竹田:・・・あのぉ・・・
よく見えてないんですけど・・・
またずいぶんとおデカいですねぇ・・・
鹿神:よく見てみな・・・人じゃない
竹田:・・・え?
徐々に目が慣れてきた竹田は"それ"が何か
わかってきたと同時に冷や汗が吹き出してきた
竹田:あ・・・あばばば・・・
く・・・くま・・・さん?
それは巨大な人ではなく熊であった
熊:気付いておらんかったのか?
鈍いのぉ・・・
鹿神:まぁ、
それが彼の良い所でもあるんですけどね
竹田:ちょ・・・
ちょっと待って下さい!
何で熊が人の言葉話してるんですか?
て言うか鹿神さん、
何普通に熊と会話してんですか!?
鹿神:だって知ってたもん!
竹田:知ってたもん・・・って、
いつからですか!?
鹿神:山を登ってた時
後を付けられてたの知らなかった?
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