岩は紫色に怪しく光っていたのだが
竹の子のような岩ではなく
隣にある腰掛けの岩からであった
竹田:うわっ、
何だ?
その異変に気付いていない竹田の腹部からは、
岩と同じ紫色の光が細い線となって出て来た
竹田:な・・・何なんだよ一体!?
光の線は岩に繋がり少し光の大きさが増した
竹田:わっ・・・わわわ・・・
体が・・・
竹田の体は岩に引き寄せられだした
その時
???1:おっと、
未来ある若者にまで
手を掛けるのは止めてくれんか?
竹田を何者かが腕で受け止めた
???2:貴様・・・
また邪魔をするか・・・
???1:まぁ今回は助けられそうだ
腕は竹田と岩を引き離そうとしていた
竹田の目には、
暗闇で何が体を押しているのか見えていなかった
???2:ふんっ、
"繋がり"が弱かったか
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