鹿神:・・・うん、
それぐらいで充分だよ竹田君
その赤い光は竹田が右手にはめていた
手袋から激しく発光していたものだった
鹿神:そんでもってあのデカい石を殴って!
竹田:・・・小さいヤツでは?
鹿神:怨霊岩の能力は吸収と放出
人間の様に食べたり出したりするみたいな感じ
僕がさっき掴んでいたのは放出する方の岩
あっちのデカいのは
生物を吸収する為にあの様なサイズになった
・・・って、
そんな事より早くしないと力が消えるかもよ?
竹田:そうなんですか?
・・・じゃあやって来ます
竹田は佐武と女将がいる大きな岩の方に近付いて行った
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