「不吉なメール」

 「不吉なメール」



将悟は、自宅の居間で、ギターを弾いていた。
何をするわけでもなく、こうやってギターを抱えていると安心する。
もう触れられない彼女を抱きしめる代わりに、彼女の愛した音楽を抱きしめているようだ。
足元には、飼い猫のサクラとスミレが、身を丸めて将悟に寄り添っていた。
アンズはまだこの家に慣れないらしく、部屋の隅からこちらをじっ、と窺っていた。
将悟の家に来てから日が浅いから、警戒心が強いのは、仕方がないのかもしれない。
けれど、日向にだけは、自ら寄っていって懐いていた気がする。
そんな日向は、猫の扱いがわからないらしく、少しおどおどしながらアンズの背を撫でていたっけ。


そういえば、今日は日向の様子がおかしかった。
朝、教室に入ってきた時からだ。
寝不足なのか、徹夜をしたのか、目の下には薄らと隈ができていて、落ち込んだ様子だった。
授業もろくに聞いていないようで、頬杖をついて、窓の外ばかり眺めていた。
何かを考えるようにぼーっとしていて、溜息を吐いたり、時折眠そうな欠伸を繰り返した。

休み時間には、女子に囲まれ、質問攻めに遭っていた。
これは夏休みが明けてから、すっかりお馴染みの光景だ。
けれど、その日は珍しく、日向から女子に何かを聞いているようだった。
いつもは適当に相槌を打ったり、下手な愛想笑いをしているだけだったのに、珍しいこともあるもんだ。
しかし、途中で女子の一人が「日向の連絡先を知りたい」と言いだし、他の女子もそれに続いて携帯を取り出した。
日向は困った様子でおどおどして、女子の押しの強さに負けそうになっていた。
だから、適当な嘘を吐いて、日向を廊下へ連れ出した。

ハッキリ断ればいいのに、適当に流せばいいのに、日向はそれができない。
もちろん、日向は百合のことを考えて拒否はしているのだけれど、ああいう派手な女子は、何かにつけて屁理屈を言う。
「バレないから大丈夫」だなんて、そんな保証はないし、少しは日向の気持ちも考えてやれよ、とも思う。
毎日、毎日、派手な女子に囲まれて、ただただ日向は、圧倒されて、困惑している。
あの女子たちは、元々は彼方を取り囲んでいた女子達だ。
彼方が学校に来ないからって、次は日向だなんて。
それも、日向は彼方と違って、愛想を振りまくタイプではないのに。
日向が困っているのは、誰に目にも明らかなのに、彼女たちはお構いなしだ。
結局女子は、顔がよければ誰でもいいのか。

そういえば、彼方はどうしたのだろう。
日向は「体調を崩している」なんて言っているが、あれは嘘だ。
日向の嘘はわかりやすい。すぐわかる。彼方は体調を崩してなんかいない。
もしかして、まだバイトで家に帰らないのだろうか。
新学期も始まったのに、何故。
そもそも、彼方は何のバイトをしているんだ。
高校生を住み込みで働かせてくれる場所なんて、ほとんどないだろうに。


夏休みも終わりの頃、浜辺で日向に会った。
あの時、日向は、しっかりとした強い口調で言っていた。
「彼方と自分は一緒にいない方がいい」とは、どんな意味だったのか。
「その方が彼方のためだ、自分のためだ」と言ったのは、何故なのか。
日向は、「彼方が間違えたんだ」と、言っていた。
何を間違えたのか。日向と彼方の間に何があったのか。

問いだたしたくても、日向は彼方のことを話そうとはしない。
むしろ、彼方の話を避けているようにも感じる。
そして不思議にも、日向は彼方がいなくても平気そうに見える。
これでいいのか。それでいいのか。
日向は、本当に彼方がいなくても、平気なのか。
そんなわけない。そんなわけないと、思う。
やっぱり二人の仲を裂いたのは、自分ではないか。
自分のせいで、彼方は学校に来なくなったのではないのか。

将悟は、ずっと責任を感じていた。
けれど、自分に何ができる?何をしてやれる?
彼方はしばらく見ていないし、日向も何も言わない。
それに、自分が軽率に口を挟んでいい話じゃない。

日向が頼ってくるのを待つしかないのか。
いや、頼ってくるなんて、保証はない。
結局、自分にはどうにもできないのだ。

こんなことを考えていると、また誠に「お節介だよ」なんて言われそうだ。
でも仕方ない。お節介で世話焼きなのが自分の性格だ。
長年染み付いた性格は、そうそう治るものじゃない。

ふいに、インターホンが鳴る。
時計を見れば、二十二時を回っていた。
こんな時間に、誰だろう。もう遅い時間なのに。
祖母は日課の長風呂中だし、自分が出るしかない。
将悟はギターを置き、立ち上がる。
サクラとスミレが、将悟の足に纏わりながらついてくる。
アンズは変わらず部屋の隅で、身を潜めていた。

「はい。どちら様ですか。」

そう言いながら、玄関の扉を開ける。
そこには、見慣れた大男が立っていた。

「やっほー、将君。」

誠は大きな旅行鞄を抱えて、いつものように微笑んでいた。



とりあえず誠を家に上げて、お茶を出す。
聞けば、優樹と喧嘩をして、家出してきたという。
しかし、誠は一人暮らしだったはずだ。

「だって、優樹君は俺んちの合鍵持ってるし。なんか、家まで押しかけてきそうじゃない?」

誠は、サクラの背を撫でながら呟く。

優樹という男には、一度だけ会ったことがある。
一昨年に自分たちのバンドのライブを見に来てくれて、少しだけ話をしたことがある。
あまり詳しくは知らないが、優樹は誠の勤める店の店長で、お洒落で、カッコいい、大人の男の人という印象だった。
誠と同じく、賑やかで、よく笑う人だったと思う。
けれど、ちょっとだけ意地悪で、「金髪で身長低いと、ヒヨコみたいだな」と、からかわれて、少しムッとしたのを覚えている。
自分が身長低いんじゃなくて、周りの男どもが、でかすぎるんだと思う。
亮太にしろ、誠にしろ、無駄に身長が百八十センチ以上もあるんだ。
そんな人間と並んだら、自然と、自分は小さく見えてしまうだろう。

「それにさー、優樹君ったら酷いんだよ?
 ちょっと仕事のことで喧嘩したんだけどさ、『店長命令だ。嫌ならお前が辞めろ』なんて言うの。
 こっちは優樹君のためを思って、口出ししたのにさー。あー、もう、ホントむかつくー。」

わざとらしく唇を尖らせながら、誠は拗ねてみせる。
そんな可愛らしい仕草を見せても、その長身には全然似合わない。

「喧嘩って…。派手に殴り合いでもしたんじゃないでしょうね?」

「違うよー。もうとっくに、そんなことは卒業しましたー。
 それに、俺は優樹君のことが大好きだから、優樹君には絶対手を上げません!」

そう言って、誠は笑う。
両手を広げて、大袈裟に肩を竦めて、おどけるように。

将悟は、この男の過去を知っている。
こうして、ニコニコ、ヘラヘラと笑っているけれど、昔は相当なヤバい人物だったらしい。
有名な不良グループの一員で、毎日喧嘩に明け暮れて、傷害事件も起こしたことがあるそうだ。
喧嘩は相当強かったらしく、誠がキレたら、誰も手を付けられなかったらしい。
けれど、「今では、すっかりまともになった」と、本人は言っている。
少なくとも、自分の目に映る誠は、優しいし、明るくていい人だと思う。
少しお喋りなところは難点だが、頼りがいがある、しっかりとした大人だ。

「誠さんが問題起こしたら、バンドできなくなるじゃないですか。」

呆れるように、将悟は言う。
手持ち無沙汰が寂しくて、ギターに指をかける。

「だーかーらー、それは大丈夫だって。
 でも、優樹君が謝ってくるまで、仕事は出ないつもり。
 俺、こんなに拗ねてますよーって、アピールし続けるもーん。」

そんな子供みたいなことをしなくても、もう一度ちゃんと話し合えばいいのに。
誠は少し頑固なところがある。本当は顔を合わせづらいだけなんじゃないのか。
将悟は弦の上で指を滑らせながら、溜息を吐く。

「早く仲直りしないと、仕事無くなりますよ。」

「…それは、死活問題だねえ。」

ギターのアルペジオに、誠の困ったような笑い声が乗っかった。

ふいに、将悟の携帯が、机の上で振動する。
マナーモードにしたまま、解除をするのを忘れていた。
青の点滅ランプと、短い二回のバイブレーションは、メールの受信通知だった。
将悟は机の上の携帯電話に手を伸ばす。
ディスプレイに表示されたのは、日向の名前だった。

「お、珍しい。日向だ。」

将悟は受信したメールを開く。

『高校生が一ヶ月くらいで二百万円稼ぐとしたら、どんな方法があると思う?』

「は…?」

突然の内容に、将悟はマヌケな声を上げる。
意味を理解できないまま、携帯電話は再び二度震えた。
また、日向からのメールだ。

『ごめん、なんでもにい。今の忘れて』

誤字がある。几帳面な日向らしくもない。
きっと、慌てて送ったのだろう。
さっきのメールをなかったことにするのか。
しかし、とてもではないけれど、忘れたフリができるようなメールではなかった。

一体どうしたのだろう。
金額的に、学費に困っているのか?
いや、日向は奨学金を借りたりするより、一、二年バイトをして学費を貯めると言っていた。
何か時期を急くようなことがあったのだろうか。
それでも、一ヶ月で二百万円なんて大金、稼げるわけがない。
高校生のバイトなんて、必死で頑張っても、十万円稼げればいい方だ。

「日向君なんてー?」

画面を見つめたまま、固まってしまった将悟を、誠は覗き込む。

「え…あ、いや…。」

将悟は、反射的に口ごもってしまう。
当然だ。いきなりこんなメールが来て、動揺しない方がおかしい。
日向は何を考えているんだ。何かをしようとしているのか。

「何?そんな変なメール来たの?」

誠は不思議そうに首を傾げる。
将悟は本当のことを言うべきか、悩んだ。
もしかしたら、ただの冗談かもしれない。ドッキリかもしれない。
いや、日向は人をからかうようなことはしない。
もし、本当に真剣な悩みだとしたら、余計に他人に洩らさない方がいいのかもしれない。
けれど、将悟一人では、日向の悩みに応えてやれないような気がした。
誠はお喋りだけれど、秘密ごとに関しては口が堅い。
大丈夫だ。誠は信用できる。

「…高校生が一ヶ月くらいで二百万円稼ぐには、どんな方法がある?って…。」

将悟は、誠に一通目の日向のメールを見せる。
小さな文字が読みづらいのか、誠は眉間に皺を寄せて、それから目を瞬かせた。

「へー。高校生が?一ヶ月で?無理だよ、無理無理。普通は、そんなことできないよー。」

誠はおかしそうに笑いながら、ひらひらと手を振る。
自分よりも人生経験の多い誠なら、何か考えがあるかと思ったけれど、違ったみたいだ。

「…ですよね。」

将悟は溜息を吐いて、肩を落とす。
当然か。そんな方法、あるわけない。
けれど、誠はニヤリと意地悪そうな笑みを浮かべた。

「まあ『普通は』無理だよ。でも、法を犯せば、色々と方法はあるよねえ?」

法を犯す、だなんて。
そんなの、まともな方法じゃない。

「…日向に、犯罪教えろって言うんですか?」

訝しげに将悟が言うと、誠はまた、おどけるように笑った。

「違うよ。そう言う意味じゃない。それに、そのメールって、日向君本人のこととは限らないでしょ?
 例えば、誰か、日向君の身近な人が、いきなり大金を手に入れて、日向君がその人のことを、『何か変なことをしていないか』って、心配している可能性だってある。」

「身近な人…?」

そう言われれば、確かにそうだ。
日向は危ない橋を渡るタイプではないし、ましてや犯罪に手を染める人間でもない。
身近な人。もしかしたら、日向は彼方のことを言っているのかもしれない。
「一ヶ月くらい」それは、夏休みを指しているのではないか。
彼方は夏休みに住み込みでバイトをしていると、日向が言ってた。
そのバイトの内容も、知らないと言っていた。
そうだ。そう考えれば、辻褄が合う。

「将君は、どんな方法なら、短期間で二百万稼げると思う?」

首を傾げて、誠は問う。
しかし、平凡に、普通に生きてきた将悟は、思いつかない。

「そんなこと言われても…。俺、そういうのよくわからないですよ。」

「まあ、俺の方が詳しいかもね。」

そう言って、誠は無邪気に笑う。
過去に不良をしていた誠は、そういうことに詳しいのだろうか。
そういうことを、過去にしていたのだろうか。
誠の過去は、話でしか聞いたことがない。
そもそも不良だったのは十代の頃の話らしいし、出会ったころにはすでに、こういう明るくひょうきんな男だった。
ニコニコと人当たりよく笑う誠を見ていると、不良だった過去が嘘のようにも思える。
いつもの冗談なんじゃないかとさえ、思ってしまう。

誠は机に頬杖をついて、少し考えるような素振りをみせる。
そして、ゆっくりと口を開いた。

「んー手早いのは窃盗だよね。強盗とか、恐喝とか。
 でもそれって数回、数十回も繰り返さないと、二百万なんてなかなか稼げるものじゃない。
 繰り返しているうちに警察に捕まっちゃうねえ?」

誠は膝に乗るサクラの頭を撫でて、首を傾げる。
その表情には笑みが浮かんでいるが、とてもではないけれど、楽しい話なんかじゃない。
訝しげな将悟の視線を無視して、誠は言葉を続ける。

「あとは、薬物の売買かな。
 これはルートを持っていれば簡単にできるけれど、足がつきやすい。
 まあ、警察も無能ではないし、薬を使ってる人間が捕まったりしたら、売人から組織まで、芋づる式にパクられちゃうね。
 確かに手っ取り早く稼げるけれど、リスクが大きすぎる。例え二百万稼げたとしても、すーぐ捕まっちゃうねえ?」

物騒なことを、平然と話す誠。
その微笑みが、なんだか不気味だ。

「…それは、有り得ないと思います。」

窃盗や薬物なんて、普通の高校生がやるものじゃない。
日向にしても、彼方にしても、有り得ないことだと思う。

「そうだね。ただの高校生が、って考えると、あまり現実的じゃない。
 犯罪には、リスクが付き物だからね。逮捕されちゃったら大変だ。
 まだ高校生なのに、そんなくだらないことで、わざわざ人生を棒に振ることはないもんね。」

誠は大袈裟に肩を竦めてみせる。
そして、目を細めて言った。

「じゃあ一番リスクが少ないのって、何だと思う?
 将君くらいの歳の男の子が身一つで稼げる、手っ取り早い方法。」

誠は人差し指を立て、ニヤリと笑った。

「身一つで、って…。そんな方法、あるわけないでしょう。」

「あるよ。それも、手軽でローリスクなとびっきりの方法がね。」

そう言って、誠はおどけるようにウインクをする。
ふざけて話すような内容じゃないのに。

「そんなの…」

誠は将悟の言葉を遮り、立てた人差し指を将悟に向けた。

「売春だよ。お互い同意の上なら、足はつかない。
 一回の稼ぎは数万でも、繰り返せば一ヶ月で二百万くらいは稼げるでしょ。
 それに、捕まるリスクは少ないし、若くて顧客がいっぱいいるなら、簡単だ。」

その言葉に、将悟は言葉を失った。

売春だなんて。
好きでもない人と寝て、お金をもらうだなんて。
体を売り物にするなんて、普通はできない。
善良な道徳心を持っていたら、できるわけない。
少なくとも、自分はできない。

「でも、それは…女子だけ、ですよね?」

将悟の言葉に、誠はゆっくりと首を振った。

「そんなことないよ?まあ、確かに、女子高生は一種のブランドだ。
 男は若い女の子が大好きだし、援助交際なんてものもあるからね。
 でも、男だって需要はあるよ。
 若くてカッコよくて、えっちが上手かったりしたら、お金を払ってでも抱いてほしい、なんて言うお姉さんは、少なからずいる。
 ヒモ男に貢ぐダメ女みたいな感じ?…いや、あれは少し違うか。」

そう言って、誠はクスクスと笑った。
けれど、将悟は言葉を失ったまま、何も言えなくなっていた。

あの双子は顔がいい。
彼方はよくモテていたし、日向だって最近モテるようになった。
確かに、顔が良ければ目立つし、女子も群がる。
でもまさか、売春をしているかもしれないなんて。

誠に言われて組み立てた推測通りだと、彼方は夏休みに家を出て、売春をしていたことになる。
しかも、新学期を迎えて、まだ一度も学校に来ていないことを考えると、今でも売春を繰り返している可能性が高い。
そして、何らかの形で大金が日向の手に渡って、日向が驚いて自分に連絡してきた。
彼方が家を出た時期と金額を計算したら、全ての辻褄は合う。

息が、詰まりそうだった。
無意識にギターのネックを握る手に、力が籠る。

どうしよう。
自分はとんでもないことを、知ってしまったのではないか。
こんなことを知ってしまって、自分はどうすればいい?どうするべきなんだ。
この話を日向に伝えるべきか?いや、伝えてもいいのだろうか。
日向は、最近やっと明るく笑うようになった。
それなのに、こんな話をしたら、日向はまた心を閉ざしてしまうかもしれない。
いや、でも、あのメールの内容からして、おそらく日向も疑問に思っている。
今日だって、なんだか落ち込んだ様子だった。
きっと、日向も彼方のことを気にしている。
でも、言うべきか、言わないべきか。
言わない方が、いいんじゃないのか。
知らない方が、幸せなんじゃないのか。
けれど、秘密にしておけるのか。

「将君。」

誠の声で、現実に引き戻される。
いつの間にか、考え込んでしまっていたようだ。
誠はおかしそうに笑っていた。

「全部推測だよ?もしもの話。
 本当にそうと決まったわけじゃないんだから、そんな顔しないでよー。
 日向君は、そんなことできるような器用なタイプには見えないし。
 あ、もしかしたら、冗談だったんじゃないのー?」

いつもと同じ軽い口調で、誠は微笑む。

日向は、こんな悪趣味な冗談を言うような人間じゃない。
友達だから、わかる。
きっとこのメールは、遠まわしに自分に助けを求めていたんじゃないのか。
でも、誠と話して、自分たちだけの手に負える問題ではないことに気付いた。

「だったら、いいんですけどね…。」

将悟は溜息を吐いて、肩を落とした。

麻丸。
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