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竹田:留守か?
でもおかしいな・・・
昨日連絡は入ってるはずなのに・・・
竹田はドアノブをおもむろに触り回してみた
ガチャッ!
竹田:あっ・・・開いてる
扉には鍵は掛かっておらず
竹田は恐る恐る扉を開けた
竹田:・・・・・・・・・
事務所の中は意外と広く、
部屋の周囲には大きな棚があり、
そこへ大量の本が綺麗に並べてあった
しかし所々に本が山のように積み重なっている
場所がいくつもあり乱雑に積まれている所も見受けられた
竹田:・・・すいませーん、
誰かいませんかー?
竹田が意を決して声を出してみると、
その声に反応したのか
突然近くにあった本の山がガサゴソ動きし途端に本が雪崩の様に崩れた
???:いっ・・・たぁ・・・、
誰だよ・・・こんなに本積み上げたのぉ・・・?
僕だ・・・
どうやら人はいたようだ
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