副 賞:ペンタブレット、Apple Pencil、Bluetoothスピーカーなどの中からお好きなものを1点
Web版も拝見しました。イラストがすごくかわいくて丁寧で好感が持てました。ただマンガとなるとキャラとカラーがたくさんすぎて、正直、目がチカチカしてしまう印象でした。そこがもったいないかな…と。一つ一つのコマが「イラスト」としてはすごく完成度が高いだけに、それを「マンガ」にすると情報量の多さが、読んでいて疲れてしまいました。カラーマンガはそこが難しいですね…。中身はキャラの説明がない状態で、読者がおいてけぼりなのが残念でした。ただ、イラストとしては本当にかわいくて丁寧で、文句なく良かったです。
大阪芸術大学附属大阪美術専門学校コミック・アート学科
講師竹野 嘉恵
萌えキャラの女の子たちがとても可愛く、キャラクターの描き分けもうまいです。背景の写真合成がリアルすぎて、少し浮いてしまっているところもありますが、すべてのコマとも丁寧に作画されていて、とても好感がもてました。
大阪芸術大学附属大阪美術専門学校コミック・アート学科
講師加藤 ルミ
人物の作画や着彩の技術のレベルの高さを感じます。が故に、カラーマンガというよりはフィルムコミックのようで、画面がうるさく読みづらいです。背景の作画はマンガらしく主線を残した方が良いと思います。また、キャラクター愛が強いのか、顔マンガにもなりがちです。フルショットのシーンを入れる等、キャラの立ち位置の情報を入れましょう。今後は画面構成の研究をして下さい。
大阪芸術大学附属大阪美術専門学校コミック・アート学科
講師井土 かな子
副 賞:Amazon商品券1,000円分
まず作画のレベルに目を見張ります。可憐なイメージを繊細なタッチで描き、彼女を取り巻く小道具(鳥や花等)もよく効いています。さまざまな青のグラデーションが効果的で、画面の中を風が通り過ぎるようです。人物のプロポーションや稼働部の表現は、イラストレーションを描く人にとって永遠の課題です。細部にわたって気を配り、より美しいイラストレーションを期待しています。
大阪芸術大学附属大阪美術専門学校コミック・アート学科 教授長沢 亮
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