無自覚モンスター

ぼくはクラスメイトの夜沢唯花に違和感を持っていた。彼女はクラスの人気者だけれど、ぼくはできれば関わりたくない、と常々思っていたのだ。
体育の授業中、とんでもない事故が起きる。
ぼくの正体もバレそうだけれど、彼女の正体もやはり……

 バスケットボールの弾む音と床にシューズの底がこすれてたてる鋭い音が体育館に響く。
チーム内で声をかけ合うかったるそうな声が合間にとびかっていた。

「パス回せー」
「今、シュートうてよ」
「あ、やべ入らねー」

 試合に入ってない男子たちは壁ぎわでだらだらとしゃべっている。

「やっぱ4組では夜沢が一番かわいいよな」...

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残酷な表現含む
作品更新日 :
2016-04-29
閲覧数 :
2,429

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神崎 黎

神崎 黎

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