竹田:・・・・・・特に何も
変わったところはありませんけど
鹿神:今の所はね
さあ、
登ろうか!
それから2人は山をグルグル
回るように登っていた
途中竹田は歩きながらしきりに
辺りを見回していたが、
これといって何も見えなかった
鹿神:そんなキョロキョロしても何もいないよ
竹田:そんな事言われても・・・
やっぱり怖いじゃないですか
鹿神:君は怖がりだねぇ
おっ!
着いたよ頂上だ
竹田:・・・ふぇ・・・
デカいですね・・・
2人の目の前には
数百年以上は生きているのではないかと
思う位の大木が姿を現していた
そしてその近くには石で出来た
長椅子の様な物があった
鹿神:さすが御神木と言われるだけあるね
存在感が他の木と違う感じがするよ!
竹田:でも・・・、
ここには手掛かりになりそうな物が
あるとは思えないんですけど
鹿神:何言ってんだよ
もう見つけたよ!
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