第14話 信長の野望
モジャ太郎達が最後に向かった所は長浜城でした。長浜城はとてもすごいお城らしいです。でも、モジャ太郎は何がすごいかわかりません。
すると、そこに織田信長という人が現れました。織田信長は頼んでもないのに、長浜城の解説を始めました。モジャ太郎は信長の説明を聞いても、いまいちわからないので解説の途中で行こうとしました。
その無礼な態度に腹を立てた信長はモジャ太郎を刀で斬り殺そうとしました。しかし、サルが身を呈して、守ってくれたおかげで、モジャ太郎は助かりました。すると、キジが頼んでもいないのに織田信長について熱く語り出しました。キジの話によると、織田信長はとてもすごい人らしいのです。しかし、いきなり人を斬り殺そうとする非常識な信長が何ですごいのかモジャ太郎にはサッパリわかりませんでした。ちなみにイチは何もしていません。
信長が落ち着くとモジャ太郎達に
「わしの攻撃を防ぐとはおぬしら、なかなかやるな。そうだ!おぬしらの腕を見込んで頼みたいことがある!」
と言いました。信長の頼み事というのは、琵琶湖に浮かぶ竹生島という島から聖なる御神木を取ってきてほしいということでした。モジャ太郎達は断ると殺されることを確信していたので頼み事を聞くことにしました。パワハラなんていう言葉のないこの時代に生まれたことをモジャ太郎は心底後悔しました。