そんな時
突如村に霊媒師だと
名乗る青年が村を訪れました
青年は何やら呪文の
様な物を唱えだし
地面からな巨大な大蛇を
呼び出しました
その大蛇は岩へ向かい、
長い体を岩へと巻き付けました
また大蛇は口に大木を咥え、
それを岩の頂上に挿したそうです
そして岩に巻き付いた大蛇は動きを止め
体を石に変えてしまいました
その直後から不思議なことに、
さっきまで動くことすら
出来なかった村人達が、
突如として元気に動き出したそうです
それ以来岩は大蛇がとぐろを巻いている形から
"とぐろ山"と呼ばれるようになり、
頂上の大木は御神木として
祀られるようになりました
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