「お別れの手紙」

 「お別れの手紙」



退屈な授業なんて耳に入らず、日向は窓の外を眺めていた。
空は青く澄み渡っているけれど、憂鬱な気分が胸の中に渦巻く。
徹夜明けの瞼は重たくて、授業なんてサボればよかったと、後悔していた。

昨日は一睡もできなかった。
いつも通りな一日だったはずなのに、そうじゃなかったからだ。

昨日は朝から雨が降っていて、湿気を纏った空気が余計に夏の暑さを気だるげなものにしていた。
いつも通り、朝は少し早起きをして、駅まで百合を迎えに行って一緒に登校した。
百合は「雨が降ると、湿気で髪がうねるから嫌だ」と言っていたが、百合の髪は真っ直ぐで綺麗だと思う。
そんなことを気にする百合は可愛らしくて、憂鬱な雨もたまにはいいか、とさえ思った。

学校に着いてからは、いつも通り亮太や将悟と話して、たまに派手な女子に囲まれて、それを将悟に助けてもらったり、亮太に拗ねられたりした。

放課後には、進路指導室に呼ばれて、奨学金の説明を受けた。
「一年フリーターをするよりいいだろう」と進路指導の先生に言われたが、色々手続きが面倒で、話半分に聞いていた。
未成年の日向は、何をするにも親の許可が必要だ。
奨学金を借りるとなると、ローンの審査や がある。
そんなの、無理だ。あの母親と話をするなんて、無理に決まっている。
結局は自分で働いて、一括で学費を払えるくらい貯金しないといけないんだ。

その後は、いつも通り百合と昇降口で待ち合わせて、駅まで送り届けた。
二人とも傘を持っているのに、わざと一つの傘で相合傘なんて恋人らしいことをした。
寄り添っても一つの傘は少し小さくて、肩を濡れた。
それでも、幸せだった。

駅で百合と別れて、携帯で時間を確認すると、バイトの時間ギリギリになっていて、その日は家には帰らず、直接バイト先へ向かった。
新学期が始まってからは、部活が忙しくてシフトを減らしていた虎丸が、「今日は雨だから、部活ができないんで、バイト出てきちゃったっす」と言っていた。
本当はシフトを入れてなかったらしいが、真っ直ぐ家に帰ってもすることがなくて退屈だという。
自分に素っ気ない態度を取り続ける京子は、休みだった。
雨が降っているせいか、店は暇で、いつもより時間が経つのが遅く感じた。

問題は、その後だった。
バイトを終えて家に帰ったら、「あるもの」がリビングのテーブルの上に置かれていた。
それは身に覚えのない、白い箱だった。
その箱には、有名な靴のブランド名が大きく書いてあった。

―誰がこんなものを。

日向は不思議に思って、その箱を開けた。
中には手紙が一通と、家の鍵。
それと、タオルに包まれた『何か』が入っていた。
その手紙には、「日向へ」と書かれている。
少し雑な、彼方の筆跡。


『日向へ。
 これで、最後です。もう僕は、この家には戻らないよ。
 どうか、僕のことは探さないでください。もう僕は、一人で生きていけるから。
 どこかで会っても、他人のフリをしよう。その方が、お互いのためだから。
 一緒に入れておいたお金は、学費にでも使ってください。
 携帯も、これまで通り、自由に使っていいよ。
 今までありがとう。僕は、日向と一緒に過ごせて、幸せだったよ。
 どうか、日向も幸せに。ありがとう。さようなら。
                            彼方 』

それは、彼方からのお別れの言葉だった。
手紙を読み終えた日向は、震える手でタオルの中身を確認した。
タオルに包まれていたのは、現金だった。
それも、有り得ないくらいの、大金。
とても高校生が、夏休みのバイトで稼げるような金額じゃない。
分厚い札束を一枚ずつ数えてみたら、二百万円にもなった。

動揺して、手から札束が滑り落ちる。
パサパサと乾いた音を立てて、札束が宙を舞った。

慌てて日向は、携帯電話を取り出す。
ずっと躊躇っていた彼方の番号を、無意識に押した。
けれど、コール音は一度も鳴らず、無機質なアナウンスが電話口から流れてくる。
彼方の携帯電話は、電源が切られていて、繋がらなかった。
いや、もしかしたら、着信拒否にされているのかもしれない。
すぐにメールを送った。
けれど、アドレスが変えられていて、彼方には届かなかった。

どうしたらいいか、わからなかった。
別れの手紙に、家の鍵、大金を目の前にして、日向は混乱していた。
彼方と連絡が取れる手段は、携帯電話だけ。
その携帯電話も繋がらない。

彼方がどこで働いているのかも、どこで生活しているのかも、知らない。
二百万なんて大金、まともな仕事で稼げるはずがない。
彼方は一体、何のバイトをしていたんだ。
何か危ないことをしているのか。
法に触れているのかもしれない。
犯罪を犯しているのかもしれない。
彼方の身は、大丈夫なのか。

彼方を探さなくては。
探して、連れ戻して、話をしなければ。
どういうつもりだ。何をやっていた。どうしてこんなことをしたのか。
問い詰めたいことが、たくさんある。

けれど、どうやって彼方を見つけ出す?
唯一の連絡手段の電話も、メールも通じない。
彼方の居場所さえ、わからない。

それに、こんなこと、誰にも言えない。
学校では「彼方は体調を崩して休んでいる」ということになっているし、百合との間で、彼方の話はタブーだ。
百合と約束をしたんだ。彼方を忘れると。百合だけを愛すると。
約束通り、愛しているのは百合だけだ。
だけど、やっぱり、彼方のことが心配だ。

百合の前で、彼方の話はできない。
それは、約束を破るということだ。
百合を失いたくはない。けれど、やっぱり彼方も大切だ。
自分はどうしたら。どうすれば。

そんなことを考えているうちに、朝を迎えた。
どれだけ考えても答えは出ないまま、いつも通りの朝がやってくる。
仕方なく、寝ずに学校へ行く準備をして、駅まで百合を迎えに行った。

百合に悩んでいることを悟られないように、いつもより口数多く他愛のない話をした。
けれど、やっぱり自分は隠し事ができないようで、百合は訝しげな瞳を向けた。
「今日は元気ないですね。何かあったんですか?」そう問われても、正直な話をできるわけもなく、「なんでもない」とわかりやすい嘘を吐いた。

以前、真紀に言われたことを思い出す。
「嘘が吐けなくて人を傷付ける人もいる。」
まさに自分のことだと思う。
こんな時くらい、上手く嘘を吐けたらいいのに。
いや、百合に嘘は吐きたくない。けれど、本当のことは怖くて言えない。
また自分は、保身に走ってしまっている。

誰かに相談したいけれど、何と言えばいいのかわからない。
警察で捜索願を出すことも考えたが、やめた。
もし本当に犯罪にでも関わっていたら、彼方はどうなる。逮捕されてしまうのではないか。
そんなことになったら、自分はどうすればいい。彼方はどう思う。彼方のためにも、大事にはしたくない。
それに「探さないでください」なんて書かれていたら、どうしたらいいかわからなくなる。

探したい。探して、会いたい。会って、話をしたい。
けれど、彼方はそれを望んでいない。
だからといって、このままにはしておけない。
でも、自分一人じゃ、彼方を探し出すことすらできない。

そんなことを考えているうちに、授業が終わって、束の間の休み時間に入っていた。
今はここにいたくない。どこか静かなところでゆっくりと考えたい。
また屋上でサボるか。でも、最近少しサボりすぎている気がする。
それに、昨日の雨で、今日はいつにも増して蒸し暑い。
黒の学ランは、よく日光を吸収するし、熱中症になってしまう。
他にいいサボり場所も知らないし、どうしようか。

「ねえねえ、日向君ー。」

「今日の放課後とかは空いてないのー?」

そんなことを考えていると、あっという間に、猫撫で声の女子四人に囲まれる。
くどいくらいの甘い香水の香りが、日向に纏わる。
派手な化粧に、短すぎるスカート。装飾された爪に、脱色を繰り返して傷んだ髪。
こういうタイプの女子は、苦手だ。

「今日こそ、一緒にカラオケ行こうよー。」

「それとも、パンケーキ食べに行くー?」

「いや…今日もバイトあるから…。」

下手な愛想笑いで、頬が引きつる。
自分には百合がいるのだから、他の女子の誘いは断らなければいけない。
けれど、彼女たちは気にする様子もなく言葉を続ける。

「えー今日もバイトー?」

「日向君、毎日バイトなんだねー。」

「一日くらいサボって遊びに行っても平気だよー!」

「いや…それはちょっと…。」

「いいじゃんいいじゃんー。彼女には内緒にするからさー。」

「もっと日向君と仲良くなりたいなー。」

夏休み前まで彼方に群がっていたくせに、よく言う。
彼方はいつも、こういう女子を相手にしていたのか。
彼女たちは、とにかく話を聞かない。
会話をするというより、一方的に話しかけてくる。
「彼女がいるから」「バイトがあるから」そう言って断ろうとしても、言い終わる前に、また言葉を重ねてくる。

そんな彼女たちと、彼方は上手く談笑していた。
それは彼方の凄いところだと思う。
自分と違って、誰にでも愛想よく、体よく、当たり障りのない会話ができる彼方。
その姿はまるで、テレビドラマで見たホストのようだとも思う。
愛想のない自分と違って、確かに彼方にホストは似合いそうだ。
まさか、彼方はホストでもしているのか。
いや、そんなはずない。彼方は高校生だ。雇ってもらえるわけない。
そんなこと、しているはずがない。

でも、夏休み前まで彼方を囲んでいたこの女子たちなら、彼方の居場所を知っているかもしれない。
今でも彼方と、携帯電話で連絡を取っているかもしれない。

「あのね、最近パンケーキが流行ってるんだよー。」

「街の方に美味しいパンケーキ屋さんができてねー。」

「あ、あのさ…。」

思い切って聞いてみようと、彼女たちの話に口を挟む。

「ちょっと、聞きたいことがあるんだけど…。」

いつもは適当に相槌を打つか、ただ黙って話を聞いているだけの日向が、自ら話しかけてきたことに、彼女たちは驚いて、目を瞬かせた。
そして、すぐに興味津々という様子で、目を輝かせる。

「え?なになにー?何を聞きたいの?」

「誕生日?血液型?そ・れ・と・も、好きな男の人のタイプとかー?」

「言っとくけど、スリーサイズは内緒だからね!」

彼女たちは日向に詰め寄り、楽しそうにきゃきゃと、笑顔を浮かべて、口々に好き勝手なことを話す。
甘い猫撫で声が自分に向けられる。派手に装飾された笑顔が近付く。
日向は圧倒されて、なかなか口を開けない。

「私は甘いものが好きだから、日向君と一緒にカフェとか行きたいなー。」

「あっ、ずるいー!私も私もー!」

「やっぱりパンケーキだよね!あ、でも最近フレンチトーストも流行ってるんだよ~。」

どうしよう。また彼女たちのペースだ。
お喋りな彼女たちは、口を閉じることがない。

「あの…あのさ…!」

先程より大きな声を出して、彼女たちの話を打ち切る。
彼女たちは少し驚いたように、静かになり、日向を見つめた。
四人の視線が一斉に集まると、少し気恥ずかしくなる。

「なになに?どうしたのー?」

女子の一人が、日向の顔を覗きこむ。
化粧で装飾された睫毛は、不自然なほど長かった。

「いや、その…彼方と…連絡取ってる?」

その言葉に、彼女たちは不思議そうに首を傾げた。

「えー?彼方君とー?」

「取ってないよー?」

彼女たちは不満そうに言葉を洩らす。
わざとらしく肩を竦める女子もいれば、わかりやすく唇を尖らせる女子もいた。

「…え?それ、本当…?」

「だって彼方君、携帯の番号は、絶対教えてくれなかったもん。」

女子の一人が、可愛らしく頬を膨らませながら言った。
あんなに仲良さげにしていたのに、彼方は連絡先の交換もしていなかったのか。
携帯電話を持ち始めたのは、夏休みに入る少し前だった。
それでも、誰かと連絡先を交換していると思ったのに。

「あ…そうなんだ…。」

日向は肩を落とす。
彼女たちが当てになると思ったのに。
どうやら当てが外れたようだ。

思えば、自分は彼方の交友関係をよく知らない。
今まで彼方は、自分にベッタリくっついていて、離れることがほとんどなかった。
二人きりで過ごすことが多かったし、自分たちの間に入ってきた人間は、亮太くらいだ。
亮太も、彼方の連絡先は知らないと言っていた。将悟も百合も、知るはずがない。
彼方が自分を避けるようになって、自分以外の人間と話をしていたのは、女子ばっかりだった。
それも、こういう派手で、自分から話かけてくる積極的な女子ばかり。
同じクラスの女子もいれば、別のクラスの女子、下級生と、幅広かった。
その一人一人に当たっていけば、彼方に辿り着けるだろうか。

いや、ダメだ。数が多すぎるし、誰が彼方と親しかったかなんて、日向はいちいち覚えていない。
それに、彼女たちが本当のことを言ってくれる保証もない。
仮に、彼方と連絡を取っている人物がいたとしても、きっと彼方が先に口止めしているだろう。
この方法では、彼方に辿り着けない。
じゃあ、どうすれば。

「あ。ねえねえ、それなら、日向君の番号教えてよー。」

女子の一人が、思いついたように、携帯電話を取り出す。

「私も私も!ね、お願い。」

「みんなで番号交換しよーよー。」

それに続いて、全員が携帯電話を取り出す。
携帯電話に付けられたぬいぐるみやストラップが、ごちゃごちゃと揺れる。
携帯電話より大きなキーホルダー、持ちにくそうなスマートフォンカバー。
派手な女子たちは、携帯電話も派手に装飾しないと気が済まないらしい。

「いや、そういうのは…。俺、彼女いるから…。」

日向は手を左右に振って、拒否する。
けれど、彼女たちがそれを素直に聞くはずがない。

「えーいいじゃんいいじゃん。」

「そうだよー。彼女だって携帯の中まで見ないでしょー?」

「絶対バレないから大丈夫だよー。」

「番号交換するくらい、いいでしょ?ね?」

「いや…彼女に悪いし…。」

押しの強い女子に、日向がどうしようもなく、しどろもどろしていると、ふいに後ろからポンと、肩を叩かれる。

「日向。職員室呼ばれてるんだろ?いくぞ。」

振り返れば、将悟が自分の肩に手を置いていた。

「え?職員室…?」

そんな予定はない。呼ばれた記憶もない。
わけがわからないというように日向が首を傾げようとすると、将悟は顎で廊下の方を差す。
そして、意味ありげな瞬きを一つ。ウインクのつもりだろうか。

「あ、ああ!そうだった!」

これは将悟の助け舟だ。
上手く断ることも、話を切り上げることもできない日向への、将悟の気遣い。
日向は大袈裟に手を叩いて見せ、将悟に促されるまま、一緒に教室を出る。
少し、わざとらしかっただろうか。

「えー。日向君、行っちゃうのー?」

「今度番号教えてよねー。」

「絶対だよー。」

背後から、女子たちの名残惜しそうな声が聞こえる。
彼女たちには悪いが、助かった。
教室の中だけでも騒がしいのに、番号なんて教えたら、一日中電話がかかってきそうだ。
そんなことになったら百合にも悪いし、自分もうんざりしてしまう。
ここ数日、ああいう風に女子に囲まれ続けて、少し疲れてしまった。
積極的な女子は怖い。圧倒されて、何も言えなくなる。

廊下を少し歩いて、教室が見えなくなったところで、将悟は立ち止まる。
日向もつられて立ち止まった。

「お前なあ…百合ちゃんいるんだから、ちゃんと断れよ。」

将悟は呆れ気味に溜息を吐く。
こうやって人の世話を焼いて、溜息を吐くのは、将悟の癖だ。
誠は「お節介」なんて言っていたが、自分は将悟の気遣いにいつも助けられている。

「断ってるけど…話聞いてくれないんだ…。でも、ありがとう。連れ出してくれて。」

「もっとハッキリ言ってもいいんじゃねーの?」

「うん…。俺も、そうできればいいんだけど…。」

そうは言われても、女子の扱いなんてわからない。
ハッキリ断わらなければいけないけれど、強く言うのもなんだか悪い気がする。
自分は彼方のように体よく断る術を持たないし、口下手だ。
でもやっぱり百合にも悪いし、ハッキリ言おうとは思っても、なかなか言えない。
結局、自分は優柔不断で、口下手で、臆病なんだ。
もっとしっかりしなければ、と思うのに、なかなか上手くいかない。

「で、どうしたわけ?」

「え?」

将悟は日向の顔を覗きこんで、じーっと窺うような視線を向ける。
顔に何か付いているだろうか。
女子たちの甘ったるい香水の匂いが、染み付いているのだろうか。
いや、そんなことじゃない。将悟は結構鋭い男だ。

「お前、今日なんかへこんでるだろ?百合ちゃんと喧嘩でもしたか?」

隠していたつもりなのに、将悟にはすぐに見破られる。
いや、他の人間も、言わないだけで気付いているのかもしれない。
百合だって、すぐに自分が悩んでいることに気付いた。
自分は本当に、隠し事が下手だ。

「…ううん。なんでもない。」

日向は小さく首を振る。

なんでもなくは、ない。
けれど、将悟に言っていいのか、わからなかった。
言うとしても、どう言ったらいいか、どこまで話せばいいか、わからなかった。
「お節介」な将悟のことだ。
言えば、きっと将悟はものすごく心配して、一緒に彼方を探してくれるだろう。
けれど、そうすれば、大事になるのは免れない。
学校で噂になったり、それを聞きつけた警察が動くかもしれない。
彼方のためにも、下手に騒ぎ立てるのはよくない。

彼方が大金を残していなくなったことは、誰にも言わず、まだ自分の心の内に秘めておこう。
一人でも、なんとかして彼方を探さなくては。
彼方に会って、ちゃんと話をしなければ。


「ちょっと寝不足なだけだから、平気。」


取り繕う笑顔が下手なことは、日向が一番よくわかっていた。

麻丸。
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麻丸。

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