五十年先の長浜観光ガイド‘浜さん‘

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奨励賞

あらすじ

本書は滋賀県の男性の平均寿命が、現在日本一であることにヒントを得て、書いたものである。
 長寿の要因が近江特産の「鮒ずし」にあることを特定して、空想を展開したもので、その舞台を五十年先の長浜市とした。
現在の平均寿命は百三十歳で、人口は百五十万人。主人公の長浜市観光ボランティアガイドは、御年八十八歳、今なお元気に活躍している。
 長浜市に転入を希望している四名のゲストを、市内一日見学に案内する。
JRリニア長浜駅に集合したゲストを、びわ湖岸の新開地から、黒壁のある旧市内の方へ、さらにエアーカーで戦国の館や余呉湖、観音の里へと案内する。そうして最後は歓迎パーティーが開かれ、その席上で思わぬサプライズが起こって会場が盛り上がる。
この物語には二つのテーマがあり、一つはフナーズ菌による身体の健康長寿と、もう一つは観音様の心の利益である。つまり心と体を混ぜ合わせた喜劇小説である。

作品更新日 :
2018-11-27
文字数 :
19,914
閲覧数 :
2,575

目次

横山義淳

横山義淳

プロフィール

みんなの感想 1件のレビュー

  • 古橋 童子

    5.0

    とても面白かった。未来を想像するのはものすごく難しいことだと思っているのでこの作品には驚きと希望を感じた。ユーモアもあり、思いきりの良さが表れていると思った。なんとなく、星新一の作品を思い出させる。長浜は今、とても広く全てを見せるのは大変なので、こういうまとめ方をされたアイデアは素晴らし...いと思った。

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