2  魔法の練習

おはよーございます

昨日、城いえの中で迷子になって魔法のあることを知った
鈴音改めセシルで~す。

と言う事で、今日は魔法の練習をしま~す。

まずは、英語でやってみましょう

<<城いえの地図よ、リサーチ>>

おほ、これで出てきちゃった!
ビバ魔法!これで良いのか?こんなに簡単に使えて!

オロ?なんかゲージみたいのが出てきましたよ!

ふむふむ、これがMPというやつですか!

って、なんで?ゲームみたいにこんなのが出てくるの?

もしかしてあのボケ神か、今日の夜、呼び出し決定!

城いえの地図も出てきた所で一階部分をみてみましょう!
ふむふむ、なるほど、今いるところがリビングで
隣にキッチン、逆側の隣にゲストルーム
うーん、地図は一階部分しか分かりませんね
と言う事で、<<オールリサーチ城いえの全体の地図を表せ>>

ハイハイ、出てきましたね
どれどれ、二階部分にはパパりんの書斎と各それぞれの部屋
うぉ!三階に図書室なる文字があるではござらんか!
さすがは、金持ち!イェ~イ!
では、図書室に行ってみましょう!

「おーい、もふもふ怪獣君」
来ました来ました、いつ触ってももふもふですねぇ~。

うんしょっと、ではしゅっぱー・・・
そう言えば、ママりんに「一人でどっか行っちゃメ」って
昨日、言われましたね、さすがにそれは守らねば!

と言う事で、お供の確保と参りましょう!

ターゲット発見!

「ねぇねぇ、ごほんがいっぱいあるとこ連れてってー」

幼児の特権、キラキラ攻撃~!

よっしゃ、コロッと落ちたぜ!ちょろい、ちょろい。

お供をゲットした所で図書室へGO!

図書室に着きました~、いや~やっぱ広いですね~

サッカーコート位の大きさが有るんじゃないんですか?

さぁさぁ、魔法に関する本を探しましょう!

<<リサーチ魔法の本よ出てこい!>>
・・・出てきませんね、さすがにそこまで、万能じゃないですか
MPは全然減りませんね、もしかして無限?

っと、おっ?あそこで本が光ってますよ
でも、まだまだ身長が足りませんねぇ~

と言うことで再度おねだり、
「あのほんとってー」
チョロイぜ!ふむふむ、基本的に呪文は簡単何ですね

そうと、分かったら実験したくなりました!

でも、実験出来る場所がありませんねどうしましょうか?

ママりんには、申し訳無いですが
これも、スキルアップの為です!
許して下さい!母君!

じゃ、まずはお庭へ行きましょうか、メイドさんに怪しまれない様に
「あんがとー、ひとりでかえれるよー」
メイドさんは仕事に戻りましたね?じゃあもふもふ君に乗って
いざ、お庭へ!

着きました~!いや~お庭も広いです!
やっぱ、日本人の性ですね、東京ドーム何個分あるんでしょうね?

周りに草が生えてない所っと、意外と無いものですね、
しょうがない、<<グラスカッター・草を刈れ>>
うほほほ、見事に除草出来ました!

ついでに、今刈った草を乾燥させて
火をつけてみましょう!

<<ドライグラス・草よ乾け>>
<<ファイアーボール・草よ燃えろ>>
お見事ですね!いとも簡単に魔法が使えますね。
さすがは、魔法チート最強です!

まぁ、実験も終わりましたし、そろそろ入りますか、

もふもふ君、帰るです!

うんうん、誰にも見つかりませんでしたね
良かった、良かった。

おっ、パパりんがこっちに来ますよ、なんでしょうね?

「セシルちゃん、お勉強しましゅか~?」

っと、パパりん勉強を教えてくれるんですね!

それは、ラッキー!ではでは、お言葉に甘えて

パパりんが教えてくれたのはこの国の歴史でした!
しかも、その中で我が家は王族の一部で
最も王様に近い権力を持っているとのこと!

いやー、そこまで凄い一家だったんですね、
どうりで城いえが大きいわけだ!納得です!

フワァ~。色々、動き回ったので疲れました、
さすがに体力はそこまで、無いですね。
では、寝ながらあのボケ神を呼び出しますか!

では、おやすみなさーい!

・・・・っと
おっ、成功しましたか!
「何が『成功しましたか!』じゃ!人のことを散々ボケ扱いしおって!」

「ていうか、あんたそもそも、人じゃないし、ミスばっかりじゃん!
人の記憶消し忘れたり、なんか、ゲームみたいにステータス出してみたり
先に産まれた姉弟がいるって何ですか?
お願いしてませんよ!そんなこと!

まぁゲーム風要素も、言葉が分かるのも助かってますが」

「じゃろ!イヤー我ながら(バシっ、ドスっ、ゴキっ、」

「調子に乗るな!」

「ハヒ、フミハヘン(はい、すみません)」

「分かれば、宜しい」

「で、のう、そちら3姉妹の魔法はあちらの世界の言葉でも、英語でも、日本語でも
発動するようにしちょいたんじゃがどうじゃ?」

「・・・英語で発動したのは貴様のせいか
まぁ、便利だから許すとしよう」

「それから、
そちらのMP(魔法力)は1000でHP(体力)も1000じゃ
安心して、暴れると良い!
経験値は通常の10分の1でレベルがあがる様になっちょる!
んで、ステータスやら何やらは唱えれば出てくるぞい」

「ハァ~、また余計な事を!」

「まぁ、良いじゃろ!便利じゃろ?」

「貴っ様~!余計な事をしおって!」

「そんなに、怒らなくても、良くないですか?セシルさん?(ギロ
すみません!すみません!」

「分かれば、宜し!」

「じゃ、そろそろ起きるから」

「ふむ、おっ達者での」

おはようございます、まだ夕方でしたか、
あのボケ神、結構余計な事をやってましたね

まぁ、それも良しとしましょう。

「セシルちゃ~ん、夕食出来たよ~!」

おっと!兄さんが呼びに来ました
兄さんは母さんに似のイケメンさんですね!」

兄さんに、もふもふされながら移動しています

多少、シスコンのような気もしますが良しとしますか!
イケメンさんだから!

なんや、かんやで夕食です、
我が家ではメイドさんコックさんの作る料理ではなく
ママりんの作る料理です!
「うまぁ~」ママりんの作る料理は天下一品ですね!

小海あづさ
この作品の作者

小海あづさ

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