一騎当千の災害殺し

災害を引き起こす化け物、災害因子(カラミティア)。その存在が明らかにされ、早十年。それを殺す職業、魔法師が生まれたことで人類は生き延びてきた。

日本に十二と存在する最高峰の魔法師。その序列第十位として、史上最年少で十二神将となった少年、如月千風(きさらぎ ちかぜ)。彼は国内でもエリートしか入ることの許されない学園へと極秘任務で潜入することになる。

神、悪魔。天使に人間。様々な種族の数多の思惑が交錯するとき、世界は破滅の一途をたどる。

――これは今日を殺して明日を生きる、血塗られた手で必死に前へ進もうとする少年少女の物語。

 それは、氷のように冷たい雨の降る、初夏の出来事だった。
 ゴロゴロと嫌な音を撒き散らす雷雲が空を覆い、真昼なのに不気味なほど暗くて、恐ろしくて……今思い返せば、何かが起こることを暗示していたのかもしれない。
 そんな空を見上げていた僕は、吸い込まれそうな錯覚にとらわれた。めまいがして、喉の方から何かがこみ上げて来そう...

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残酷な表現含む+
作品更新日 :
2018-05-04
文字数 :
20,742
閲覧数 :
221

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紅十字

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