──時は、西暦20XX年……。
とある国のミサイル開発の発展と急激な経済的・軍事的台頭により、アメリカ合衆国は『第一列島線の封鎖は、もはや困難である』と判断。三年以内に、日本国内から《全軍を撤退させる》ことを全世界へ向け表明。日本政府は、自衛隊から国防軍へとすでに名称こそ変更していたが。その軍事的脅威に対抗できるだけの装備を備えるには、ついに至らなかった。
その理由としては、国内外からの圧力を受け続け『断行は困難である』と判断、見送しかなかったからだ。日本政府は急ぎ、各・閣僚や専門家を招集し、一つの結論に至る。
それは、《メイドタイプ・ロボット》の全国的完全配備、だったのである……。
この物語は、そんな裏事情も知らない平和な家族の日常を劇的に変えることから始まろうとしていた。
※念のため、追記:この作品は、あくまでもハートフェルトな日常を描く『SFコメディー・ハーレム作品』です。真面目な顔して読んだら損しますよ~。
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