伊香時雨(いかしぐれ)

昔むかしのこと。
山々は紅葉に染まり、穏やかな秋晴れの日、山裾の木の陰から一匹の小キツネ。
眺める先には、村の娘が隣村の若者の元に嫁ぐ花嫁行列だった。 
そんな花嫁行列を、小キツネは、大人に成れば人間の娘に成って、白無垢を着て、紅をつけて、馬の背に揺られて、嫁ぐ日が来るのだと信じていて、胸を躍らせ瞳を輝かせ、嬉しさに飛び跳ねながら、山奥に帰って行った。

時は流れ、同じ山裾の木陰に、歳は十四か十六か、それは可愛らしい娘が、昔の様に花嫁行列を眺めていた。
大きく成ったら人間の娘に成れると信じていた、無邪気な小キツネの頃を思い出していたのだろう。

「おまえ・・・?・・ここで何を・・・・?」突然,背後から声がした。
「・・・・・あわわ~・・わ~ア・・・・・」娘は、飛び上がる程驚き振り返ると、若者がすぐ後ろに立っていた。
「・・・驚いたか・・・すまない・・声は掛けて近づいたのだが・・・こんな所で何を・・・・」
「花嫁行列を見ていたのか・・・?・・」
「こんな処から見ていないで 近くに行って 祝ってやれば良いでは無いか・・?・・
「一緒に来い・・連れて行ってやろう・・・」
「・・・・・」娘は下を向いて、黙っていた。
近くの娘では無い様で、若者も初めて見る娘だった。
美しく澄んだ瞳の娘で、向かい合うと、言葉が出ない、黙ったまま暫く時が立つ、

若者は、ただ上を見たり、手に触れる木の葉を摘んで口に運び苦かったのか、” ペッペッペ ” と吐き出した。
そんな若者をを見て、噴き出し笑う娘にその場を救われた。
「なんで・・・?・・このような所に・・・?」
「さん・・・山菜を取りに・・・き・・来ました・・」
「山菜を取りに・・・そうか・・そうだったのか・・・・驚かせて すまなかったな~・・・?」
「その・・詫びの印に・・いま釣って来たこれを・・・」差し出したものは、新鮮な ” ヤマメ ” だった。
娘はこのヤマメを何処で捕って来たのかを知っていたようで。
「明神の滝の辺りには 沢山の魚がいますからね・・・!」
「お前よく知っているな~・・?・・その通り 明神の滝で捕って来た・・・?」
「この辺りの村の者か・・・?」若者の問いに暫く答えをためらっている。
何か訳が有りそうで、気に成りはしたが、年頃の娘が初めて会った男に、『そう簡単に居所を言う筈も無いか・・?。』
そう思うと、当然の事と思い直した。

「俺は 与一と言う あの村の者だ・・・」とその場から見える村を指さした。
「わたしは・・・?・・千代・・・と言います・・村は・・・・」娘は、一言ひと言考えながら言った。
「いやいや・・言い難い事は・・言わ無くても良いんだよ・・・・?・・初めて会ったんだ・・気安く何もかも話す娘は・・ 俺は・・・嫌いだから・・・?」気を使って言った、この言葉が返って娘の口を重くしてしまったようだった。
又、暫く無言のまま向かい合っていたが、
「く・・くら・・暗くなると困るので・・・」お千代が切り出した。
「そ・・そう・・そうか・・・気を付けて・・帰れよ・・・!」
「千代・・お千代・・・また会えるか・・・・?・・」お千代は、与一に背を向けたまま、小さくうなづいた。
「気を付けるんだぞ・・・獣道には猟師が罠を仕掛けている その罠に罹るなよ・・大怪我するからな・・。!!」
 ” 獣道 ” という言葉に、お千代は少し驚いた様子だった。
自分の事を気遣ってくれる、与一の優しさに触れて、悪い人間では無いと思う、お千代だった。

それから、幾度と無く、二人は山で出会った、何時も突然、お千代が現れて、与一は驚きもしたが、何も不思議な事とも思わず、出会えば楽しい時間が流れてた。

冬この伊香の村々は、山も里も雪に覆われて、身動き出来ない程、雪は深い与一は、 ” カンジキ ”(雪の上を歩ける履物)を履き何時もお千代と初めて会った、山の麓に出かけて見たのだが。
お千代の姿は無い、この大雪の中、お千代が現れるとは、思えないが何時もの様に、突然現れる様な気がしたのだが、山の奥からこの場所に、この場所から山の奥に点々と続く足跡、もしかしたらとの思いから、その足跡を見ると。
「・・・・?・・・キツネか・・・?」
その足跡は、この場所に暫く、留まっていたのだろう、幾重にも重なっていた。
「・・・そうだよな~ア・・・・山を越えてお千代がこの場所に・・・・来られる筈が無い・・・・!・・」
男の与一でも、こんなに雪が多いと、山を越える事など出来ない、ましてお千代には無理に決まっている。
この場所に来れば会えるような、気がしたのに。

冬はあまりにも長い。
春は、山桜が咲き、山菜が取れる二人で山菜を摘み仲良く分けた。
夏は、竜神の滝で水遊び、谷川に魚を取り、冷たい水を掛け合った。
秋は、山が紅葉に燃えて、キノコや木の実をを探した、どっちが多く取るか、どっちが大きいか競争した。
春も夏も秋も、あっという間に過ぎて行くのに。

やがて雪が解けて、与一とお千代が合える季節。
だがこの頃、村人たちが与一の事を心配していた。
 与一が、山でキツネと楽しそうに話し込んでいた、と言う噂で心配した、親戚の年寄りが、与一を訪ね。
「・・・与一や・・・お前・・何か話す事はないか・・・・?」
そう問われて、思い付く事は、一つしか無い。
「・・・話す事・・・・・あ・・・」少し照れるが、村の噂に成っているのだと聞くと、少し嬉しいような思いだった。

だが、親戚の年寄りの余りにも心配顔が、気に掛かり、お千代の事では無いのかと、首を捻った。
「話す事・・・何か・・・心配事でも・・・有るのか・・・?」与一は、反対に問い直した。
「村の者の話だ・・・・その話では・・・お・・お前・・キ・・ツネ・・・と・・・」
「・・ナニ・・キツネ・・・が・・どうしたっ・・・て・・・???・・」
「村の者の・・話・・では・・・・」
「村の者の話が・・・なんだ・・キツネが・・・どうしたんだ・・・・・?」
親戚の年寄りは、中々切り出せない、年寄り自身、そんな事が有ろう筈が無いと半信半疑だからである。
「馬鹿な事と・・怒るなよ・・心配しての事だからな~・・・」
「与一・・お前・・山でキツネと・・キツネと日暮しているだろう・・・・?・」
「・・・キツネと・・何を言い出すのかと・・思えば何とばかげた事を・・・」と大笑いの与一で有った。
「山で会っていたのは・・娘だ・・可愛いい娘だ・・・キツネ・・誰がそんな事を・・・ハッハッハッハ・・・」
「・・・そうか・・・娘と・・それを見て・・キツネと言ったのか・そうか・・そうか・・・そうだろうな・・・ハハハ・」
安心したのだろう、笑いながら帰って行った。
与一と娘の姿を見て、可愛いい娘に羨ましさから、キツネと一緒に居たと噂したのだろうと、その場は収まったのだが、その噂が消える事は無く、キツネと一緒に居たところを見たと言う、村人が一人や二人では無く増えて行った。

その噂が鎮まる事は無く、村人たちが与一を見る目も気に成りだした頃。
与一は、お千代の事を考えていた。
・・・そう言えば、お千代は村祭りに誘っても付いて来る事は無かった。
・・・山の麓から里の方に出てくる事は無かった。
・・・村人が何故、お千代の事をキツネと言ったのか。
その訳を与一は知らなかったが、それには、こう言う理由が有った。
山の麓が、キツネが姿を変える事が出来る境目だった。
つまり化けることの許される ” 結界 ” 有った。
キツネが化けた姿は、関わりの無い村人には、キツネの姿にしか見えないので有る。

今度お千代に会った時、思いきつて、訪ねる事にした。

お千代に会うと、とても「お前の正体は キツネなのか・・・」とは、訪ねる事など、とても出来なかった。
「どこか・・・悪いのでは 無いですか・・・?」お千代が訪ねても、耳に届かないのか、何か思い詰めている様な与一に、何か、不吉な思いが、お千代の胸をかすめた。
「病気なら・・・どこが痛いのか・・・教えて・・・?」
「良く効く 薬草を取って来るから・・・・」お千代は、与一の顔を覗き込むように言った。
心配してくれる、お千代の事が愛おしくも思えるのだが、思わず顔を背けてしまうしかなかった。
お千代は、きっと与一の心に、恐れていた事が起こったに違い無い、お千代も又黙り込むしかなかった。
黙ったまま時は過ぎた、
「暗くなるから・・・帰ります・・・・」お千代が、立ち上がった。
「お千代・・・・おまえ・・・お前・・・騙してたのか・・・・!・・」
「エッ・・・・・・・・」
「お千代・・・おまえ・・・キツネなのか・・・!・・・」
「村の者が・・・与一はキツネと 一緒に居る・・そう言っていた・・・」
お千代は、振り向く事無く、与一の言葉を聞いていた。
「お前は・・・人間では無く・・・獣なのか・・・・」
「ケ・モ・ノ・・・・・」この与一の言葉が、お千代の心に突き刺さった。
与一も一瞬、 ” しまった 酷い事を口にしてしまった・・”と思ったのだが、後の祭りで有った。
「ごめんね・・・」そう云うのが精一杯だった。お千代きつねは、草むらに消えて行った。
残された、与一は、その場で泣き崩れた。

それから与一は、お千代の事を、お千代きつねは、与一の事を思いながら、幾日も幾晩も過ぎた。
お千代きつねは、自分を恨んだ、子ぎつねの頃、花嫁を見て、自分も大きく成れば、きれいな着物を着て、赤い紅を付けて、馬に揺られて、お嫁に行くのだ。そう信じていた。
大きく成ったら、キツネはキツネのままだと知る、人間に姿を変えても、それはこの山に居る時だけで、村に入る事は出来ない事も知る。
初めて与一と会った時、名前を聞かれ、” 千代 ”と答えた。
咄嗟の事だった、与一に ” お千代 ” と呼ばれた時、胸が熱く成った。
人間は、名前を呼ばれただけで、『こんなに嬉しい気分に成るのだと』と、与一と会う度に、そんな気分に成った。
・・・自分が悪かったのだ、もしあの時一度だけなら、こんなに悲しい事には成らなかったのに・・・
与一が、「騙していたのか・・・?・・・おまえ・・ケ・モ・ノ・なのか・・・」と言ったのは、みんな自分が悪かった。
騙した事に変わりは無かった。罪悪感が日に日に増していく。

又、数日がた立ち、居ても立っても居られない気持ちに成り、何時も与一と会っていた、場所に縫い式のうちに足が向いていた。
何時もの場所には、与一が、腰かけていた。
思わず、声を掛けかけて、口を両手で抑えた。
今は、キツネの姿で、このまま出るわけにはいかなかった。お千代の姿に代わって、与一の前に出る事も出来ない。
お千代きつねは、そっとクマザサの茂みに姿を隠した。
お千代が見た、与一は、病に侵された様に痩せて見えた。
こんな日が来る事は覚悟していた、それは、あの時に、二度目の夢が破れた。
一度目は、幼い時、大きく成ったら、人間の娘に成れる、そう信じていた、そう信じて、好きな人の元に、お嫁に行ける。

「お千代・・・俺の嫁に成ってくれ・・・・」その言葉を聞いた時、お千代には、覚悟していた、別れの言葉だった。
お千代が人間の娘だったら、どんなに嬉しかっただろう。

これ以上、与一と過ごす事は許されない。許される筈は無い。
その後、今日会ったら、明日会ったら、打ち明けようと思いながら、気不味い日が続いた、騙していると言う、罪悪感が日に日に増した。
与一に「お前は ケモノなのか・・」と言われて、それで良かった、良かったののだ。

・・・・与一さん・・・ご飯は食べてるの・・・・・・涙がこぼれる止めど無く、涙がこぼれる。
・・・・わたしの・・わたしの・・せいで・・・・・・涙が止まらない。
涙を手で拭おうとした時、クマザサに手が触れて、” サササ ”と音がして、与一が、振り返った。
一瞬クマザサに身を沈め、見つからない事を願ってしまう自分が、悲しかった。

雪がちらつき、又長い冬が来る。
雪が積もり、凍てつく様な寒い朝、戸を叩く音がした、風かと思ったが、確かに戸を叩く音がした。
与一が戸を開けると、そこには誰もいない、開けた戸の傍に、イワナが三匹置いて有る。
「お千代だ・・・!!」辺りを見渡しても、白い雪ばかりで、お千代きつねの姿は無い。
” イワナ ”の傍には、小さな足跡が有った。
今、置いたばかりだろうに、その足跡が凍てついている。
・・・この寒い朝に深みにいるだろう・・イワナを・・身を切る様な冷たさの中・・お千代は・・・???・・・
濡れた、足でここまで来たのだろう、足跡を辿って追いかけようとしたが、降り続く雪に足跡が消されて、その上、足を取られて、追い駆ける事も許され無い。
せめて、凍て付いた足跡に、息を吹きかけ、両手で摩った、無駄な事とは解ってはいたが、そうするしか無かった。
「・・・お千代・・・もう一度会おう・・・そして・・そして・・・・」別れようと言う言葉が出無かった。
お千代きつねも又、雪の中、微かに見える、与一の絞り出す様な声が聞こえた様な気がした。

村人たちは、性悪なキツネに化かされて、体を壊すのでは無いかと、与一の事を心配していた。
村人たちは、雪が解けたら、猟師を雇い、 ” キツネ狩り狩り ”をする事にした。

与一がその事を知ったのは、春が来て、何処から来たのか、数人の猟師たちが集まって来た時だった。
村長や村人・猟師たちに、与一は必死に狩りを止めてくれる様に頼み歩いた、が皆、「与一お前のためだ」と聞き入れては、くれなかった。
その夜、
「 お千代・・・逃げろ・・!・・逃げてくれ・・・!!・・明日の朝・・・狩人がやってくる・・・!!」
「何人もの狩人が・・・お前たちを・・・殺しに来る・・・逃げろ~・・逃げてくれ~・・・」
与一は、真っ暗な山々を駆け巡った。
茨の崖をよじ登り、クマザサの生い茂った獣道を与一は、お千代きつねを助ける為に必死で叫びながら、彷徨い続けた。

「ケ~ン・・ケケ~ン・・・・」近くで、キツネの鳴く声がした、
「ケ~~~ン・・ケ~ン・・・」
「・・・・クン~・・ククン~・・・・」
狐たちに与一の叫び声が聞こえたのだろうか、必死の思いが通じたのだろうか、狐たちの鳴く声が次第に遠ざかる。
その声の中は、お千代きつねの悲しそうに鳴く声もした。
その声は、与一と離れる事が無く、近くで聞こえた。
声だけで、与一には、その姿を見る事は無かったが、お千代きつねには、与一の姿が見えていたのだろう。
「頼む・・・・お千代・・頼む 逃げてくれ この山を離れてくれ・・・・!!!!」
絞り出す与一の必死の叫びに、諦めてその鳴き声が消えたのは夜明け前の事だった。

猟師たちが山に向かおうとしていた時、霧雨が降り出し、山の麓が白く煙った。
すると微かに白く煙る霧雨の中に、人影が見える、それも一人や二人では無い、何十人も見えた。
「これはきっとキツネの仕業に違いない・・・?」猟師の長が叫んだ。
キツネは人を化かす者と信じている、猟師と村人は殺気立ち、山の麓へと駆け出したが、霧雨は猟師の火縄銃の火縄の火を消し、火薬を湿らせてしまった。

「あれは・・・?・・・」村の長老がつぶやいた。
猟師たちが鉄砲の火薬を入れ替え、新しい火縄に火を着けようとしていたが、白く煙る山の麓に、馬に乗った ” 白無垢に綿帽子 赤い口紅 ” 花嫁姿のお千代だった。

「あれは・・・花嫁行列だ・・・?」その場に、猟師たちも村人たちも “ 金縛り ” に合った様に、身動き出来ないまま、立ち尽くした。
その花嫁の美しい事、何か悲しげにも見えた。

長い時間、与一とお千代が見つめ合っていた。
どのくらいの時が過ぎたのだろうか、与一が
「お千代・・・・達者で・・・な・・・・」と呟いた。
その与一のつぶやきが聞こえたのだろうか。
目を閉じて、静かにうなずくと、馬が山の方向に顔を向けると、静かに歩き出した。
花嫁行列が、山の中に消えると、上る朝日が鮮やかな虹を描いた。

猟師たちが我に返り、新しい火縄に火を着け、火薬を入れ替えた。
「許してやってくれ・・・・許してやってくれ・・・」長老がつぶやいた。
命がけで、別れを言いに来たのだろう。
猟師たちも、その言葉に、答える様に鉄砲に火薬を入れる事を止めた。

晴れの日この辺りだけに雨が降る。
みんなの幸せを願うこの様に、必ず、虹が出る。
この辺りでは、そんな雨の事を ” 狐の嫁入り ” と呼ぶ者はいない。
そんな雨が降ると、この辺りでは ” 伊香時雨 ” と呼ぶ。

元野 敏
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元野 敏

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