登場人物(1話)

メインキャラクター

Ilis Elise Glays (アイリス・エリス・グレイス)
<TRPG基本データ>
Age 22 female Journalist
体力9 敏捷力7 分析力7 知覚力8 意志力6 魅力7 運10
外見:最高 趣味:熱中 学歴:カレッジ 所持金:標準 仕事:不真面目 信用:高い 名声:小さい 配偶者:別離 人脈:2 両親:健在 財産:快適 敵:なし
<小説での設定>
通称リリス。 情緒欠落・表情希薄・毒舌・無鉄砲・推理&情報分析至上主義。特技は隠密。運と体力で乗り切るタイプ。作り笑いは「日出処の天子」序盤の厩戸皇子のイメージ。一匹狼だが人間嫌いではない。取材は好きだが、記事を書く頃には興味が失せるため編集は不真面目。心霊調査員になりトラウマは増えたが、それしか生き甲斐が無く調査は熱心。両親は不仲でネグレクト。母親に殺されかけ父親から虐待されたが、就学年齢以降は祖父母に育てられた。アメリカの大学を卒業。在学中に結婚したが夫が死亡。(ただし法的には未手続なので旧姓) 調査員にならなければ、犯罪者になった可能性大。

Kein Fleming (ケイン・フレミング)
<TRPG基本データ>
Age 23 male Scientist
体力8 敏捷力5 分析力7 知覚力8 意志力7 魅力8 運8
外見:美しい 趣味:熱中 学歴:シニア 所持金:標準 仕事:怠惰 信用:低い 名声:なし 配偶者:有り 人脈:3 両親:健在 財産:富裕 敵:なし
<小説での設定>
おしどり夫婦「フレミング夫妻」の夫の方。マッドサイエンティスト。ニコニコしながら自前の発明品を取り出す。『霊魂君』以外の機器名は執筆者が勝手に捏造した物。機械以外にはあまり興味がなく、世間の風潮に対して少々疎い。自分の発明品をたまに売買するため、バイヤーを通じて犯罪関係の人脈を持っている。通常時はちょっとうっかりさんな常識人だが、発明や機械が絡む時と性格が変わる。特に武器類を手にすると大胆で強気。仲間に対しては優しいので、さすがのリリスも彼には毒舌を引っ込める。外見設定が全く無いため、赤毛に緑の目とした。容姿は結構良い男なのだが、身なりに気を遣わない。奥さんに叱られて髪を整えたり着替えたりしているイメージ。

Lifath Fleming (リーファス・フレミング)
<TRPG基本データ>
Age 22 female Mystic 体力8 敏捷力5 分析力7 知覚力8 意志力7 魅力8 運8
外見:魅力的 趣味:熱中 学歴:シニア 所持金:標準 仕事:怠惰 信用:低い 名声:なし 配偶者:有り 人脈:3 両親:健在 財産:富裕 敵:なし
<小説での設定>
おしどり夫婦「フレミング夫妻」の妻の方。気丈でとても真面目な若奥様。占い師の仕事も真面目。信仰心も厚く、肌身離さずロザリオを身につけている。基本的にはカトリック信者なのだが、プロテスタントの教えについても詳しい。(霊媒の仕事で必要になるため)霊感は極めて強く、特に集中しなくても例の存在などを感じてしまう。通常は霊能力をシャットアウトしている。攻撃系の霊能力も多様に使えるが、治癒やダウンジングを特技としている。本好きでかなりの読書量なのだがジャンルは偏っている。典型の英国人女性で夕食メニューは4つくらい。掃除や庭の手入れなどはとても丁寧。夫の天然度がやたら高いため、彼女の天然さはほとんど目立たない。外見設定が全くないので髪は栗色、目は鳶色とした。

Gary Crohn (ゲーリー・クローン)
<TRPG基本データ>
Age 46 male Dilettante
体力1 敏捷力9 分析力9 知覚力5 意志力7 魅力5 運8
外見:悪印象 趣味:多趣味 学歴:カレッジ 所持金:富豪 仕事:標準 信用:高い 名声:なし 配偶者:別離 人脈:1 両親:健在 財産:富豪 敵:なし
<小説での設定>
容姿は悪印象、所持金と財産が富豪というかなり嫌なステータスの実業家。会社経営者設定としか書いてないので、貿易関係メインの総合企業とした。妻とは死別。よくリリスに求婚する。(ゲーム内でも度々あった) 学スキル全て持つ博識で体力のないインテリ系だが、色物行動が多く典型の「巻き込まれるタイプ」。多趣味なので絵も上手いという設定だが、調査の合間に変な犯人の絵を描き周囲を混乱させる。最年長だが口調が結構若く、クールなボケ役。小説版では年長者としてグループのまとめ役の立場も兼ねている。なお、執事のピコー氏はゲーリーのプレイヤーの命名。外見は黒髪、黒い目とした。

Comet Star (コメット・スター)
<TRPG基本データ>
Age 24 male Detective Mystic
体力7 敏捷力8 分析力8 知覚力10 意志力10 魅力10 運10
外見:魅力的 趣味:多趣味 学歴:大学院 所持金:富裕 仕事:標準 信用:高い 名声:なし 配偶者:有り 人脈:なし 両親:片親(母) 財産:標準 敵:弱い
<小説での設定>
心霊能力を持つ探偵。万能な調査員でこのメンバーでは最強。プレイヤーが描いたイメージ画はもっと子供だったのだが、小説では10代半ばに見えるという設定に変更。ゲーム内での決め台詞が「僕は24歳だ!」だったため、小説でも子供扱いや容姿への言及が多い。本来はクールなタイプなのだが、喜怒哀楽が極端。頭脳明晰で推理能力も低くないのだが、詰めが甘い。連絡要員ジェーン・コッカーと仲良し。(プレイヤー氏のイメージ画が可愛かったためいまだに小説作者に遊ばれている。)色設定は不明なので、濃い目の銀髪に青緑の目とした。

サブキャラクター(1話ゲストを含む)

Arthur Landon (アーサー・ランドン )
行方不明のゴーストハンター。英国紳士、独身、片眼鏡(&ロマンスグレー)。リバープール大学の元教授。ゴーストハンターとしては"ジャッカル"が心霊調査機関の幹部になった頃と同時期参加。面倒見が良く寛容で、特に若手に慕われていた。コメットでなくても彼が殺されたと聞けばロンドン中のゴーストハンターは怒る。リリスは心霊調査機関の新人時代、数ヶ月彼の指導を受けていた。(ラストの呟きでリリスのブチ切れ具合を察して頂ければ幸い) 別件での調査中にブローカーと接触し遺物を入手。シュタインが英語が不得手で取引に苦労している事を知っていたため、二度目の呼び出しで「別の品の追加購入を」という嘘を鵜呑みにしたと思われる。遺体はテムズ川に遺棄された(未発見)。

Alan Dallas (アラン・ダラス)
考古学者。UCL歴史科学部の教授。ある秘密結社の構成員。(この組織は別の話に登場予定) 二大学以外でロンドン市内にある古い大学&考古学や歴史学がある所を探しUCLに。ダラスは野獣の結社への献金作りに、遺物をシュタイン経由で売っていたという設定。これは組織内での昇任を望んでのこと。運良く結社が探していたミイラを発見したが、幹部ロードマックに渡すよう命じられてしまう。それ以前に、錫杖をシュタイン経由で売ってしまっていた。これは秘術レベルの知識が全く無かったためと思われる。輪状の蛇も古代文明には多いモチーフなので、深刻に考えなかった様子。故に消去された。

Heinrich Stein/Henry Stein (ハインリヒ・シュタイン(ヘンリー・スタイン))
ドイツ姓で、よくありそうな名前を選んだ。ゲーリーの想像通り亡命者。ドイツ国内で手配されていたため、ゲーリーのドイツ語と強面(笑)で追手と勘違いした模様。ダラス教授には遺物ブローカーとして雇われていた。彼には土器もガラクタにしか見えない。ランドン宛の暗号はダラス教授が作った物。英語はコックニーを片言だけ。英文は読めるが、一人で文は書けない。ドイツ語は読み書き出来る。酒場の女将は彼の情婦か仲間と思われる。ゲーリーが「ジャックの連れのハインツ」と言ったのは切り裂きジャックの暗号を見た事を示唆している。文中に書いた通りハインツはハインリヒの愛称・略名。

James J Roadmac (ジェームズ・ロードマック)
本名ジェームズ・ジョージ・ロードマック。ダラス教授と同じ結社の最高幹部の一人。WW1で功績を上げ、死の商人として暗躍し男爵号を買った設定。(ww1終結は1918年なので老齢ではない) 一見紳士だが腹黒い。妻子はいない様子。高レベルの霊能者で好事家。リリスの取材でゴーストハンターの存在に気づき、公開日前夜に来ると予想していた。そのために金で雇った用心棒(黒人の大男)と警備員を配備。錫杖は偽物と交換、展示品の中で貴重な物も持ち出した。用意周到、備えあれば憂いなし。

Benson (ベンスン(黒人の大男))
第一話では名前は出ていないが、米国1977年のTVドラマ「Soap」でロバート・ギローム演じる黒人執事ベンスンから取ったらしい。007シリーズののジョーズの如く顔面殴られてもニヤリとするイメージ。だが腕を撃たれて平気だった訳ではなく、痛みを我慢していた。焼死は気の毒なので助けることになったのは、リリスの「立ち塞がる敵には容赦がない」「ゴーストハンターとしては私情を挟まない」という矛盾したポリシーの後者によるもの。ベンスンは金で雇われており、任務に忠実。報酬次第で殺人も辞さないが悪人でもない。ロードマックには恩もなく捨て駒にされた事もあり、今後別の立場で再登場する。

Carl Bruner (カール・ブルーナー)
推定年齢30代後半。肌は浅黒いが顔立ちは白人の男性。ダラス・ロードマックと同じ秘密結社の最高幹部。TRPGで登場した際に私は「肌の黒い男」と聞いて「出たな、ニャルラホテプ! 」と思ったのは懐かしい思い出。当時はリリスが薬入りワインを術で強制的に飲まされたとか、服剥かれて生贄の祭壇に縛られた悪印象しかない。小説版では彼の設定も色々追加している。今後の話に深く関わってくる。

Jane Cocker (ジェーン・コッカー)
年齢54歳。心霊調査機関の連絡要員兼世話役。TRPG時代のNPCでは「賄い」という設定しか無かった。引退した元心霊調査員で凄腕のエージェントだったという設定。二丁包丁で肉も捌けば人も捌くという都市伝説的な噂がある。いつも赤いフリルつきのワンピースにエプロンドレスを着ている。お喋り好きで陽気なおばちゃんなのだが、実は世話役の中でも上位の人物で直接"ジャッカル"と会う機会も多い。

"Jackal" ("ジャッカル")
心霊調査機関英国支部の幹部。(最高責任者という噂もある)エージェントたちはその素顔を知らないが、指令として送られてくるディスクの声から中年から壮年の男性でかなり高等な教育を受けた人物だということが分かる。

nyan
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