その声と共に地面が再び揺れ始めた
竹田:こ・・・今度は何!?
それと同時に先程まで緑に覆われた岩が青く光り出した
しかも光を発していたのは
鹿神達が今いる山全体からであった
竹田:鹿神さん
これはどうすれば?
鹿神:何もしないよ僕たちは
すぐに終わる
鹿神は妙に落ち着き払っていた
竹田:あぁ・・・もうっ!
この人は!
すると鹿神と竹田も光り出し
それと同時に2人の体が浮き始めた
竹田:俺今・・・浮いてる・・・?
そしてそれはその場にいた者達にも、
同じ事が起きていた
与作:な・・・何だ!?
途端に山全体が高速で回転を始め、
周りの草木が空を舞い
そこから突然電車とも思わせる様な
巨大で長い物が上へ昇り出した
竹田:何・・・何なの?
どうすりゃ良いのコレ?
山は削られる様にみるみる低くなっていった
そしてしばらくして
竹田:・・・・・・・・・
竹田が立っている山だった場所
そこはただの陸地となり、
今まで山があった場所にはまた巨大な穴が空いていた
竹田:これで・・・終わりなんですか?
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