与作:・・・こっちの方が楽だな・・・
って・・・え?
与作は自分の手を見た
与作:・・・・・・なんだコレ?
与作の手はまるで
茶色い毛で覆われ指先からは鋭い爪が生え
まるで熊の様になっていた
与作:この手・・・
・・・俺は一体
与作の身体は何故か熊の姿になってしまっていた
与作:死んだんじゃ無いのか?
だとするとここは・・・
与作はしきりに辺りを見渡した
与作:確か家に帰る途中で
小熊と戯れていたら猟師に撃たれて・・・
与作は死ぬ間際に聞いた
あの声を思い出した
『お礼に僕が助けてあげるよ』
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