聞いた。
「……海へ行きたい」
「海? まだ時期じゃないし、雨の海はきれいじゃないよ?」
「だから良いんじゃない」
 私は薄い笑みを返す。

 車内は驚くほどガラガラだった。平日の昼間などこんなものなのだろう。
 私がボックスシートに座ると、彼も何も言わずに隣に腰を下ろした。
 灰色の景色は濡れて暗く沈んでいた。世界が憂鬱そうに俯いている。
 私みたいに。

「……愛されなきゃ、生きてる価値無いんだって。だから傷をつけるんだって。愛してもらえるように」
 私は窓の外を眺めながら唐突に言った。
「君の話?」
「友達の話」
 彼は少し考える。
「それは……本当に友達? 相手にとって都合の良い関係じゃなくて?」
「……さあ? それを決めるのは彼女であって、私じゃないから」
「ひどく歪だね」
 その言葉に、私は小さく笑った。
「そうだね」
 色のない景色が私を置き去りにして、飛び去っていく。
「だから私は、誰にも悟られずに死のうと思った」
 ポツリと言うと、彼は私の手を取ってきつく握った。
 その強さに心が固く閉ざしていたいたはずの心がほんの少し緩んだことは、口が裂けても言わない。

 海に出るには山を幾つか越えなければならない。
 暗く長いトンネルがどこまでも続く。
 窓に映る自分の姿がどこか滑稽に見えた。
 あなたは一体どうしたいの?
 問いかける。
 この旅の終着点に待っているものを、私は知っている。
 残酷で救いのような、終わり。

 トンネルを抜けてもどんよりとした灰色の空がいつまでも雨を降らせていた。
 窓についた水滴が軌跡を描いて行くのを辿っていく。
「雨なんて嫌い」
 口の中で小さく呟いたはずの声は、けれど彼の耳に届いていたらしい。
「そう?」
 私の方へ身を寄せて、彼は窓の外を眺めた。
「神様が君の代わりに泣いているんじゃないかな?」
 彼の言葉に私は吹き出した。
「バカじゃないの? 神なんて居るわけが無いじゃない。もし、本当に居るなら、私なんかが生まれてくる訳がない」
 私は身じろいでシートの上で膝を抱えた。
「そんなこと無いよ。神様はきっと電車の中で膝を抱えて泣きそうになってる君のことをちゃんと見てると思うよ」
「……誰が泣きそうだって?」
 小さく睨むと彼は困ったように肩をすくめる。
 涙なんて、とうの昔に枯れた。
「さっきからずっと我慢してるくせに。そんな顔をして自分を貶しちゃダメだよ。悲しむ人がいるから」
「そんな奇特な人間は居ない」
「例えば僕とか」
「笑えない」視線を膝に落とした。
「失敗したとか思ってるんじゃないの?」
「何を?」
「普通は薄幸の美少女でしょ? ロマンを感じたいなら友達を紹介してあげたのに」
「そんなロマンは求めてなかったなあ。君は僕にとって特別だから」
「口説いてるつもり? 変態のくせに」
「ひどいな」
 彼はクスクスと笑った。
 ひどいのは私だ。
 居場所をあげると連れ出してくれた彼に全てを押しつけようとしているのだから。
 ひどく扱ってくれればいいものを。
 なんでこんなに優しくするかな。
 私はうずく目頭を隠すために、膝に顔を押しつけた。
 どうしてだろう?
 かすかに触れる肩から伝わる見知らぬ温もりに、どうしてこんなに安堵するんだろう?
 彼は何も言わなかったけれど、優しい眼差しで私を見つめているのを感じた。彼の言うところの「神様」のように。

 電車が海辺の駅に滑り込んだ。
 黒くくすんだ海が目の前に広がっている。
 そこで、私は凍り付いた。
 長い黒髪、黒いノースリーブワンピース。晒された腕に残る無数の傷跡。
 どうして彼女がいるの?
 隠れようにも寂れた駅舎にそんな場所はない。
 戸惑っているうちに、彼女が私に気が付いた。
「こんなところで一人で何してるの?」
「……うん。ちょっと、気分転換に……」
 なんとか笑顔を取り繕う。
「へえ。いつもと雰囲気が違うから気が付かなかったよ。そのワンピース、すごい色だね。よくそんなの着れるね。娼婦みたい。私には無理だな」
 悪びれることなく言う。
 自分の価値観が全て。
 そうやってさらりと人を傷つける。気付かないふりをして。
 私はぼそぼそと曖昧に答えた。
 そして彼女は去っていく。無神経な笑顔を振りまいて。
 どす黒い嫌悪が渦巻いていく。
 息も出来ない。
 私は無意識に腕の傷に爪を立てて抉った。
 当然のように痛みはない。
「彼女は?」
 彼が私の顔をのぞき込んだ。
「……似合ってるなんて嘘」
 絞り出した声。それは怒濤のように溢れてきた。
「なんでこんな服着せたの? 笑いものにしたかった? 指さして笑ってたんでしょ。可笑しいって」
「急にどうしたの?」
 戸惑うように触れる彼の手を払って、私は吐き捨てた。
「嘘吐き。あんたのくれる居場所なんていらない。もう終わり」
「僕の居場所が君だとしても?」
「あんたがどう思おうともう私には関係ない。もう此処には居たくない。彼女が出来なかったことを私がやり遂げるの」
 そう言うと、彼は私の肩を強く掴んだ。
「ダメだ。君はいつまでも彼女にこだわるべきじゃない。それは彼女の価値観であって、君のじゃない。君は自分の価値を見誤っている」
「他人の価値観でしか生きられない私はクズだ。誰からも愛されない人間に価値なんて無いんだから」
「君が君自身を見放してしまったら、誰が君を愛するの? 僕はいつまでもこうして君と離れていることは出来ないんだ」
 離れていることは出来ない? 何を言っているの?
「やめてよ気持ち悪い。もう、ここで終わり」
 私は海に向かって走り出した。
「待って!」
 彼の声が追ってくる。
 雨に濡れて重くなったワンピースの裾を蹴り上げる。
 すぐそこに、私が待ち望んでいたものがある。
 真っ黒な海の中に……。
 その時、体に衝撃が走った。

 気が付くと、私は草むらの中に倒れていた。体中に擦り傷を作って、血が流れ出ている。
「……痛くない?」
 弱々しい声がする。
 見ると、彼が道端に倒れていた。
 アスファルトの上にはタイヤ痕が残っている。
「痛みは?」
 もう一度彼が聞いた。
「……無い」
「良かった」
 彼は安堵するように小さく呻いた。
 不思議だった。傷だらけだというのに、痛みを全く感じない。
 よろよろと立ち上がって、彼の傍らに膝をついた。
 ワンピースは汚れて擦り切れている。
 ぐったりと横たわる彼に恐る恐る触れた。
 雨に打たれて体が冷え切っている。
「……怪我、してるの?」
 見たところ、彼は無傷だった。けれど、一向に起きあがる気配がない。
 それどころか、痛みに耐えるように体を丸めていた。
「……僕は大丈夫だよ。君が居てくれるなら」
 そう言って私の腕を強く掴んだ。
「……何、言ってるの?」
「その様子だと、やっぱり君は気が付いていないんだね」
「何を?」
 彼は力なく微笑むと、私を抱き寄せる。
「僕は、君だ。君が無くしてしまった心の一部なんだ」
 彼は私の耳元でそっと囁いた。
「そんなこと……!」
「無いって言える?」
 身を引いた私に、彼は相変わらず微笑んでいた。
 彼に掴まれた腕が急に緩んだ。目を向けると、その手は色を無くして透き通っていた。
「……あんた、透明になってる」
「もう、限界みたいだね」
「どうして……?」
「お願いだ……。君が、君自身を愛してくれないと、僕には行くところが無いんだ。居場所をあげるだなんて言って、ごめん。本当は、君が、僕の居場所。だから、僕を嫌わないで……。これ以上、遠く離れていかないで……。独りでどこかに行ってしまわないで……」
「何、言ってるの? 訳がわからない……」
 不意に、たらりと雨に混じって生暖かい何かが頭皮を伝った。ポタポタと滴ったのは、鮮やかな赤。
 なんで?
 それを見て、彼は悲痛に呻いた。
「僕たちは二人で一人だから。僕の傷は君に。君の痛みは僕に。だから、君がいくら腕を切っても、痛みは無かったんだ。痛みは全部、僕が引き受けるから。でもこれは、正しいあり方じゃない。このまま、僕たちが離れてしまったら、君は本当に独りぼっちになってしまう」
 滴る血を、彼がそっと拭った。
「この痛みじゃ、もう僕は僕として形を保っていられない。ねえ、もう、君の元へ帰っていいかな?」
「……なんで? あんたが此処にいれば良いじゃない。私の代わりに。あんたが生きていればいいじゃない」
「それは出来ないよ。君が居てこその僕なんだから。僕は……君なしじゃ生きられない。ねえ、知っていた? 君のつける傷はとても痛いんだよ。心が引き裂かれそうなくらい。君が痛みに耐えられないから、きっと僕が生まれたんだろうね」
「ダメ。帰ってこないで。あんたが居なくなったら、私は独りぼっちじゃない。誰が痛みを引き受けるの? 私はどうしたらいいの?」
 私は急速に冷たくなっていく彼の体を、引き留めるように必死で抱きしめた。
 流れ出る血の赤が、灰色の世界で際立っている。
「泣かないで」
 彼の薄くなった手が私の頬に触れた。
 雨に混じって、焼けるような熱い涙がその手を濡らす。
 泣いていた。涙なんて、とっくに枯れたと思っていたのに。
「僕たちは、あるべき姿に戻るんだ」
 彼は優しく微笑んだ。
「僕が君の元へ戻ったら、代わりにこの雨が君を温かく包み込むよ。傷ついた心を優しく撫でるように。そして、灰色の空に光が射すんだ。青く澄んだ空はどこまでも果てしなく、金色の雨が君を祝福する」
 彼は厚い雲を指さした。
「そこに虹をかけようか。淡く輝く橋を。それが、僕が君の側に居るよって合図。いいね? どんなに長く降り続く雨も、いつかは晴れるんだ。君の心と同じように……。
 だから……」

     *

 病室で目覚めたとき、彼の姿はどこにも無かった。
 白くがらんどうな部屋の中に、無造作に置かれたコーラルピンクのワンピースが浮き立っている。
 彼が、似合うと言った色。
 そっとベットを降りると、体中に痛みが走った。
 息が詰まりそうなくらいの痛みをじっと耐える。
 これは、彼が肩代わりしていた私の痛み。
 一目でいい。もう一度、彼に会いたかった。
 私は痛む体を引きずって走り出した。

 重い扉の向こうでは、灰色の空が静かに泣いていた。
「ねえ、どこにいるの?」
 あれほど冷たかったはずの雨は温かかった。心の闇を洗い流すように優しく降り注いでいる。
「側に、いるの?」
 答えは無い。
 私は腕を抱いてそっと涙を流した。
 ずっと側に寄り添っていてくれた温もりを抱きしめるように。
 やがて空を厚く覆っていた雲が薄れ、光が射し込んできた。
 雲の割れ目から幾筋もの光のリボンが投げ込まれる。
 弱まった雨が金色に輝きながら辺りを満たした。
『だから……』
 彼の声が聞こえたような気がした。
『顔を上げて』

ましの
この作品の作者

ましの

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