鹿神が取り出したのは
走り書きの様に書かれた
白い紙だった
竹田:あっ!
それは
鹿神:この中に同じ様な噂が
幾つかあったんだ
どれもあの公園に入った時
遊びに来ていた人が
公園の中に入って少し進んだ所で
足が突然動かなくなったとなっている
鹿神:これは竹田君も体験したよね?
竹田:はい・・・でも、
あれはただ遊んで
欲しかっただけなんじゃ
鹿神:いや、
それは翔太君を公園から出す為の口実
竹田:口実って・・・、
嘘だったんですか!?
鹿神:実際はあの砂場に
入らせないようにしていた・・・
かもしれない
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