鹿神:僕も小さい時にあったよ
友達と一緒に砂場で宝探し
ありもしないのに自分達で
宝の地図を書いてさ、
掘っても掘っても出てくるのは
砂や木の根だった・・・
でもそれが楽しかったんだと思う
竹田:そうなんですか・・・
鹿神:ところで竹田君、
・・・どうする?
竹田:何がですか?
鹿神:仕事だよ
僕は別に構わないんだけど
あまりこの仕事は強制出来ないしね
竹田:・・・・・・・・・
鹿神:やる気があるなら・・・
いや、
・・・勇気があるなら
明日事務所に来て
竹田:・・・わかりました
鹿神:じゃあ、
縁があればまた明日
竹田:あっ、はい!
お疲れ様でした!
そして2人は夜道を
別々の方向へ歩いていった
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