鹿神:僕は付けなくても見えてるからね
それにまたいつかそれが役に立つ時が来るかもよ?
竹田:そうですか?
じゃあ、
ありがたく頂いておきます
そして鹿神と竹田は墓所を後にした
後日、
田山が警察に自首したとの報道があった
田山は盗みを計画した事
盗みを依頼した泥棒の殺害、
公園での子供殺害を認めた
開けることが出来なかった
ケースの中の金も全額あったという
依頼者であった田山から
振り込まれていた金額は
盗んだ金と比べると
微々たる物だったのだろうが、
竹田にとっては初めて見る大金だった
こうして竹田はたった1日で
摩訶不思議な事を幾つも体験した
しかし、
これから竹田に待ち受けているものは
予測不能な事ばかりであることに
本人は知る由もなかった
case1公園の少年 終
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