竹田は残りの5発を続けざまに岩へと殴りつけ
それと同時に殴る度に山全体が微弱にだが揺れ、
その場にいた者達にも足元から来た揺れを感じさせていた
与作:・・・これがあの若者の怒りだけで作り出された力だと・・・?
そして先程まで竹田の右手から発していた赤い光は
怨霊岩に吸い込まれたかの様にいつの間にか消えていた
怨霊岩:・・・この程度か?
これではただ我に力を取り戻させてくれた様なものだな?
そう言う怨霊岩にはヒビ一つ入っておらず、
口調も元に戻っていた
竹田:・・・・・・・・・
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