倒れても倒れても
何となく
弱さに押しつぶされそうな日
滲んだ夕焼け
君がいた
何となく
誰にも頼れなくて
幻想
差し伸べられていた手に気付かない
のたうち回って
這いつくばって
天の邪鬼に噛みついて
歯形がつくくらい
噛みついた接吻を
受けてくれた君が
何気なく笑ってた
僕たち
傷を舐めあった?
いいや、そんな事はない
防衛本能
生まれる闘争本能
i don't konw
何も知らない
何も分からない
それでも前へ進んで
倒れても倒れても
誰のため
誰が為に
溜池に 絶望と欲望を流し込んでも
溢れるだけ
どうせなら
溢れる涙を この掌で拭って
気丈に笑ってみせて
立ち上がる
だって、倒れたって倒れたって
起き上がるだけ
傍にいて
何気なく
何となく
何もない
それでいい
君がいる
だから立ち上がる
倒れても倒れても