そして
ジョキッ!!
鹿神が持っていたハサミが
封紙を切る音がした
すると途端に封紙は
ただの紙の様にヘナヘナと
地面に崩れ落ちた
竹田:・・・あれ?
鹿神さん何をしたんですか?
鹿神:・・・ふぅ・・・、
お婆ちゃん出来ましたよ!
その様子を見ていた
老婆は特に驚く訳でも無く、
少し微笑んでいた
老婆:ふふっ・・・、
まぁこれくらい簡単に
やってもらわないとのぅ
老婆はゆっくりと立ち上がり、
鹿神に近づいてきた
老婆:・・・ほれっ
これがきっと役立つじゃろう
老婆は新聞の切り抜きの様な物を
2枚鹿神に渡してきた
鹿神:これは・・・?
老婆:それをよく調べてみてみぃ
何かがわかるかもしれんぞ
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