9 ボケ神の呼び出し 後編

ええっと何だっけ
姉弟で冒険して、魔物を倒して夕食を食べて

あっ、そうだ、ステータスの件だ。

まずは、<<ステータス>>っと
セシル・エドラー
Lv 10
HP 1270
MP1850
素早さ 50
体力 120
防御 90
器用さ150
命中率 100
賢さ 190
器用 150

魔法属性 全て

スキル
鍛冶 Lv 5  剣/刀 Lv 8
錬金 Lv 7  短剣 Lv 3
裁縫 Lv 3  弓  Lv 6 
料理 Lv 10  斧  Lv 1
採掘 Lv 8 飛翔具Lv 1 
調薬 Lv 6  盾 Lv 8

特殊スキル
武器特殊技能 全解放  呪文/呪文製作 全解放
ユニーク魔法 全解放  能力補正 全解放
神をも恐れる威圧

称号
転生者  調教師  目覚めし者もの
ユニーク魔法の使い手 アダ名名人

これです、これすっごく問題ですよね........。

 で、ボケ神さんよ、この変なステータスはどういうことだい?

「ん、いやのぉお前さん達の今後の人生をたのしく・・(ドカ・バギュッド」

もう一度言ってみろ?

「私の思考に重大な欠陥がありました、どのような処罰を受けても不服はありません」

 うむ、わかれば宜しい!
(そこまで求めてないけどね、まぁ自分で言った事だ責任は持ってもらうぞぉ!)

 じゃあまず、魔法属性 全てなんだい?

「ふむ、魔法属性についてか、お主ならちとばかりわかると思っていたが」

 大体は、分かるが一応説明は聞いておかないとね!特にボケ神のすることだもん!

「ぐぬぅ~。まぁ良い説明しようではないか。
 分かっておるとは思うが魔法には大きく別けて9種の属性がある
 火、水、土、雷、風、毒、闇、光、無属性じゃな
 その中で術者が使える属性も限られてくるわけじゃが
 お主の場合は転生前のクッションタイムで魔法使いといっておったから
 全属性をつけたわけじゃ、
 ちなみにじゃが、全属性を持っておるものはその世界には後6人いるぞ
 いつか会うとは思うから仲良くするんじゃぞ。」

 ハーイ、質問 質問!
 もしかしてその6人て私と同じようにお前のミスで転生させた人?

「聡い子じゃの、そのとおりじゃ」

(ねぇ、やっぱボケ神って間違えじゃ無かったね。)
(セレ姉って人を見抜く力でもあるんじゃない?)
(そうかも!!)

「もしも~し、そこの御二方聞こえておるぞ」

 盗み聞きしてんじゃないよ!ボケ神!!

「ハイ、すみません」

 んで、次!この前レベルアップしたときに
             音がなかったんだけど何で?

「ああ、それはじゃの異世界ライフの雰囲気を壊しても悪いかと思って
 出さなかったのじゃが、欲しいか?」

 あのねぇ、今頃雰囲気を壊さないようにとか言ってんじゃねぇーよ!!
 音がないとレベルアップしたかどうか分からないだろ!

「はい、以後、出すように致します。
           誠に申し訳ございませんでした」

 分かれば宜しい!!
 とそろそろ尋問にも疲れてきたから、後は手紙とか送っといて
 神様メールとかあるんでしょ?
 もう、面倒だからそれで良いよ。

 聞きたいこと箇条書きにして置いてくから。

 ・無属性魔法て何さ?
 ・スキルってどうやって使うのさ?
 ・武器特殊技能って何さ?
 ・あと呪文/呪文製作全開放も意味分かんない。
 ・能力補正って何かメリットあるの?
ウン、以上ねぇ~あと、よろしく~!

(じゃあ、ルノさんや寝ますかね)
(セシさん、そうしましょうか)

 「ちょっとまて、ぜんぶ(クカ~
          ったく、人使いの荒いやつらじゃ」

 はい、と言う事でおはようございます、朝になりました
 『ピコーン ピコーン』

 神様メール的なものが届いてるようですね。

「ほんとに、お前らほど人使いの荒いやつらは初めてじゃ!
 手間を掛けさせるでないわ!!!」

[初っ端から愚痴ですか、自分の立場を理解していないようで
               今度あったら〆て差し上げましょう!!]

 「んで、お前さんの置いていった書置きじゃがの
 まず一つ目、無属性魔法とは何か?
  これは、属性も関係してくるのじゃが
 無属性魔法とはユニーク魔法のことでのイメージ次第で
  どんな物でも出せたり、怪力が発揮できたりと
 まぁ一言で言うと万能魔法的なものじゃな。」

 [と言いますと......冒険のときに出したおやつは
          ユニーク魔法に属すると言うことだね]

 「二つ目のスキルの使い方じゃが、
  これは該当する道具や作業をしたときに意識をすれば
 説明文となって頭の中で読めるはずじゃ
  まぁ、意識をしなくても勝手に動作するがの」

 [これは、パパりんに褒められたのがあながちウソではなく
 スキルの所為だったと言うことになるのね]

 「三つ目、武器特殊技能、これはスキルとかぶる面が多いが
 例えて言うなれば、刀で刺身を作れたり、斧で的当てが出来たりと
  ほかの道具がないときに手元の道具で応用できると言うところかの」

[ふむふむ、ある程度便利な感じだね]

 「四つ目、呪文/呪文製作開放じゃが、呪文全開放と呪文製作開放
 と別々に表示させるのが面倒くさかったからいっぺんに書いての
  まず、呪文全開放じゃが、そちの居る世界で使われている呪文が
 全部使えるということじゃの、もちろん練習は必要じゃがの

 次に、呪文製作開放じゃが、
  そちが今までにない技を作ったときに応用される
 呪文が新しく出来ればそれを他者が使えるようにするか
 自分専用にするかと言うのも選べるぞい」

 [まぁ、結構なチートスキルですこと]

 「最後じゃの五つ目の能力補正じゃ
 これは、そちがレベルアップしたときに能力などが
 十分に発揮できるようにするものじゃの

 ふぅ、やっと終わったわい!迷惑ばかり掛けおって!
                 このじゃじゃ馬娘が!!」

 p.s出来心で書いてしまいました許してくださいセシル様。

 人がいないと思って好き放題書きやがってこのボケ神が!!!
 今度の呼び出しのときに絶対に〆てやる!!!!!

小海あづさ
この作品の作者

小海あづさ

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