職員:・・・・・・・・・
職員はしばらく考えていたが、
近くにあったメモ用紙を手に取り
何かを書き始めた
職員:実際キミの様な人は初めてじゃないし今まで多く見てきた、
その度にここを紹介してきたんだけど・・・
職員はあまり勧めてはいない口調で
どこかの住所を書いている様だった
竹田:・・・わかりました!
明日そこに行ってみます!
職員:そう?
じゃあ僕の方から一応連絡入れておくから
竹田君は履歴書を準備しておいて
竹田:はい!
ありがとうございます!
竹田は職員から住所が
書かれた紙を受け取り
席を離れハローワークを後にした
職員:今度は・・・大丈夫かな?
・・・これで最後にしてくれよ鹿神・・・
お前の所に行かせるのは
こっちだって気が引けるんだから・・・
職員は少しトーンを落とした口調で呟きながら
竹田の後姿を見送った
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