鹿神:僕が行っている仕事の場合、
警察みたいに"物"としての
証拠を出すことは
なかなか難しいんです
ただ、
もしかすると
そんな証拠より確実な物でも
あるかもしれません
田山:???
鹿神:もう言った方が良いですね・・・
僕はあなたに殺されたと言っている
人物を連れて来たんですよ
田山:わ・・・私が・・・
こ・・・殺した?
その言葉を聞いた途端
田山の顔はみるみる青ざめていった
鹿神:どうやら田山さん、
何か身に覚えがあるようですね
田山:そ・・・そんな事
あるわけないでしょ!
だ・・・第一私がそんなお金を持ってたら
こんな所で管理人なんて
やっていませんよ!
鹿神:まぁ確かにそうでしょうね
ただ・・・、
まだその金を使ってなかったとしたら
使えてなかったとしたら?
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