すると鹿神は
鹿神:とにかく中へ
入ってみましょう
鹿神はその公園の入り口がある方に
向かって行った
竹田も慌ててついて行った
鹿神:ほぅ、
これはまた・・・
鹿神は何かを発見したらしく、
竹田もその場所の異様な姿に目を疑った
そこには確かに公園の
入り口があるのだが、
入口は白いテープの様なもので
無数に縛られていて
中に入ることができなくなっていた
竹田:・・・何ですかこれ?
鹿神:・・・「封紙」
竹田:ふ・・・ふうしぃ?
鹿神:ここに
"ある"ものを閉じこめておく、
いわゆる檻みたいな物だよ
竹田:(・・・タヌキの為にこんな物を?)
鹿神:まぁこれは近くで術者が力を
送り込まない限り効力を発揮しないけどね
そう言って鹿神は
封紙に少し触れた
竹田:・・・術者?
何ですかそれ?
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