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あらすじ
今日も学校の屋上で一人、ボーっと空を見上げる。
目の先には雲がゆらりと流れていて、風が穏やかな事を僕に伝えていた。
青々とした空と白い雲は、いつだって僕を心地よい時間に誘ってくれる。
そうだ。ルートヴィッヒ・フォン・ベートーヴェンの田園を聴いているかのような。
田舎での生活の思い出を描写したと評されている作品は、Yの心を穏やかな空間へ運んでいった。
今日はいつまでここにいれるだろうか。時間を任せられるくらいここに居たい‥。
そうYはふと思った。
- 作品更新日 :
- 2014-10-13
- 文字数 :
- 3,779
- 閲覧数 :
- 3,110
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