Novel
ショート/短編
追憶のドライブ
- 作者
- OSAMU
片一方の会話劇。 妙齢の女性は、長年連れ添っているであろう男性と 仄暗い雨中にドライブへ。 街中を進行する中で、助手席に座る女性は感慨深く 二人に纏わる過去の想い出を振り返り語り尽くそうとするが、 相手は延々と沈黙を守り気怠く物悲しいドライブは続く……。 分量としては1~2ページ程度のショートショートなので 気軽に読めるのではないかと思います。
テント店だより ー ようこそ鶏足寺へ
- 作者
- 古橋 童子
三度の大型台風に直撃を受けた2018年の鶏足寺の紅葉も、倒木などの被害がありつつ地元の人々の奉仕作業によって整備され、無事、多くの観光客をお迎えすることができた。 もうすぐ紅葉シーズンも終わる。 あきみは今年初めて鶏足寺の近くでテント販売に繰り出した。 そこで見たのは、ただ紅葉を観に来て慌てて帰って行く観光客の姿だった。 もちろんそんな人たちばかりではない。でも、あきみはこの地の素晴らしさが他にもたくさんあることを知っている。 どうすれば観光客の方々に多くの思い出や満足を持って帰って頂けるのだろう。 一生懸命考え悩むあきみなのだった。
鏡湖
- 作者
- 68000
天正11年。江北の地で賤ヶ岳の合戦が起きようとしていた。余呉湖の北に陣を構えた柴田勝家は羽柴秀吉の軍と向かい合い、睨み合ったまま数ヶ月が過ぎようとしている。 そんな中、柴田軍の陣中に呼び寄せられた地元の民の中に、五助という中年男の姿があった。五助は、長浜城を作る時の人柱に、自分の双子の娘のうち一人を差し出したことを後悔していた。双子のうち、もう一人も間もなく亡くしてしまった五助は、勝家が長浜城を落とした暁には、娘の供養のため、小さな祠を城中に作らせて欲しいと願う。 負け戦になるであろうことを感じ取っている老いた勝家は、お市の方の連れ子である浅井家の三人の娘と、五助の娘を心中で重ね合わせてそれを許す。それは五助も同じであり、身の丈に合わぬ申し出をしてしまうのであった。
夢の中
- 作者
- 鯖みそ
とある文芸部の部員たちは顧問のきまぐれにより、長浜で合宿を行うことになった。しかし、スランプ中の里は、夜、パソコンに向かいながら眠ってしまう――。
薄明
- 作者
- いなほかえる
椎名マリエは旅に出た。 受け入れがたい現実と向き合うために、あてのない旅をしていた。 そんなとき、旅路で出会った写真家から一枚の風景写真をもらった。 その写真に写る景色は美しく、マリエはその場所を旅の終着地にすることに決めた。 ―滋賀県長浜市。 そこに写真の場所はあるという。 マリエはバイクを走らせ、一路長浜を目指す。 全てを終わらせるために・・・。
長浜戦国まつり 〜冴えない女子高生が火縄銃で賞金30万円を狙ってみた〜
- 作者
- やのゆい
友山アカネは長浜市に住む女子高生だ。 顔面偏差値はギリギリ50。知力体力は平凡。どこにでもいる冴えない女子高生である。 そんなアカネが祖父から勧められて「長浜市」で行われる「姫武将コンテスト」に出場することになる。 目標は優勝賞金30万円のゲット! しかし、美少女コンテストだと思っていた「姫武将コンテスト」は、技と力を競う戦国バトルだった。 戸惑うアカネだが、ビーム火縄銃を手にとって戦う。 アカネは優勝賞金30万円を手に入れられるのだろうか? ちょっと未来の長浜を舞台にした女子高生の戦いが今、はじまる!
青空の下で
- 作者
- 坂田火魯志
青ビールと青魚の刺身が好きな縹葵に彼女が働いている店の客が勧める食事の楽しみ方はどういったものかというと。
治部と刑部と眠れる城
- 作者
- 江中佑翠
休暇のため、青春の地・長浜を訪れた石田治部(石田三成)と大谷刑部(大谷吉継)。しかし、華やかで活気に満ちている長浜だが、裏ではある奸計に蝕まれていた。二人は姿の見えない敵を追い詰めるため、謎を解き、地を駆け、雅に暴れる! 果たして二人は長浜に平穏を取り戻すことができるのか? 秀吉公が長浜を離れた“その後の長浜”が舞台の娯楽時代小説。 ※2019 4/5 誤字等を修正しました ※2019 11/13 続編「治部と刑部と囚われの船」はこちら https://mira-crea.com/novels/front/nov15733539546608
さよならの前に残酷な表現含む+
- 作者
- 古楽
Twitterで始まりと終わりの一文が決まっていて書く小説で書いたものを記録用に… 「さよならの前に覚えておきたい」で始まり、「ただそれだけだったのにね」で終わる物語 が課題でした。 Twitterなので短編。 僕としては初めて書いた課題でもあります。
モンデクール
- 作者
- いなほかえる
お母さんのお使いで北の大地から長浜にやって来たコロポックルのウパシ。 知らない空をカイツブリで飛び。はじめての街をネズミと駆ける。 故郷とは雰囲気も文化も全く違う土地で、彼女はなにを感じ、なにを思ったのか。 小さなウパシが長浜の街を巡る。のんびり、ほっこりな旅物語。
指先
- 作者
- M子
IT関連に勤める明日香は数ヵ月後に海外に転勤する事が決まりひさしぶりに故郷へ戻る。そこで同級生と再会するがそ中の一人、晴美には事故で障害を持つ大翔と言う息子がいた。指先と瞳しか動かす事が出来ない大翔。献身的に介護をする晴美。しかしその晴美の愛情が思いもよらない事となり…
暇な私は世界を見る
- 作者
- あまね/
世界は愛が溢れているのか、暇な私が思う話
母と兄
- 作者
- 坂田火魯志
月満光は母にどうしても実家の法事に来て欲しいと言われた。光は嫌々その法事に出たのだが。
近代日本経済学
- 作者
- 坂田火魯志
日本の経済学界では今もマルクス主義が強い影響を持っている、野田陽子がそのマルクス主義経済に対して行うことは。自分のカシキャラで書かせてもらいました。
「あの雲に、手が届きそう」
- 作者
- 猫音 みやび
今日も僕は、手を伸ばす。
小話集
- 作者
- 如月厄人
別サイトに載せている小話集です。 お好きにお使いください むしろ何か書いて欲しいものがあったらコメントして欲しいくらいですので、お気軽にどーぞ
部員勧誘に
- 作者
- 坂田火魯志
新入部員の獲得について意見を言い合う歌留多部の面々。その中で玉川早百合が考えだした名案はというと。
彼岸の野に
- 作者
- 朝日奈徹
遠く広がる彼岸花の風景…… それが意味するものとは? ホラーSS。
つれづれ物理部 -recollection- : 1.始まりはここから
- 作者
- 大和時雨
本作品は、別サイトで連載している「つれづれ物理部」の続編 第一話です。興味を持たれた方は以下のURLにアクセスしていただければと思います。感想やアドバイスなども、ぜひよろしくお願いします。 つれづれ物理部: http://blog.livedoor.jp/fo_physics_club-novel/archives/1003882766.html つれづれ物理部 -recollection-: http://blog.livedoor.jp/fo_physics_club-novel/archives/1055597156.html
憧憬正月
- 作者
- あまね/
正月の空気にあてられた男の話
1円で人を殺せるか?
- 作者
- あまね/
何を考えているのかわからないと言われる私が最近考えるのが、1円で人を殺せるかということだ
ニャンコの遠吠え
- 作者
- 夏瀬ムラシ
飼い猫のニャンコは、夜になると遠吠えを始める。 長く奇妙なその遠吠えに興味を持った私は…。 淡々と奇妙な出来事を記す、観察日記風短編。
猟奇的な一発勝負残酷な表現含む+
- 作者
- コルフーニャ
大勢の観衆の中、球場に立たされていたのは九人の死刑囚だった。 そして皆冤罪を謳う者でもあった。所長は冤罪を謳う死刑囚達にある提案をする。 それはもし一打席勝負でアウトを取る事が出来れば、死刑囚の罪は消され、釈放されるという提案だ。 しかしそれは悪魔のような提案でもあった、もし負ければ死刑は直ちに行われる。 果たして元弱小高校のエース平永はこの奇妙な一発勝負に勝つことは出来るのだろうか。
両成敗残酷な表現含む+
- 作者
- コルフーニャ
江戸時代、農民は大根を買いに町に出かけるが、小指を売っている不気味な店を見つける。 面倒に巻き込まれないよう大根を買ってすぐ帰ろうとするも、商人は小指に興味を注ごうとする。 小指に興味がない農民に対しての堪忍袋の緒が切れ、金づちを思い切り突き付けてくるという思わぬ展開に。 農民はどうやって商人の理不尽から逃れられることができるのだろうか。
死体無きモルグ残酷な表現含む+
- 作者
- OSAMU
集団自殺ツアーに参加しながらも死に切れず、医務室で蘇生した主人公。「死体無きモルグ」と通称が付けられたこの部屋の中で明かされる、何者かに由る巨大な陰謀。彼が一命を取り留めた理由は果たして偶然か、必然か……。
電影の森でー新しい古傷ー
- 作者
- OSAMU
VR空間サービス内で繰り広げられる悲喜交々を、抒情性を交えて描写したいと思い立ち上げた新シリーズの一つ。
無自覚モンスター残酷な表現含む
- 作者
- 神崎 黎
ぼくはクラスメイトの夜沢唯花に違和感を持っていた。彼女はクラスの人気者だけれど、ぼくはできれば関わりたくない、と常々思っていたのだ。 体育の授業中、とんでもない事故が起きる。 ぼくの正体もバレそうだけれど、彼女の正体もやはり……
卒業ランナーズハイ
- 作者
- あまね/
卒業式に走る話。
わがままピグマリオン
- 作者
- 夏瀬ムラシ
ユメコは妄想好きな女の子。 ある日、自分の妄想デートの相手にと理想の彼氏を妄想した。 その晩、ユメコの夢にその彼氏が出てきて…。 創作する時にありがち(?)な、自分で書いてて耳の痛い展開です。
もし学校が一杯の牛丼だったら。
- 作者
- あまね/
世界が牛丼だったらと考えてみる話。