鹿神は部屋に入り、
座布団に座って
向かい合っている竹田に話しかけていた
鹿神:・・・一目惚れってヤツだね~
鹿神はどこか楽しそうに話した
竹田:ちっ・・・違いますよ!
べ・・・別にそんなんじゃ
鹿神:動揺し過ぎだよ
まぁ悪い事じゃないけど
感情が入りすぎちゃうといけないよ
竹田:え?
何故ですか?
鹿神:例えば依頼人に恋をしたとする
そうすれば冷静な判断はしづらくなるし
騙されるかもしれない
竹田:は・・・はぁ
鹿神:どんなに綺麗な女性であっても
依頼人としての関係を保たなければならない
竹田:でも、
あの子はそんな事無いと思いますよ
鹿神:まあ竹田君の場合は
完全にあの子にホの字だからね~
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